今回の記事は、基本的にはすでにポケットWiFiをお持ちの方向けになります。
なぜなら、ポケットWiFiを落とした、傷つけたなどの物理的なトラブルと、どうすればいいかということについてだからです。
もちろん、まだポケットWiFiをお持ちでない方も知識をつけたり、想像してみてどうするか考えてみてもらいたいので、お読みいただけると幸いです。
筆者による実例も含んでいるので、「へえ~電子機器ってこんなものなのか」と理解して頂けるかもしれません。
意外と知られていない対処法などもご紹介しますので、お見逃しなくお願いします。
さっと読める目次
地面に落としてしまった!
一番やってしまいやすいトラブルではないでしょうか。
地面に落としてしまって懸念されるのは、やはり画面が割れてしまっているか否かですよね。
もし落としてしまい、画面が割れていれば、対処も何も修理に出すしかありません。
しかし、修理に出すにしても下調べが超重要です。
いくらぐらいかかるのか?
はもちろん、購入した通信会社以外でも修理してくれるところはないか?
ということです。
契約した通信会社に修理を出すのは一番普通で安全かつ賢明な選択です。
しかしながら、そう簡単に修理に出せない要因がひとつ。
修理費ですね。
ポケットWiFiのみならず、電子機器の修理というと、メーカーによる公式の修理はとにかく高額なものです。
その機器を開発・販売してくれたことには大いに感謝しますが、アフターサービスには不満がありまくりだという方は、きっと多いことでしょう。
そういった面で出てくる別な手段というのが、メーカー以外での非公式の修理です。
スマートフォンなんかが特に多いですが、メーカーの修理費に比べて非公式の業者だと半分以下になったりする、アレです。
もし筆者がポケットWiFiを破損させてしまったら、おそらく後者を取ります。
理由は、修理費が安いから。
というように、あえて非公式の修理を依頼する方も少なくないようです。
しかし、非公式で修理すると、たいていのメーカーは修理を受け付けてくれなくなります。
つまり、「ウチの商品をウチで修理しないで、他業者の手が加わっているなら、責任を持って修理できないから無理。
」というわけで、結構イタいリスクもついてきてしまいます。
というわけで、もし地面に落としての破損をしてしまった時は、すぐにメーカーへ修理を依頼するのが一番安全な対処法です。
水没させてしまった!
これもありがちなトラブルですね。
通信機器が小型化を進め、普及するようになった現代ならではと言えます。
水没というと、機器の中に水が浸入して、何らかの悪影響を及ぼすというもので、少し水がかかったくらいでは、水没とは言いません。
水没の原因で特に多いのが、衣服のポケットに機器を入れっぱなしにし、取り出すのを忘れてそのまま選洗濯してしまうケースや、水の多い場所である川や海の岸付近で機器を使用して、誤って落としてしまうケースなどがあります。
この場合も、メーカーか業者に修理を...という前に、ちょっと待ってください。
自分でもできて、故障が回復・改善する見込みが十分ある対処法があるのです。
それは、ジップロックなどの入れたものを密封できる袋に、米と乾燥材を入れ、そこに電源を切った上で機器を入れるのです。
米はもちろん炊いていないもので、機器をしっかりと覆い隠せる量、乾燥剤も機器を覆い隠せる量が必要です。
多いに越したことはありませんから。
その状態で最低でも3日以上は放置します。
そして3日以上経ってから機器を取り出してみて、起動や動作の確認をします。
水没していた程度が軽く、時間も短ければ短いほど、回復・改善する確率は高いです。
ポケットWiFiではないですが、筆者の場合は20秒ほど水没したiPod touchはほぼ完治した一方、5分近く水没していたiPhone6Sは、熱しながら「シュ~~」というショート音を最後に死亡してしまいました(泣)
筆者が思うに、水没の時間は秒単位でその後の状態が変わってくるので、水没してしまえば一刻も早い機器の救出が不可欠です。
というわけで、水没に関しては自分でも治せる可能性があります。
自分でも治せなければ、そこでようやくメーカーや業者を頼りましょう。
逆に、乾燥を急ぐ以前に、救出後すぐにメーカーや業者に駆け込むという、100%スピード勝負のやり方も、十分機器の回復・改善の可能性がありますので、いざという時はどう動くか、決めておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
電子機器の故障や損傷に関連する内容は、ポケットWiFi意外の機器にも共通していることなので、スマートフォンなどの他の機器も取り上げてお話ししました。
しかし、ポケットWiFiも100%他の機器と同じ故障・損傷の仕方をするとは限らないので、さらにポケットWiFiのもしもの際の情報を集めるといいでしょう。
最終的に言えるのは、壊してしまわないように注意するのが一番の対処法ですから、どのように注意をしていくべきかも事前に考えましょう。