何事も自発的に行動できるようになりたいけど、なかなか勇気を出せない、恐怖心を抱いてしまうといった方は少なくないのではないでしょうか。
こういったマイナスの感情が湧いてしまった時点で、大抵の場合その先へと進むことができません。
そこで今回は、何事にも自発的に行動できるようになるマインドを伝授いたします。
目の前に、自分が引き受けるべき仕事があっても、「はたして自分にできるのだろうか?
」「本当に自分が引き受けて良いのか?
」といったネガティブな感情が湧いてくるというあなた!
考え方を少し変えるだけでしっかりはじめの一歩が踏み出せるようになるので、ぜひ参考にしてください。
さっと読める目次
自発的行動の必要性
そもそも、なぜ自発的に行動する方が良いのでしょうか?
周りの人から言われたことだけをやっている方が、確実だし何も余計なことを考えなくてすむから、気持ちは楽なような気がしますよね。
ですが、毎度毎度楽な仕事が自分のところに回ってくるというわけではありません。
時には自分にできるのか不安な仕事が回ってきたり、無理難題を言われたりすることもあります。
こんなときに、他人から言われるがままに作業をこなしていることで、精神的に大きなストレスを抱えることになります。
一切自分の意思で行動していないからです。
こういったことが原因で、心身的な病気へと繋がってしまうなんてこともあります。
自分の意思で動くことが大切
ですので、常に「自分の意思」を持つということが重要です。
自ら率先して仕事を引き受けることで、ストレスどころか充実感を持ってその仕事に打ち込むことができます。
仮に他人から指示を受けて行動する場合も、一旦自分の意志による行動に置き換えることを意識してください。
日ごろからそういった意識をもって仕事に取り組んでください。
日々が、人に振り回されないためのトレーニングとなります。
自発的に動くことが、仕事に対するモチベーションやクオリティの向上にも繋がります。
自分に強くなろう
あなたは自分のことを知っていますか?
自分のことを知るということは、自分に強くなるということです。
人生をより充実させるためには自分に強くなる必要があります。
自然と自発的に行動ができるようになるまで、常に自分に鞭を打ってください。
そういった習慣を意識的に身に付けてください。
そして、だれかの満足のために動くのではなく、常に「自分の満足の為に動く」ことを意識してください。
これらのことをイメージし続けることで、反射的に自発的な行動をとれるようになります。
また、自分自身が充実することによって自然と周囲の人に良い影響を与えることができます。
自分にご褒美を与える
自発的に引き受けた仕事を成し遂げた後は、自分にご褒美をあげてください。
頑張った後にご褒美があるのとないのとではモチベーションが大きく変わります。
タスクを完了するごとに、他人からご褒美がもらえたらもちろんそんなに嬉しいことはありませんが、残念ながら世の中それほど甘いものではないですよね。
とはいえ、自分自身ががんばった自分にご褒美を与えることはできるはずです!
例えば…?
どんなご褒美を用意するかは、そのタスクの規模に応じて選んでみてください。
例えばかなり大きな取引を任された場合は、以前から欲しかった車を購入するとか、そこまで大きくなくても仕事の息抜きのためにプレイステーションを買うとか、音楽を楽しむために高性能のヘッドフォンを買うとか、かねてから自分が欲しいなと思っていたものを、ここぞとばかりに購入してください。
「頑張った自分へのご褒美」を必ず設けることによって、次回のタスクが少し楽しみになってきます。
自発的に引き受けた際は+ボーナスなんてのも悪くありません。
ちょっとした工夫を加えることで、さらに自然と自発的な行動ができるようになってきます。
気が付いたころには、仕事終わりの一杯目のビールがご褒美になっていたりします。
意識的にプライドを持とう
自分がやることに、常にプライドを持ってください。
「これは自分が率先してやるべきだ」という使命感の元行動するようにしてみてください。
仕事を引き受けることは案外容易いことです。
あくまで、「仕事と言うのは自発的にやるもの」と自分の中で決めつけてしまいましょう。
最初のうちは、自己暗示のように何度も自分に言い聞かせて奮い立たせていかなければいけませんが、慣れてしまえばこっちのものです。
そこに達成感が乗っかると・・
自己暗示というのはそもそも自分自身をサポートするための行動なので、そこに「達成感」「充実感」といった気持ちが乗っかることでより一層拍車がかかっていきます。
回数をこなしているうちに、やがて無意識に達成感を求めて仕事をこなす自分に気が付くはずです。
仕事に関わらずこういった経験は誰しも一度はしたことがあるのではないでしょうか。
次第にそのコミュニティ内での自分自身のプライドが形成されていき、自発的に行動をすることがスタンダードになっていきます。
失敗をすることは当たり前
自発的に行動することに対して、「面倒くさい」といったこととは別に、「恐怖心」を抱いてしまっている方もいます。
「これを自分が引き受けたらかえって皆に迷惑がかかるのではないか」「ここで自分が発言をしたら場が白けてしまうのではないか」といったネガティブな感情を抱えてしまっているあなた。
ひょっとすると、過去に自発的な行動をした際に苦い思いをしたことがあり、そういった経験がトラウマになっているのかもしれません。
はたまた、行動をしたことが無いにも関わらず臆病になっているかもしれません。
いずれにせよ、行動を起こした後に待っている結果がどうなるのか怖いと感じてしまうんですよね。
ですが、未来のことは言うまでもなく未知のことなので、先がどうなるかなんて断言できる人は一人もいません。
大事なのは進んで失敗をすること
そもそも失敗を恐れているのであればそれは間違いです。
失敗することは事態は何も問題ではありません。
(もちろん誠心誠意で後処理をする必要はありますが…。
)重要なのは「自発的に行動して失敗をすること」です。
失敗を重ねることで始めて経験として蓄積されるので、極端な話「失敗体験をさせてもらうために自分で引き受ける」といった気持ちで仕事を引き受けてみてください。
自発的に仕事を引き受けたり、積極的にコミュニティの輪に加わったりすることに対して悪く思う人はいません。
まずは深く考えすぎずに、自分が「こうするべきなのでは?
」と思うことをぜひ実行してみてください。
ほんの少しの勇気を出す
これまで、どうしても自発的に行動できなかったという人は、何事も率先して行動する人のことが輝いて見えることだと思います。
「なぜあの人はあんなにも自発的に動けるのか?
」「なぜあの人はあんなに人望があるのか?
」
「一方自分は…」とできる人を見て自分とついつい比較してしまって、消極的になってしまうんですよね。
羨ましいと感じるということは、潜在的に自分もああなりたいと感じているということです。
ということは、少しの勇気を出しさえすればそうなることができます。
「なりたい像」が明確になっているのだから。
まず大事なのは、「頭では分かっている今一番自分がすべきこと」をぜひ実践してやってみてください。
はじめの第一歩が大きな車輪を動かすきっかけになります。
はじめの一歩を踏み出すことができれば、「なりたい自分の姿」はもう目の前です。
最後に
自発的に行動を起こすためのポイントについてお話しました。
ぜひこれらを参考に、明日から自発的に行動する自分へと生まれ変わってください!その先にはきっと輝かしい未来が待っています!