目は顔の中でも特に人の印象を左右する部分です。
ここの造りが変わるだけでもまるで別人のようになります。
目と一口に行っても、たとえば瞼が一重か二重か、黒目の大きさ、つり目かたれ目かなど要素はたくさんありますが、重要な要素として挙げられのがまつ毛です。
ビューラーやマスカラでまつ毛の存在感を増させるのも、まつ毛が目の印象の多くを占めているからに他なりません。
メイクでまつ毛をいじるのもいいけど、時間もかかるしわざとらしかなる、それ以上に自然にまつ毛を変化させたい・・・。そんな時に便利なのがマツエクです。
マツエクはやったことのない人には抵抗もあるかもしれませんが、一度やるとその便利さや印象の変化に驚くはずです。
今回はマツエク初心者に向けて、マツエクとはそもそもなんなのか?とくに人気のカールについて重点的にご紹介したいと思います。
さっと読める目次
マツエクってなんなの?知っておきたい基礎知識
「マツエク」は韓国発のまつげメイクの手法で、日本では2003年頃に、人毛のような毛先が細い人工毛が開発されてから、じわじわと流行するようになりました。
今では、その種類やデザインも豊富で技術も進歩し、人工毛のエクステを1本ずつ自まつ毛に装着する手法で、そのナチュラルさと長時間持続の利便性から、人気のまつげメイクとなっています。
マツエクとは?
「マツエク」とは「まつげエクステンション(eyelash extension)」の略称で「まつげエクステ」や「エクステ」とも呼ばれています。
自分のまつげ1本ずつに、人工のまつげ(エクステ)を、「グルー」という強力な専用接着剤で付け足すアイメイク手法です。
つけまつげのように、まぶたの肌に粘着させるのではなく、自分のまつげの延長みたいな感覚なので目元はナチュラル、しかもまつげが長く濃く見えて見栄えします。
また化粧直しするたびに、取り外す(取り外せない)必要がないので、お化粧の時短も図れます。さらに最近では人毛のエクステも多く取り扱われるようになっています。
マツエクはサロンでやってもらうのが一般的
「マツエク」の施術は、マツエク専門サロンや美容サロンなどで行われますが、施術者には美容師の免許取得が義務付けされています。
首から上の顔は美容にとっては重要な部位なので、十分な知識と技術が要求されているのです。
「マツエク」の施術をおこなう美容師は、「アイデザイナー」や「アイリスト」などと呼ばれています。
「マツエク」の施術方法は、自然にカールされた人工毛や人毛のエクステを、自分のまつ毛1本ごとに毛根から1~2 mmの部分にピンポイントで装着させます。
装着には「グルー」と呼ばれる専用の瞬間接着剤を使用します。
装着本数は、個人の好みに応じて両目で数十本~百本以上となり、1本ずつ装着する作業には、緻密さと熟練された技術が要求されます。
最近では1本の自まつげに複数本のエクステを装着する「ボリュームラッシュ」と呼ばれる手法も取り入れられています。
施術時間は、マツエクする本数や美容師の技能によって大きく異なってきますが、熟練で技量の優れたアイリストほど、施術時間も短く仕上がりも良くなるのは当たり前のことです。
マツエクの施術では痛みを伴うことはほとんどないと言われています。
マツエクにはいくつかの種類があります
マツエクの種類はファショナブルなものまで含めて、非常に多様で豊富になってきています。
「長さ」「太さ」「カール(角度)」「カラー」「質感」のバリエーションを自由に組み合わせることで、自分好みにオーダーメイド感覚で装着することができます。
長さと太さ
「長さ」では、「3mm~20mm」まで1mm単位で変わってきます。
また「太さ」では、「0.10mm~0.28mm」まで0.01mm単位で分類され、1本タイプや複数タイプなどがあります。
カラー
「カラー」はもちろんブラックが主体です。
ダークブラウン、ブラウン、そしてブルーやグリーンなど10色以上ものカラーバリエーションを揃えているサロンもあります。
ナチュラルが主流ですが、「カラーエクステ」という色の異なるマツエクも人気のようです。
質感
「質感」は、「シルク」と「ミンク」が主流で、次にポピュラーなのが「セーブル」です。
もちろん本物ではなく「・・・調」という意味の化学繊維などで作られた人工毛で、その違いは柔らかさやつや感などです。
自まつげはとても柔らかいので、エクステの質感もより柔らかい方がナチュラル感を高めます。
最近では「人毛」のエクステや「抗菌」のエクステなども登場しています。
カール
「カール」はカーブ(角度)の緩やかなものから強いものまで、いくつかの種類があります。
呼び名はサロンによって異なる場合があります。
マツエクのカールの種類
マツエクにはカールの具合によってアルファベットの名称がついています。
お店によっては予備名が異なる場合もありますが、一般的にはJカール、Cカール、Dカールなどと呼ばれています。
これらのカールは横から見た時のカールの具合がアルファベットのそれぞれの対応している文字のように見えるためそう呼ばれています。
JカールよりCカール、CカールよりDカールの方がカールの具合が強く見えます。
jカールの特徴
jカールは、最も一般的に使用されているカーブのエクステです。
エクステは様々な種類のカーブがありますが、jカールはのカーブは、まるでアルファベットのjのように、根本から毛先にかけて緩やかな曲線を描いています。
日本人女性の自まつげのカーブにより近く、付けた時の自まつげの負担を軽くすることができるという特徴があります。
人によっては、目尻だけにjカールを付けるなど、他のマツエクと組み合わせて使用することもあります。
どんな仕上がりになる?
jカールは自まつげのカーブに近いため、他のカーブのマツエクよりも仕上がりはナチュラルになります。
普段からメイクが控えめな人やあまり派手な目元にしたくない人は、他のカーブの大きなエクステを付けるよりも、jカールの方が理想の仕上がりになるでしょう。
Jカールのエクステの持ちは?
エクステは、元々生えている自まつげに付けることで固定しています。
エクステが自まつげよりも強くカーブしている場合、自まつげとの接着面が少なくなり、エクステが取れやすくなることがあります。
jカールのカーブは、最も自まつげに近いカーブであるため、強いカーブのエクステよりも接着面が広く、持ちが良いことが知られています。
jカールがおすすめなのはこんな人
二重の人
目がパッチリとしている二重の人は、どんな種類のカーブのエクステでも似合います。
しかし、元々二重で目元がハッキリしている人がマツエクをすることで、仕上がりが思ったよりも派手すぎになってしまう可能性があります。
jカールのマツエクなら、さりげない仕上がりで自然な目元を作り出すことができるので、あまり派手な仕上がりにしたくない二重の人にぴったりです。
ナチュラルな仕上がりにしたい人
マツエクをしたくても、仕事上、あまり派手なマツエクにできない人もいますよね。
普段のメイクがあまり派手ではない人は、マツエクで目元を強調しすぎてしまうと、他のメイクとのバランスが崩れてしまいます。
このように、控えめなマツエクにしたい人は、カーブの緩やかなjカールがおすすめです。
特に、初めてマツエクをする場合は、jカールを最初に試して仕上がりを確認してみるのが良いでしょう。
目尻だけエクステを付けたい人
カーブが自然なjカールは、目尻だけに付けることでタレ目効果を演出することができますよ。
また、目の中央にはカールの強いエクステを、目尻のまつげにはjカールを付けることで、目を長く大きく見せることもできます。
可愛らしさをより強調したい時や、目を大きく見せたい時は、このように他のカールのエクステと組み合わせて使うと良いでしょう。
マツエクの持ちを長くさせたい人
エクステのカールが大きすぎると、自まつげとの接着面が少なくなるため、マツエクの持ちは悪くなってしまいます。
jカールなら、自まつげにしっかりと接着するので、他のカーブのエクステよりも長持ちしやすいという特徴があります。
他のカーブのエクステで持ちが悪いと感じた事がある人は、一度jカールを試してみてはいかがでしょうか。
Cカール
CカールはJカールよりもしっかりと巻き上げられたまつ毛で、イメージとしてはJカールの人がメイク時にビューラーでまつ毛を巻き上げたくらいの巻き具合と言えるでしょう。
Jカールよりはまつ毛の存在感を高めたいという時にオススメです。
特に正面から見るとしっかりとまつ毛が巻き上がることで目が大きく見えるというのも嬉しいポイント。
横から見てもしっかりと存在感のあるまつ毛ですが、コテコテのマツエクという感じもなく、かといって控えめ過ぎない主張のある感じが多くの人に受け入れられるポイントなのかもしれません。
そんなCカールは女の子らしく可愛らしいイメージを演出するのに向いています。パッチリとした存在感のある目元を作り出してくれます。
Dカール
Dカールは別名CCカールとも呼ばれ、Cカールよりもさらにカールがしっかりついていて、横から見ると毛先が真上を向いている存在感のあるカールです。
セクシーでラグジュアリーな雰囲気を漂わせるカールで、まつ毛の存在感もとても強くなります。
目元を最もパッチリと見せてくれるカールで、写真映えすると言われているカールでもあります。
華やかで絵になるまつ毛は日常においては存在感をアピールしたい時に、それ以外にも結婚式やパーティーのような特別な時にスポット的に使うのもオススメです。
ただしカールが強い分ケアをしっかりしていないとすぐにダメになってしまうカールでもありますので、Dカールに挑戦される場合は日頃のケアをより一層を気を付けるようにしたいですね。
エクステで一番人気のカールは?
このようにカールにはいくつかの種類がありますが、それぞれがそれぞれの良さを持っているため一概にどれが良いかは言えません。
人によって、求めるスタイルも違えば似合うカールも異なると思いすからね。
お店においてもどんなスタイルのマツエクを得意とするか、客層がどんな感じなのかによっても人気のカールは異なってくるのではないでしょうか?
そんな中でもやはり人気のあるスタイルというのはあるもので、一般的にはCカールが人気のカールだと言われているようです。
どうせマツエクをするのであればしっかりと存在感をアピールできるまつ毛にしたいけれど、やはりDカールまで行くと少し派手すぎる・・・と考える人が多いのかもしれませんね。
もちろんJカールやDカールも似合う人はいますし、素敵だと思います。最終的に大切なのは自分がどんな雰囲気を演出したいか、ということになるのではないでしょうか?
マツエクの素材や本数はどうやって決める?
マツエクは素材や太さ、本数を変えることで、様々な印象の目にすることができます。
マツエクの素材にはどんなものがあるの?
マツエクの素材には、「シルク」「ミンク」「セーブル」の3種類あり、それぞれに特徴が異なります。
シルク
「シルク」は一番値段が安く、多くのサロンで使用されているエクステです。
質感が固い為、カールが取れにくいという特徴があります。人によってはまつげへの負担や違和感を感じることもあります。
ミンク
「ミンク」はシルクよりも柔らかくしなやかで、より自然な感じに仕上げることができます。
自まつげへの密着度が高く、まつげへのダメージが少ないという特徴があります。
セーブル
「セーブル」は他のエクステよりも柔らかく、ミンクよりも自然な仕上がりになります。
自まつげに一番近い最高級のエクステと言われており、他のエクステよりも高価です。
まつげへの負担が軽いだけではなく、柔らかくて癖が付きにくいため、長持ちするという特徴もあります。
目への違和感なく過ごしたい人や、ナチュラルな目元にしたい人におすすめです。
マツエクの本数はどれくらいがおすすめ?
控えめな印象で、ナチュラルな仕上がりにしたい人は、両目で30~40本を目安にすると良いでしょう。
もっとしっかりと目を強調して、華やかな印象にしたい人は、両目で60~80本付けてみてください。
強力な目力でゴージャスな印象にしたいなら、100~140本付けるとボリュームが出てきます。
エクステの種類や太さによって、同じ本数でも印象が違って見えることがありますので、これらの数値は参考程度に考え、自分で本数を調整しながら仕上げてみてください。
太さやカールなどで違いをだす!!
本数でも大きな違いが出ますが、エクステの太さやカールによっても印象が変わってきます。
エクステの太さは、細いほど優しくふんわりとした仕上がりになりますが、ある程度の本数を付けないとボリュームを出すことができません。
カールの種類にも色々あり、目的に応じて使い分けることもできます。
普段使いなら、カールが弱めで自然に見えるJカールとCカールが人気です。
カールが強いほどパッチリとした印象になりますが、まつげとの接着面が少ない為取れやすいというデメリットもあります。
ナチュラルなマツエクのデザインの選び方
マツエクはデザインが豊富なので、自分の好みに応じてよりファッショナブルにも、より派手にも、そしてよりナチュラルにも自由自在です。しかし日常生活の中では、やはりマツエクの最大の特徴である「ナチュラルな目元」を実現したいです。
自まつ毛と同じ質感のエクステを選ぶ
よりナチュラルに見せるためには、自分のまつ毛により近い質感のエクステを選ぶ必要があります。
質感によって値段も異なりますがアイリストと相談しながら選びましょう。
「人毛」「ミンク」「シルク」の中から、より自まつ毛と同質感のあるエクステを選びましょう。
ナチュラルに見える長さと太さとカールを選ぶ
「長さ」は、短めの「9mm、10mm、11mm」がオススメです。
日本人のまつ毛の長さの平均は「6.8mm」とされています。
まつげの長さにも個人差がありますが、平均的には「9~11mm」の範囲で選ぶとよりナチュラルに仕上げることができます。
「太さ」は、「0.10mm・0.15mm・0.20mm」がオススメですが、自まつ毛の太さに近いエクステを選ぶことで、よりナチュラルにボリュームアップすることができます。
「カール」は、最もナチュラルな「Jカール」または上品で緩やかなカーブを描く「Bカール」を選ぶと、より自然なまつ毛に仕上げてくれます。
ナチュラルに見えると本数(ボリューム)を選ぶ
ナチュラルな本数選びが一番悩むところです。
目の大きさや横幅に関係するので大きく個人差があります。
実際の目の大きさや横幅に照らし合わせてみないと、ここで“何本”だと断定することはできません。
ただ自分のまつ毛の本数以上に装着することはできません。
一般的・平均的なナチュラルで可愛いい目元が作れる本数は、「最低で両目で80本」、「最高で両目で120本まで」とされています。
実際には、個人差がありますので、アイリストと相談しながら「最低両目で80本~最高両目で120本」の範囲で選べば、ナチュラルな目元が実現できる可能性が高いといえます。
マツエクがおすすめな人
マツエクは、
自まつげを長く見せ、ボリュームアップを希望する人
ナチュラルなアイメイク志向派の人
忙しくて化粧の時短がしたい人
外れやすいつけまつげをしている人
マスカラでのまつげメイクが苦手な人
活動的で汗かきの人
スポーツやエクササイズをしている人
すっぴんでもまつげに自信を持ちたい人
と言う人などにおすすめです。
マツエクの美容サロンの選び方
マツエクを専門とする美容サロンは、各地に数多く存在します。
しかしマツエクの施術者には、美容師の免許取得が法律で義務付けられています。
顔の中でも一番目立つ目の部分の美容施術なので、「安全性」が一番です。
美容サロンを選ぶ時には、施術者が美容師免許を取得していることの確認が大切です。
次に、施術者の「技量」の問題です。
施術者の技量は、安全性はもちろん、マツエクの仕上がり状態に影響します。
これはなかなか確かめにくいのですが、お目当てのサロンの口コミ評価などを参考にする方法があります。
また現在行きつけの美容院で訪ねてみるのもひとつの方法です。
美容師免許取得による「安全性」と施術者の「技量」を第一優先に考え、次に「衛生面での清潔さ」や「サービス面の充実」や「施術費の妥当性」なども総合的に考慮して、お目当てのサロンを選ぶことが大切です。
また、マツエクの美容サロンの中には施術方法をお客様に指導して、お客自身が装着する「セルフ方式」を採用するサロンもあるようです。
これは、美容師の無免許業者の規制逃れの抜け道とされ、自分で装着すること自体に危険性があるので注意が必要です。
マツエクを付けた後の注意点
マツエクは一度つけたら一か月ほどは効果が持続しますが、それでもただ放っておくだけでは持ちはありよくありません。
マツエクもしっかりとしたケアが必要なのをご存知でしょうか?マツエクを長持ちさせるための付けた後の注意点をご紹介したいと思います。
濡れたら乾かす
お風呂上りや洗顔後など、日常で顔が濡れる場面は必ずありますが、マツエクの場合はそのような時も付けたままになっています。
しかしマツエク自体は接着剤でくっついているため濡れた後はしっかり乾かすのが大切です。
ポイントは少し遠目から風を当てて、コームなどで型を維持しながら乾かすことです。
メイクが簡略化される分ここは手を抜かないようにしましょう。
美容液を使う
マツエクもまつ毛用の美容液を使うことでツヤや質感を維持できます。
逆にお手入れを怠るとすぐに劣化してしまうんです。しっかりケアしてあげるようにしましょう。
クレンジングに気を付ける
クレンジングは様々なタイプのものが発売されていますが、マツエクをしている時はオイルフリーのアイテムを選んでください。
マツエクをまつ毛に接着しているグルーと呼ばれるものは油分に弱い性質があるので、クレンジングなどでオイルが入っているものをしっかり塗りんで史うと寿命が縮まってしまいます。
オイルフリーのクレンジング剤を用いるようにしましょう。
マツエクにはリペア・修復が可能!
マツエクは、ずれたり取れたりしたときには、リペアや修復が可能です。
時間がたってマツエクが取れかかったりずれたりしてきた時に、また一からマツエクを付け直すのではなく、必要な部分だけを修正するような形でもとの状態に戻すのがリペアをします。
リペアは、お店によっても異なり、綺麗なもの以外は取り外して付け直すお店もあれば、明らかにズレたり外れかけたりしているものだけをピックアップして付け直すお店もあります。
当然料金もそれによって変わってきます。
リペアと混同しがちなマツエクのオフってなに?
マツエクのオフとはマツエクを外すことを指します。
すべてのマツエクを取り除く施術を指して全オフなどと表現することもあります。
リペアを繰り返していくと当然持ちも悪くなりますし、仕上がりにも悪影響が出てきます。衛生面でもあまりよくありません。
そのため一度リペアしたら次は全オフしてまた一から付け直し、そのあとまた一度リペアして・・・というようなサイクルを作るのが良いと言われています。
この辺りは施術してくれるお店の人と相談しながら行うと良いかと思います。
マツエクをリペアした後はどれくらい持つ?
気になるリペアの仕上がりですが、やはり一からつけたものと比べると8~9割程度の完成度になります。
少ししか傷んでいないものなどはそのまま残すわけですから完璧な仕上がりというには難しいですよね。
特にリペアは技術者の力で差が出るとも言われており、うまい人がやるのとそうでないのとでは違うという意見も少なくありません。
担当休みで仕方なく他の人にマツエクのリペアしてもらったけど…下手だった😭
— かな❤︎카나 (@kana__0923) 2016年3月30日
またリペアしたマツエクがどれくらい持つのかというのも気になるところです。
リペアの場合、新しくつけたまつ毛ともともとついていたまつ毛が出てきます。
新しくつけた方は一からつけたものと同様に一か月程度持ちますが、もともとついていた方はすでに一か月程度の時間が経ってしまっているわけですから、早ければ1~2週間で外れてしまいます。
リペアをする際にはその辺りのことも理解した上でお願いするようにしましょう。
セルフマツエク!?自分でマツエクはできるの?
セルフマツエクのメリット
安くマツエクができる
使うエクステの素材や付ける本数によって変わりますが、サロンでマツエクをすると、1回の施術で4500円~8000円程かかります。
一度付けたマツエクは、大体1ヶ月で取れてしまうので、エクステを付けた状態を維持する為には、1ヶ月に1回通う必要があります。
こんなに頻繁にサロンに通うとなると、出費が多くなって大変です。
セルフマツエクなら、サロンに通うよりもずっと安くエクステを付けることができます。
使用するキットの値段にもよりますが、サロンに1回通う値段で、自宅で1年間エクステつけ放題を楽しむことができます。
自分の好きな時にマツエクができる
忙しい時間を調整してサロンに通うのはとても大変です。施術自体は1時間~2時間ほどですが、事前にサロンを予約して、店に行って、自分の番になるまで待って…となると、かなり時間がかかります。
セルフマツエクなら、自分の好きな時にすぐにマツエクができるので、サロンに行く手間を考える必要がありません。
こまめにマツエクが出来る
エクステを付けてから時間が経って、本数が少なくなってきたなと感じたら、すぐにマツエクができるのもセルフマツエクのメリットです。
サロンでこまめにまつげのケアをするのは大変ですが、セルフマツエクなら常にキレイな状態をキープすることができます。
自由にアレンジして理想の仕上がりにできる
エクステの素材や長さ、太さ、カールの度合いなどを組み合わせることで、様々な印象の目元を表現できます。
セルフマツエクなら、理想の目になるように自分で細かく調整できるので、納得のいく仕上がりにすることができます。
ゴージャスな目元にしたり、ナチュラルな目元にするなど、状況に応じて気軽に変化させることができるのもセルフマツエクのメリットです。
セルフマツエクのデメリット
練習が必要
慣れてくれば短時間で上手にできるマツエクですが、最初は難しく感じるかもしれません。
エクステがすぐに取れてしまったり、接着剤の量が多すぎたりと、慣れるまでは色々と失敗もあるかもしれません。
少しずつ練習を重ねて、納得のいく仕上がりになるようにしていきましょう。
トラブルが起こる可能性も
目はデリケートな部分です。人によっては、接着剤が目にしみたり、充血したりする事もあります。
また、使用した薬剤が肌に合わない場合は、まぶたが腫れるなどのアレルギー症状が出る可能性もあります。
もしも、セルフマツエク中に目に何か違和感を感じたら、作業を中断してすぐに専門医に診てもらいましょう。
この症状は、セルフマツエクだけではなく、サロンでの施術でも起こる可能性があります。
セルフマツエクで失敗しないためのポイント
セルフマツエク専用キットを使おう
セルフマツエクをしたい人にぴったりなのが、専用のキットです。
初心者でも簡単にセルフマツエクができるように、エクステの付け方や取り外し方の説明書も付いています。
キットによって内容は様々で、最初から数種類のエクステが入っているものや、自分で長さやカールなどを選べるものもあります。
必要なものを一つ一つ購入するよりも、専用キットを購入した方が、買い忘れもなく値段もお得です。
必要な道具を揃えよう
上手にエクステを付けるためには、必要な道具を揃えることが大切です。
目元を良く見るための拡大鏡や綿棒、まつげ用のコーム、まぶたを固定するサージカルテープ、接着剤を出す容器などです。
専用キットによっては、サージカルテープや接着剤用トレイ、コームなどの道具がセットになっていることもあります。
自分が購入した専用キットの付属品について確認し、足らないものは予め用意しておきましょう。
100円ショップなどを利用すれば、必要な道具を安く買い揃えることができます。
クレンジング剤と水分をしっかり取り除こう
マツエクをする時は、ノーメイクの状態になる必要があります。
メイクなどの汚れを、クレンジング剤で良く落としておきましょう。
クレンジング剤が少しでも残っていると、エクステの接着剤が付きにくくなり、持ちが悪くなってしまいます。
また、クレンジング後に化粧水などの基礎化粧品を付けてしまうと、エクステが剥がれやすくなる原因となるので気をつけましょう。
接着剤は、クレンジング剤だけではなく水との相性も悪いです。
洗顔後や入浴後すぐにセルフマツエクをする場合は、ドライヤーの冷風を当ててまつげを乾かしておきましょう。
マツエクとつけまつげとの違い
「マツエク」と「つけまつげ」との決定的な違いは、マツエクの方が「見た目がナチュラル」と「持続性がずっと長い」と「化粧の時短ができる」の3つが挙げられます。
また「マスカラ」と比較しても、この3つと同じような違いが挙げられます。
マツエクの見た目のナチュラルさ
つけまつげとの違いは、まず見た目のナチュラルさです。
つけまつげでは、根元の接着線がアイラインのように見えて、つけまつげだと分かりやすくなっています。
これに対して、マツエクは、元々生えている自まつげの1本1本に対して人工毛を装着するので、自分のまつげが伸びているようでナチュラルな状態をつくることができます。
マツエクは持続性が長い
つけまつげは、水に弱いので涙や肌の汗や皮脂によって剥がれやすいというデメリットがあります。
これに対してマツエクは、「グルー」という専用の強力な接着剤で装着するので、水や涙や汗にも強く、取れにくいので持続性が長くなります。
ただし自まつげが抜けるとともに同時に外れてしまいます。平均的なマツエクの持続期間は、3~4週間とされています。
マツエクは化粧の時短ができる
つけまつげやマスカラは、毎日の化粧毎に装着やメイクに時間がかかります。
しかしマツエクだと、まつ毛自体のお化粧はする必要がなくなり、アイメイクの時間がかなり短縮できます。
つけまつげと違って化粧落しの時でも外す必要もなく、忙しいOLの方たちにとって、お化粧の時短はとてもありがたく便利です。
人気のカールでマツエクに挑戦してみよう
もしもマツエクを初挑戦しようと思う方、どんなカールにすればいいか決めかねている方はまずはCカールに挑戦してみてはいかがでしょうか。
一度やってみてもう少し落ち着いた雰囲気にしたいと思えばJカールに、もう少し存在感を出したいと思えばDカールにチャレンジしてみるのもアリだと思います。
ぜひとも理想のまつ毛を手に入れてみてくださいね。