赤ちゃんも使えるベビーオイルは、敏感肌の大人にもやさしいアイテム。
実はクレンジングにも使うことができることはご存知でしたか?
普通のクレンジングはかなりお肌に負担がかかってしまい、肌トラブルの原因に…。
しかしベビーオイルのクレンジングならお肌に優しく、しかも角栓も取ることもできます。
ここではベビーオイルのクレンジング方法や、メリットデメリットをお伝えします。
ベビーオイルで赤ちゃん肌を手に入れましょう。
さっと読める目次
ベビーオイルとは?
赤ちゃんも使えるやさしい成分
ベビーオイルは赤ちゃん用に作られたオイル
名前から連想できるように、ベビーオイルは赤ちゃんも使えるオイルです。
赤ちゃんの乾燥肌をやさしく保湿してあげるために作られました。
赤ちゃんが使えるのですから、もちろん敏感肌の人も使えます。
肌への負担が少ないので、赤ちゃんに限らず大人にも人気のオイルです。
アトピーの人も、不純物の少ないベビーオイルであれば使用することが出来ます。
それほどやさしいオイルなのですね。
ベビーオイルの成分は?
有名なジョンソンのベビーオイルは、以下の2種類の成分からできています。
ミネラルオイル
漢字にすると鉱物油。
肌に悪そうな印象ですが、ミネラルオイルそのものがお肌に悪いわけではありません。
これに含まれている不純物が、お肌に悪いのです。
鉱物油がお肌に悪いと言われ始めたのは1970年代から。
この時代はミネラルオイルの精製度が低く、不純物の割合がかなり多かったと思われます。
すると、不純物の影響でお肌が黒ずんだり、荒れたりといったことが起こってしまいます。
現在は精製度が高くなり、純度はほぼ100%のミネラルオイルが使われています。
不純物がないに等しいのですから、当然お肌への影響もないと考えて構いません。
実際、「ベビーオイル」という赤ちゃん用の商品に入っているのに、今までずっと売れ続けています。
赤ちゃんのお肌に影響がないということですね。
酢酸トコフェロール
酢酸トコフェロールは、合成ビタミンEの一種。
人工的に作られたビタミンEです。
ビタミンE同様、お肌の酸化を防いだり(抗酸化作用)、血行を促進させたり(血行促進作用)といった効果をもっています。
その性質から、美容品以外にも育毛剤に使われることがあります。
ベビーオイルでクレンジングするメリット
ベビーオイルなら角栓まで取れる
ベビーオイルは主成分が鉱物油です。
人の肌に浸透しないので、毛穴詰まりの原因になるという説もあります。
しかし正しい使い方をすれば、角栓を取ることも可能なんです。
ベビーオイルでのクレンジングと角栓取りをまとめて行いたいのであれば、まずはお化粧をしっかり落としてから蒸しタオル毛穴を開き、新たにベビーオイルを手に取ってなじませてください。
角栓取りに良いというオリーブオイルよりも、クレンジングと合わせて行える点でベビーオイルが優れています。
ベビーオイルは値段が安い
ベビーオイルはジョンソンという会社のものが有名です。
こちらは300mlでおよそ¥600です。
一方で、通常のクレンジング用品は150mlで¥1,000を超えるものが多いです。
敏感肌用の良いものだと¥2,000以上ということも。
日焼け止めだけささっと落とすときに、このような高いクレンジング用品を使うのはもったいないですよね。
ほんの少しだけ出して使っていませんか?
ベビーオイルなら、安価で大容量ですからもったいぶらずにどんどん使うことが出来ます。
ベビーオイルは全身に使える
通常のクレンジング用品は顔にしか使えません。
一方、ベビーオイルならクレンジング以外にも全身くまなく使うことが出来ます。
足のむくみを解消したい時のマッサージオイルとして。
あるいは乾燥した腕の保湿剤として。
髪の保護にまで使うことができるのです。
もしもベビーオイルにクレンジング・ヘアケア・マッサージオイル・保湿剤など複数の役割を担ってもらえたら、多すぎる化粧品を一気に減らすことが出来ますね。
ベビーオイルはニキビやあせも対策に使えますので、肌トラブルの多い夏には重宝しますよ。
ベビーオイルのクレンジングにデメリットはある?
ベビーオイル自体が落ちにくい?
ベビーオイルはメイクをするすると落としてくれますが、ベビーオイル自体が落ちにくいというデメリットがあります。
とはいえ、ベビーオイルに限らず多くのクレンジング用品は、クレンジングのあとにしっかりと洗顔をしなければ落ちません。
ベビーオイルに限定されたデメリットではないということですね。
ベビーオイルは毛穴に詰まる?
ベビーオイルは角栓を取ることができます。
一方で穴が詰まっている状態で上からベビーオイルを塗ってしまうと、毛穴を塞ぐため肌トラブルの原因になります。
ベビーオイルで皮膚を保護する場合、まずは毛穴の汚れを取ってからにしましょう。
ベビーオイルを使ったマッサージの後に塗れば問題ありません。
ベビーオイルでの正しいクレンジング方法
ベビーオイルクレンジングに必要なもの
ベビーオイルと蒸しタオルです。
蒸しタオルはお湯に浸したタオルでも構いません。
髪をくくるゴムや、ヘアバンドがあればもっといいですね。
ベビーオイルクレンジングの手順
- 1.ポイントメイクを落とす
- ベビーオイルでポイントメイクの部分をくるくるとやさしくなじませて、集中的に落としてください。
- Tゾーンをクレンジングする
- Uゾーンをクレンジングする
- 目の周り・口の周りをクレンジングする
- 蒸しタオルでふき取る
- 洗顔料で落とす
ベビーオイルを使う時の注意点
ベビーオイルはがっつりメイクには向かない
ベビーオイルはクレンジングに使えますが、かといってどんなメイクでもするする落とすことが出来るわけではありません。
ポイントメイクもしっかりとなじませれば落ちるのですが、できれば「ポイントメイク用クレンジング用品」を用意すると、メイクを落とす時間が短縮されます。
ベビーオイルのクレンジングは摩擦しがち
ベビーオイルは専用のクレンジング用品と違い、すぐさまメイクが落ちるわけではありません。
しばらくやさしくなじませる必要があります。
早く落とそうとして摩擦すると、せっかく肌にやさしいベビーオイルを使っているのに、摩擦で肌を痛めてしまいます。
ベビーオイルでクレンジングして美しいお肌を手に入れたいのなら、時間をかけて丁寧にクレンジングしてあげましょう。
ベビーオイルは乳化が肝心!
ベビーオイルでクレンジングする際、他のクレンジング用品同様に乳化させることが大切です。
ぬるま湯でベビーオイルクレンジングをすると次第に白くなってきますから、この白い状態を目指してクレンジングを続けてください。
乳化していないとなかなかメイクが落ちないので、ベビーオイルの状態をしっかり見ましょう。
ベビーオイルはクレンジング以外にも使える!
ベビーオイルにクレンジング以外の役割を持たせよう
ベビーオイルは先ほどもお伝えしたように、クレンジング以外の使用法があります。
例えばベビーオイルの全身マッサージや、髪をしなやかにするヘアケアなど。
ベビーオイルを活用して、お顔以外も美しくなりましょう。
ベビーオイルで全身をマッサージ
ベビーオイルはお肌に優しいので、全身くまなくマッサージできます。
リンパマッサージやむくみ対策、逃避マッサージによるフケ対策など、使い方は様々です。
注意点として、ベビーオイルでマッサージする時には力を入れすぎないようにしてください。
これはどんなマッサージオイルを使っていても共通の気をつけるべき点です。
ベビーオイルでヘアケアをしよう
近年、ベビーオイルで髪の毛をウェットな質感にするのが流行っています。
確かにしばらくは艶やかで健康な髪になるのですが、もしもベビーオイルを落とすためにシャンプーの回数を増やしてしまったら…髪がさらに傷んでしまいます。
ベビーオイルでヘアケアをする際は、椿油の使い方、注意点が参考になります。
椿油はこちらの記事(椿油の選び方やおすすめが知りたい!使用するときの注意点は?)で詳しくご紹介しています。
1滴ずつ手に取って少しずつなじませるのが椿油の使い方ポイントですが、ベビーオイルもほんの少量ずつを髪に馴染ませていってくださいね。
まとめ
ベビーオイルは赤ちゃんの肌用に作られたものですが、今や大人にも大人気の商品。
今回紹介したクレンジング用品としての使い方以外に、驚くほどの使い道があります。
まずはベビーオイルでクレンジングをはじめて、すべすべのお肌を目指しましょう。
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