見よう見真似の自己流メイクをしていて、「本当にこの方法で良いのかな」「もっと綺麗に見せる方法はあるのかな」と悩むことはありませんか?メイクは基本がとても大事です。基本的な手順を理解し、ベースメイクの方法をマスターすることができれば、もう大丈夫。晴れてメイク初心者から卒業です!メイクに慣れている人でも一度初心に戻って、基本的な手順を確認してみてくださいね。
さっと読める目次
まずはメイクの順番を理解しよう
メイクの順番と、それぞれの化粧品の役割を確認してみましょう。
その1:洗顔
メイクの前に洗顔で顔の汚れをしっかり落としておきましょう。洗顔することで、顔の余分な油分やゴミを取り除くことができますし、肌に潤いを与えることができます。表面を綺麗にすることは、メイク崩れを防ぐことにも繋がります。
その2:ベースメイク(化粧下地+ファンデーション)
洗顔後、化粧水や乳液などで顔を整えた後に、ベースメイクを行いましょう。化粧が綺麗に見えるかどうかは、ベースメイクに左右されると言っても良いでしょう。ベースメイクをすることでお肌の表面を滑らかにして、顔全体を均一な色にします。日焼け止め効果のある化粧下地を使えば、メイクをしながら紫外線からお肌を守ってくれますよ。
その3:眉
髪の毛の色に合うように、眉の色を選びましょう。綺麗な眉にするためには、眉頭、眉山、眉尻の3部分に眉を分け、それぞれの位置をしっかり決めてから描き始めましょう。最初に眉山から眉尻にかけて描き、その後眉頭から眉山にかけて描くとナチュラルな仕上がりになります。
その4:アイメイク
肌になじみやすい、ブラウン系やベージュ系のアイシャドウを使うと、自然で落ち着いたメイクになります。立体的に見せるために、ハイライトカラー、ミディアムカラー、メインカラーの3つの塗り方を理解しておきましょう。アイホール全体にハイライトカラーを乗せ、その後まぶたの際に細くメインカラーを乗せます。最後に、ミディアムカラーをメインカラーの上に乗せ、まぶた全体で綺麗なグラデーションになるようになじませましょう。
その5:チーク、口紅
頬の血色を良くして健康な印象を与えるチークは、顔全体の立体感も生み出してくれます。チークの色や頬に乗せる部分を変えるだけで、可愛い印象や大人らしい印象など、様々な顔を表現することができます。唇もまた、顔の印象に大きな影響を与える部分です。口紅を塗ると、より女性らしさが際立って美しく見せることができますよ。リップライナーやリップブラシを使うと、より綺麗に塗ることができます。
メイクで必要な道具を揃えよう
まずは、必要な道具を揃えてみましょう。お気に入りの道具を揃えれば、メイクがますます楽しくなります。
化粧下地
化粧下地は、肌の表面を滑らかにして、メイクの仕上がりを綺麗に見せてくれるアイテムです。化粧下地で肌の赤みを押さえたり、顔全体の色を均一にしておかないと、ファンデーションを塗っても肌を美しく見せることはできません。おすすめ化粧下地は、肌の色をコントロールして美しく見せてくれるCCクリームです。UVケア成分も入っているので、紫外線から肌を守りつつ、肌のくすみや色ムラを綺麗に見せてくれますよ。
ファンデーション
肌を美しく見せるファンデーションには、パウダータイプとリキッドタイプ、クリームタイプの3つの種類があります。
タイプによる特徴は
パウダータイプのファンデーションは、手軽に塗りやすいのが特徴です。化粧直しがしやすく、顔の皮脂を押さえてくれるという特徴があります。リキッドタイプとクリームタイプのファンデーションは、乾燥しがちな肌に潤いを与え、毛穴の奥までしっかり入るのでカバー力が強く、更に化粧が崩れにくいという特徴があります。自分の肌質や、季節による空気の乾燥などに合わせて、自分に合ったタイプのファンデーションを使いましょう。
ファンデーションの選び方は
ファンデーションを選ぶ時は、自分の顔と首の色にきちんとなじむ色を選ぶことが大切です。しっかり比較して自分に合う色を選ばないと、塗った時に不自然に見えてしまいます。
アイシャドウ
様々な種類のアイシャドウが売られていますが、初心者の場合は数種類の色がセットになっているアイシャドウがおすすめです。セットに入っているそれぞれの色を、メーカーの説明通りに目元に乗せてみるだけで、簡単にメイクが完成します。単色のアイシャドウもありますが、自分で組み合わせて購入するのはなかなか大変です。赤系や青系、茶色系など、アイシャドウの色を変えるだけで顔の雰囲気がかなり変化します。自分にはどの色が似合うのか迷ったら、販売スタッフに相談してみましょう。
マスカラ
まつげを濃くして目を大きく見せてくれるのがマスカラです。まつげのボリュームを出すタイプや、配合している細かい繊維でまつげを長く見せるタイプなど、マスカラの種類は様々です。自分の理想とする目元にぴったりのマスカラを選んでみましょう。まつげの見せ方以外にも、お湯で簡単に落ちるタイプのものや、ウォータープルーフタイプのものもあります。
アイブロウ
パウダータイプのアイブロウと、ペンシルタイプのアイブロウがあります。眉毛の印象を柔らかくしたい場合はパウダータイプを、キリッとさせて意志の強い印象にしたいのであれば、ペンシルタイプのアイブロウを選びましょう。初心者には、自分で色を調整できるパウダータイプがおすすめです。2色または3色のパウダーがセットになっているアイブロウであれば、自分に合わせて色を調整することができます。
チーク
顔の血色を良くして、可愛らしい雰囲気を出してくれるのがチークです。クリームタイプのチークもありますが、初心者の場合はパウダータイプのチークが良いでしょう。パウダータイプであれば、簡単にふわっと付けることができますし、チークの付け過ぎを防ぐこともできます。どのようなタイプのチークであれ、自分の肌に合う色を選ぶことが大切です。迷ったら、日本人の肌に合いやすいピンク系のチークを選んでみましょう。1色ではなく、複数の色のチークがセットになっているものであれば、自分で色味を調整することができて便利です。
口紅
女性らしさを一気に出してくれるのが口紅です。塗る時は、リップブラシを使って、輪郭からはみ出さないように注意しながら塗りましょう。塗った後に乾いたティッシュを軽く唇に当て、余分な口紅を取り除いてみましょう。この一手間で自然な仕上がりになりますし、唇のシワにもきっちりと口紅が入り込むので、落ちにくくなります。口紅には、レッド系やオレンジ系など様々な色がありますが、迷った場合は肌の色に合いやすいピンク系の口紅を選ぶと良いでしょう。口紅を塗る前に、リップで唇の下地をきちんと作ってから塗ると、そのまま口紅を塗るよりも綺麗に見せることができますし、ナチュラルな仕上がりになります。もっと綺麗に見せたい場合は、リップライナーで輪郭をなぞってから口紅を塗りましょう。
ビューラー
まつげをカーブさせて、目を大きく見せるのがビューラーです。まつげの先端まで綺麗にカーブさせるコツは、根元からしっかり上に上げることです。根本から先端まで、数回に分けてビューラーで挟み、綺麗なカーブになるようにしましょう。力の入れ具合は、根本は弱く、そして先端に向かって強くなるようにすると綺麗になります。ビューラーでしっかりカーブさせたら、マスカラを塗ってください。
ベースメイクの手順をマスターしよう
ベースメイクの手順についてマスターしておきましょう。
まずは洗顔から
まず最初に、洗顔をしてお肌の油汚れや毛穴の汚れなどを綺麗に落とします。洗顔後は、化粧水や乳液などの基礎化粧品でお肌を整えましょう。このとき、しっかりとお肌に水分を与えることが大事です。
化粧下地
次に、日焼け止めを塗り、化粧下地を塗ります。化粧下地は、肌の色ムラを押さえて表面を滑らかに整えてくれるので、次に塗るファンデーションのノリが良くなり、肌を綺麗に見せることができます。
ファンデーションとフェイスパウダー
化粧下地を塗り終わったら、次はファンデーションです。パウダーファンデーションであれば肌表面に薄く伸ばして終了しますが、リキッドファンデーションを使用する場合は、仕上げにフェイスパウダーを使用しましょう。フェイスパウダーを使うことで透明感も出ますし、肌の油っぽさをを押さえてサラッとしたお肌にしてくれます。
メイクの方法を動画で確認しよう
それでは、動画でメイクの方法を確認してみましょう。
ベースメイク編
効果的なベースメイクの方法について、プロが分かりやすく解説しています。綺麗に見せるポイントなど、字幕で確認することができます。
キュートでかわいいメイク編
こちらも、プロによるメイクの解説動画です。キュートで可愛く見せる為のメイク方法を解説しています。
基本を押さえたら、自分なりの化粧を楽しもう!
メイクに必要な道具を揃えて、ベースメイクまで出来たらもう化粧はほぼ完成です。眉毛や目元、唇、そしてチークは、自分の好みに合わせて色々と工夫してみると良いでしょう。色合いを変えてみたらり、別のメーカーの商品を試してみたりと、色々と楽しみながらメイクすることができますよ。慣れるまでは大変かもしれませんが、基本をきちんと理解できたなら、あとは自分らしさをいかにして表現するかを考えてみましょう。アドバイスが欲しくなったら、プロに聞いてみるのも一つの方法です。デパートのメイク売り場の販売員に相談するのも良いですし、メイク講座を受けてみるのも一つの方法ですね。楽しみながらのメイクで、自分らしさを表現してみましょう!