“引き寄せの法則”という言葉を一度は聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
実際の体験談などを見てみると、正直「本当?
」という感じもありますが、効果を実感している人が多いのも事実です。
今回は、引き寄せの法則について詳しくご紹介していきたいと思います。
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さっと読める目次
引き寄せの法則とは?
引き寄せの法則とは、自分が具体的に思い描いたものを引き寄せることができる法則のことです。
一時期テレビなどでも大きく取り上げられたことから、世間ではブームをも引き起こしました。
この引き寄せの法則について初めて耳にした人は、「胡散臭い…」と感じるかもしれません。
それもそのはず、引き寄せの法則は実は科学的根拠のあるものではないのです。
しかし、書籍やネットなどでは実際に効果があった、という人の声が溢れています。
そもそも引き寄せの法則というものが有名になる以前から、物事は「気の持ちよう」であるという考えは当然のようにありました。
ことわざや四字熟語にもそれが垣間見えるものがいくつかありますよね。
したがって、引き寄せの法則とは何も特別なことではなく、ある意味当然なこととも捉えることができます。
「願えば叶う、願わなければ叶わない」ということです。
「引き寄せの法則を信じていたら諦めていたものが叶った!」という声も多くありますが、それは引き寄せの法則のおかげというよりかは、無意識のうちに叶えるための行動や努力をしていたから、というのが正しいとも言えるかもしれません。
逆に言えば、願いを思い浮かべるだけで何も行動を起こさなければ、叶うものも叶わないということです。
引き寄せの法則のやり方は?
引き寄せの法則を実行するにあたってまず大切なのは、願望を具体的にイメージすることです。
この時の注意点としては、なるべくポジティブな願望をイメージすること。
例えばもしも「○○をやめたい」と願えば、「○○をやめたい気持ち」をさらに引き寄せてしまい、余計にネガティブな気持ちになってしまいかねません。
願うのであれば、ポジティブな方向で「どうなりたいか」「何を手に入れたいか」を願うのがポイントです。
ここで具体的な願いをイメージできるかどうかが物事を引き寄せられるかどうかを左右します。
次に大切なのが、自分で決めた願望を決して疑わないことです。
引き寄せの法則は、一見叶いそうにないような願いも叶えられたという成功談が多いですよね。
そんな人達は皆、自分の願いを最後まで信じて疑わなかった人達です。
ポジティブで大きな願いを設定したとしても、「どうせ叶いっこないよな…」と少しでも思うと願望の実現は遠ざかってしまいます。
本当に叶えるためには、願いが叶った将来の自分をイメージしながら「絶対に叶う」と思い続けることです。
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引き寄せの法則を成功させるコツ
引き寄せの法則を成功させるためには、以下のような点に気をつけてみましょう。
常にポジティブでいること
自分の願いを叶えるためには、「願いが叶って幸せな自分」を常にイメージしておくことが大切になります。
幸せ=ポジティブとも言えますから、そこにネガティブ思考が割り込んでしまってはせっかく叶いそうな願いも叶わなくなってしまいます。
叶うと思ったら叶うし、叶わないと思ったら叶わないということです。
現状に満足していない人にとっては、ポジティブになるのが難しいという場合もあるかもしれません。
心の底からポジティブになるのは無理という時には、ポジティブな“フリ”をしてみましょう。
難しく感じるかもしれませんが、やってみると意外と気の持ちようであることが分かると思います。
ポジティブであるフリをしているだけで、徐々に本当にポジティブな思考になるということもあるのです。
ネガティブ思考になる暇がないくらいポジティブでいることを意識すれば、願いが叶う日もそう遠くはないはずです。
自分以外のせいにしない
引き寄せの法則を実践する以上、良いことも悪いことも全て自分が引き寄せたものである、ということを理解しておきましょう。
悪いことが引き寄せられたり願いが叶わなかったからといって、自分以外の誰かのせいにしてはいけません。
人のせいにするというのは、引き寄せの法則でなくても決して褒められたものではありません。
自分の価値を下げてしまうのと同時に、ネガティブな気分になってしまいますよね。
都合が悪いと人のせいにする、という習慣を続けていては、叶う願いも叶わなくなってしまいます。
自分の未来は、自分で決めるものであって人に左右されるものではありません。
それを胸に置いておきましょう。
すぐに諦めない
引き寄せの法則とは言っても、成功すれば願ったことがすぐに叶うというわけではありません。
願いによっては、多くの時間が必要なものもありますよね。
そのため、「何日かやってみたけど全然効果がなかったから諦めた」というのはもったいないとしか言えません。
石の上にも三年というように、引き寄せの法則にもある程度の辛抱が必要なのです。
複数の願望があったとするならば、遅れたころに同時に叶うということもあるかもしれません。
引き寄せの法則に失敗する理由とは?
引き寄せの法則を実践しているものの、なかなか成功しないという方も多いかもしれません。
そんな方は、以下のような点に当てはまっていないか確認してみてください。
本当の願望ではない
表向きでは願っていることでも、潜在意識では本当の願望として捉えていない可能性があります。
仕方なく願っているものだったり、ただの見栄だったりするとそれは本心ではないということになるので、「心の底から願う」ということは不可能になります。
また、自分自身で願望の持ち方を間違えているという可能性もあります。
例えば、「結婚したい」「自分の好みの異性と出会いたい」という2つの願望を比べると、成功のルートは1つに限られませんよね。
前者の場合、大して好きでもない人と結婚する可能性も含まれています。
この例で言うと、自分は果たして結婚したいのか、それとも好みの異性と出会いたいのかを明確にする必要があります。
好みの異性と出会いたいにも関わらず「結婚したい」と願ってしまっては、それが辿り着く先は成功とは言えません。
願望に対して疑いを持っている
自分の意識では叶うと信じて疑っていないと思っていても、潜在意識もそうであるとは限りません。
引き寄せの法則を成功させるためには、潜在意識から根こそぎ変える必要があるのです。
潜在意識を変える方法は簡単で、ネガティブな感情を捨てるだけです。
最も効果的なのは、寝る前にそれを実践することです。
眠りにつく前にネガティブな考えの一切を排除し、逆にポジティブなことを考えることで潜在意識を変えやすくなります。
潜在意識だけでなく、ポジティブな気分で眠ることができたら、寝起きの気分も良くなりそうではありませんか?
人と比較する願望を持たない
「○○さんより○○ができるようになりたい」などというように、人と比較して初めて成功となるような願望は願望としておすすめできません。
他人次第でコントロールされる願望は自分で引き寄せることが難しいだけでなく、どうしてもネガティブな感情をも引き連れてしまう可能性があるためです。
願望はあくまでも自分一人の努力により叶えることができるものとしましょう。
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最後に
引き寄せの法則は、正しい方法で行えば相応の結果が期待できる法則です。
注意すべきなのは、強く願ったからといって何もせずにそれが叶う、ということではないことです。
潜在意識から変えて、叶えるために実際に行動するのはあくまでも自分自身。
願望を持つということだけにとらわれず、ポジティブな行動を心がけるべきということを忘れないようにしましょう。