突然ですが、“表情筋”という筋肉についてご存知ですか?普段あまり気にすることはないかもしれない筋肉ですが、鍛えることによって様々なメリットがあるんです!
今回は、表情筋を鍛えることによるメリットや具体的な鍛え方について、詳しくご紹介したいと思います。
さっと読める目次
表情筋とは
表情筋とは、顔の筋肉を作る筋肉のことを指します。
人は、話をしたり喜怒哀楽を表現したりするときに、口を大きく動かしたり表情を作ったりしますよね。その時に使うのがまさに表情筋です!
表情筋と一口に言ってもその筋肉は一つではなく、部位ごとに以下のような名称があります。
・前頭筋…眉毛の上あたりにある筋肉
・眼輪筋…目の周りにある筋肉
・頬筋…上下の顎から口角に向かって伸びている筋肉
・口輪筋…口の周りにある筋肉
・オトガイ筋…唇の下にある筋肉
日常生活の中でこれらの筋肉はあまり使われることはなく、何も気にせずにいると衰えてしまいがちです。
例えば、口や目などは自分で意識して動かしやすいパーツですが、普段はほとんどの人が最小限の動きで抑えてしまっているのではないでしょうか?
話しているときに顔がどこかひきつっているように感じるのは、普段から表情筋をふんだんに使っておらず、筋肉がこわばってしまっている証拠なんです。
逆に、表情が豊かな人というのは普段から表情筋を目一杯動かしているため、見た目年齢が若く見える人が多いと言われています。
そんな見た目年齢を左右する表情筋ですが、すでに衰えてしまっているという人も安心してください。日常的に表情筋を鍛えることを意識したり、トレーニングするだけできちんと効果は表れてきますよ。
表情筋が衰えるとどうなる?
表情筋が衰えるとあらわれる様々な症状をご紹介します。
顔の表情が乏しくなる
表情筋が衰えるとまず感じるのは、表情の乏しさです。最もわかりやすいのは口輪筋の衰えによるものでしょう。
口輪筋が衰えている人には、口角が下がっている人が多いです。ほうれい線の原因にもなりますので、それだけで見た目年齢が大幅に上昇してしまいますよね。
また、いざ表情を作ろうとしたときに、顔全体の筋肉がうまく使えないということも考えられます。表情の中で一番美しいとされる笑顔が、表情筋の衰えのせいでうまく作れなくなってしまうのはとてももったいないですよね。
しわやたるみ、毛穴が目立つようになる
顔表面の皮膚をしっかりと支えるはずの筋肉が衰えてしまうと、それに伴い皮膚もたるんでしわの原因になってしまうこともあります。また、肌のハリがなくなってしまうということなので、キュッと引き締まっていたはずの毛穴も肌のたるみにより目立つようになってしまいます。
発音がうまくしにくくなる
そもそも日本語は、英語などに比べるとあまり口を開けてしゃべらないですよね。それに加えて、しゃべる機会が少なかったりいつも無表情でいたりすると、口の周りの口輪筋がどんどん衰えてしまいます。
口輪筋が衰えると滑舌が悪くなると言われており、その結果さらにしゃべる機会が減るという悪循環に陥ってしまう可能性もあります。
表情筋を鍛えることによるメリット
表情筋を鍛えることによって得られるメリットについてご紹介します。
表情が豊かになる
一番のメリットは、やはり表情が豊かになることではないでしょうか。普段から意識して表情筋を動かすことで表情がぱっと明るくなり、周りからも明るく見られるはずです。
無表情な人よりも、表情がコロコロ変わる人のほうが話していて楽しいですよね。
しわやたるみ、毛穴の目立ちを改善できる
表情筋の衰えによってたるみやしわを生み出していた皮膚は、表情筋をきちんと鍛えることによって目立たなくすることができます。もちろん、表情筋は加齢によっても衰退するため一概に改善できるとは言いきれませんが、少なくとも見た目年齢は引き下げられるでしょう。
小顔になる
表情筋が衰えている状態というのは、同時に顔がたるんだりむくんだりしていることも考えられます。そのため、表情筋を鍛えれば多少のリフトアップは期待できる可能性があります。
顔の大きさで悩んでいる人は、実は表情筋の衰えが原因かもしれませんよ。
表情筋の鍛え方
表情筋を鍛えるおすすめの方法を部位ごとにご紹介します。
前頭筋
前頭筋は、簡単に言えば眉を上げ下げすることで鍛えることができます。ただし普通に眉の上げ下げをするだけだと、おでこに横ジワがついてしまうおそれがありますので、おでこに手のひらを当ててから上げ下げするようにすると良いでしょう。上げたままの状態で数秒キープするようにすると、筋肉が使われているのが良くわかると思います。
眼輪筋
眼輪筋のトレーニングは、“目をぎゅっと瞑ってぱっと開く”、これを5秒ごとに行うという簡単な方法があります。また、大きく目を見開いて∞の字を書くようにくるくると回すのも効果的です。
眼輪筋が衰えているとまぶたなどのたるみにより目が小さく見えてしまっている人が多いのですが、トレーニングをすることによってパッチリ目になったという人も多いんですよ。
頬筋
口を思い切り突き出し“お”の形にしたまま下に下げ、同時に頬を上に上げていきます。この動きをゆっくりと10回ほど行うだけで、頬のあたりがぽかぽかしてるのを感じることができると思います。はじめのうちは難しいと思うので、鏡を見ながらやってみましょう。
口輪筋
舌回し運動
口輪筋を鍛えるには、舌回し運動というものがおすすめです。やり方は、歯の表側に舌を添えてぐるっと回すだけです。簡単そうに見えますがやってみると意外と疲れるので、回数やペースは自分ができる範囲でかまいません。はじめのうちは10回でもへとへとになるかもしれませんが、ずっと続けていると何回もできるようになるはずです。
口笛
実は、口笛を吹くだけでも口輪筋は効率的に鍛えることができるんです。うまく吹けない人は、吹く練習やマネでも大丈夫です。
この方法であれば、楽しみながらトレーニングできそうですね。
口角を上げて笑う
鏡を用意して、笑顔を作ってみましょう。ただ笑えばいいだけでなく、口角をできるだけ上げることが大切です。口角を上げて笑うことを習慣づけるだけで、綺麗な笑顔を癖づけることができます。歯を見せて笑ったり、口を閉じながら笑ったりと、工夫しながらやってみましょう。
オトガイ筋
オトガイ筋を鍛えると、二重あごの防止になります。やり方は簡単で、ゆっくりと真上を向いて下唇を突き出すだけです。3秒ほど維持したらゆっくり戻す、この流れを何セットか繰り返してみましょう。顎を痛めないように注意してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
表情筋は、普段から意識して使っていないとどんどん衰えてしまう筋肉です。
現在ではデスクワークが増えたことからも、表情筋が衰えている人が増えていると言われています。
日常会話の中で積極的に表情筋を動かすことができれば一番なのですが、そんな機会がない人も多いですよね。
でも、誰かとしゃべらなくても、自分ひとりでこっそりと鍛えることもできるんです。
部位ごとに適したトレーニング方法があるので、普段あまり使えていないなと思う筋肉をどんどんトレーニングで動かしてみてください。はじめのうちは疲れを感じると思いますが、それも効いている証拠です。
表情の中でも特に大事にしてほしいのが、笑顔です。何も意識していなくても口角が上がっている状態が最もベストで、歯を見せて思い切り笑う時もしっかりと口角が上がっている笑顔が一番きれいな表情です。
表情筋を鍛えれば、表情だけでなく心も明るくなりますよ。
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