腰痛持ちの方必見!今回は、腰痛改善が期待できる、腰痛マットレスの選び方をご紹介します。
腰痛持ちの方の中でも、特に起床時に腰が痛む方はいませんか?
それは、就寝時に使用しているマットレスが、身体に合っていないのかもしれません。
マットレスを替えようと思っても、様々なメーカーから販売されており、どのようなものを選べばいいか迷いますよね。
そこで今回は、マットレスを選ぶ際の6つのポイントと、数あるマットレスの中から、おすすめの商品も厳選してみました。
日頃から腰痛に悩む方、マットレス購入を考えている方は、是非参考にしてくださいね。
さっと読める目次
腰痛マットレスの選び方
体圧分散機能に優れていること
腰痛マットレスを選ぶ際のポイントの1つ目は、体圧分散機能です。
体圧分散とは、身体にかかる圧力を分散させること。
これができていないと、腰などに圧力が集中し、負担がかかると言われています。
低反発よりも高反発
最近ではウレタン素材のマットレスが非常に人気です。高反発マットレスや低反発マットレスがありますが、それぞれにメリット、デメリットがあるために注意が必要です。
低反発マットレス
体重をかけると沈み込み、放すとゆっくりと戻るのが低反発マットレスの特徴です。体圧分散性は非常に高く、沈みこんで包み込むような寝心地のため、寝心地重視の方にはおすすめです。ただし沈み込みすぎるために寝返りが打ちにくいというデメリットがあります。体重が重い方はオススメできません。また、スプリングタイプのマットレスよりも通気性が悪いというのもデメリットです。
高反発マットレス
体重をかけると低反発マットレスのように沈みますが、沈み込みすぎることがなく、適度な反発力で体を支えてくれるのが高反発マットレスの特徴です。寝心地では低反発マットレスには劣りますが、体圧分散性は高く、理想的な睡眠姿勢を保つことが出来ます。
アレルギー物質が増えにくい素材を選ぶ
これは腰痛マットレスのみならずマットレス全般に言えることですが、マットレスの素材にも着目してください。
マットレスは、ほぼ毎日使用するもの。
いつも快適に使いたいものですよね。
それなので、マットレスの素材は、アレルギーの原因となるカビやダニが発生しにくいものがおすすめです。
こまめに天日干しや乾燥機をかけられない一人暮らしの方などは、特にこのことに注意して選んでください。
実際に試用できる・アフターフォローを受けられること
「人生は3分の1が睡眠」とも言われています。
そのような睡眠を快適にするためのマットレス選びですので、とことん納得して購入したいものですよね。
ネット上でいくら商品情報を見てみても、やはり実際に見て触れられることに越したことはありません。
また、永く使用するものですので、保証期間などを設けている商品を選ぶのがおすすめです。
耐久性に優れていること
たくさん寝返りを打ったり、押入れへ出し入れしたり…それを毎日繰り返すとなると、マットレスも日々消耗していきます。
「手ごろなものを…」と、安易に安価なものに走ってしまいますと、意外とすぐにへたってしまうことも。
これから永く使うことも考えて、耐久性に優れたマットレスを選ぶようにしましょう。
耐久性テストの結果を表示しているものは、要チェックです。
使用シーンに合っていること
最後にご紹介するのは、使用シーンに合っていること。
購入するマットレスを、ベッドで使用するのか、または、直接畳に敷いて使用するのか、皆さんはどちらでしょうか。
ベッドで使用するならば、ベッドマットレスが適していますよね。
マットレスの厚みと、ベッドフレームの高さなどを考えて購入してください。
一方で、畳に直接敷いて使用する場合、厚みがあると寝にくいですし、また布団を上げる際に不便です。
畳に敷いて使用するのにおすすめは、厚みがあまりなく軽量なもの。
また、三つ折りが出来るものなら、布団を上げる際も便利で、押入れ収納にも困りません。
近年は、畳の上からも、ベッドマットレスの上から敷けるのものも多数販売されています。
後ほどご紹介しますので、是非参考にしてくださいね。
-
高反発マットレス比較ランキングBEST5!実際に購入!おすすめはこれ!
快眠を追求する人が布団や枕などを調べていると、必ずと言っていいほど出て来るのが「高反発マットレス」というキーワードです。 ...
腰痛マットレスが就寝環境を改善
朝ベッドから起きると、何だか腰に違和感が…。
起き上がろうとしても、腰が痛くてなかなか起き上がれない…。
そんな方はいませんか?
普段上半身を支える役目を果たしている大事な腰ですが、その腰に悩みを抱える方は多いと思います。
特に一日の始まりに腰痛が起こると、気分がどんよりしますよね。
腰痛の原因は様々ですが、起床時に起こる腰痛は、就寝中に何らかの原因があると考えられます。
寝る姿勢が腰痛に影響している?
寝起きに腰が痛くなるという人も多いと思います。
これは長時間同じ体勢を取っていたこと、ベッドや敷き布団が体をうまく支えられずに腰に負担がかかっていることが理由として挙げられます。
寝返りがうまく打てていない
寝返りは寝ている間に多く打ちすぎても疲れが取れませんが、全く打たなくてもよくありません。
合わない寝具で寝ていると何度も寝返りを打つことになってしまい、熟睡できず疲れが取れないのです。
また寝具との相性が悪く寝返りを打ちにくいということもあります。
その場合にはずっと同じ体勢で眠ることになり、体の特定の部位に集中的に体重がかかってしまいます。
寝具の体圧分散性が良くない
仰向けで寝ている際には、頭・肩甲骨周辺・尻・かかとの4点に集中的に体重がかかっています。
そのため、この4点の圧力をうまく分散させないと首や腰に負担がかかってきます。
そのため朝起きたときに腰が痛いと感じてしまうのです。
寝具が寝ているときの体にかかる圧力(体圧)を分散させる性能を「体圧分散性」といいますが、最近では耐圧分散性が高く、前述の4点にかかる圧力をうまく逃してくれる寝具があります。
マットレスを替えると腰痛にも効果が!?
では、起床時に起こる腰痛を改善させるには、どうしたらよいのでしょうか。
それは、就寝環境を改善させることです。
そこでおすすめしたいのが、腰痛改善のためのマットレスを使用すること。
腰痛マットレスは、現在様々なものが販売されています。
しかしながら種類が多く、迷われる方も多いと思います。
ここからはすすめ腰痛マットレスを厳選していくつかご紹介していきます。
おすすめ腰痛マットレスをご紹介!
以上の6つのポイントを踏まえて、実際に腰痛持ちの方におすすめしたいマットレスをご紹介します。
今回は4つの商品を厳選しました。
エアウィーヴ
言わずと知れた寝具メーカー「エアウィーヴ」。
エアウィーヴのマットレスは、一流アスリートも使用しており、海外遠征へ持って行く選手もいるほどです。
近年の高反発マットレスブームの火付け役と言っても過言ではないでしょう。
こちらのマットレスの特徴は、その素材にあります。
「エアファイバー」と呼ばれる新素材で、細い繊維状の樹脂でできています。
このエアファイバーが複雑な構造を成し、身体を様々な角度から支えてくれるのです。
また、素材が樹脂であるため、カビやダニなどどいったアレルギー物質が増えにくく、しかも水洗いが可能です。
マットレスパッドは薄く、折り畳みもスムーズ。
あらゆる就寝環境に導入しやすいマットレスと言えるでしょう。
価格は、スタンダードモデルですと、シングルサイズで64,800円(税別)です。
比較的安価なエントリーモデル(シングルサイズ25,000円(税別))も販売されています。
東京西川 「エアー」
東京西川の「エアー」も、アスリートに愛用者が多いマットレスです。
こちらのマットレスは、表面に多くの凹凸があります。
この数多くの点で身体を支えることにより重さを分散し、一カ所に負担がかかるのを軽減させてくれます。
また、凹凸構造により身体とマットレスの間に空気の通り道ができ、ムレなどの不快感を防ぎ、快適な寝心地が得られます。
硬さがベーシックとハードの2種類あり、好みに合わせて選べるのが魅力です。
価格は、エントリーモデルですと、シングルサイズで38,000円(税別)となっています。
おすすめマットレスその③アイリスオーヤマ「エアリー」
家電や家具、お米など、様々な商品を販売するアイリスオーヤマ。
実はマットレスも発売されているということを、皆さんご存知でしょうか。
アイリスオーヤマのマットレス「エアリー」は、東洋紡の新素材「エアロキューブ」によって作られたもの。
エアロキューブが複雑なスプリング構造を成しており、身体をしっかりと支えてくれます。
また、エアロキューブ自体の中も空洞となっており、何とマットレスの体積の約95%が空気でできているとのこと!8万回の圧縮テストもクリアしており、耐久性も優れていると言えるでしょう。
エアウィーヴと同様、水洗いが可能で、いつも快適に使用することができます。
価格は、敷きパッドタイプですと、シングルサイズで12,800円(税別)です。
ニトリ「ニューマットプラス」
「お、ねだん以上♪」のニトリからも、高反発マットレスが発売されています。
「ニューマットプラス」は、天然ゴム100%でできた高反発マットレス。
マットレスの構造が7つのゾーンに分かれており、それぞれ硬さの違うラテックスが身体を支えてくれます。
中央部から外側にかけて、硬いものからやや柔らかいラテックスで構成されており、腰にあたる部分は最も硬いラテックスが支えてくれます。
身体の各部位を程よい硬さで支えてくれますので、快適な寝心地を得ることが出来るでしょう。
価格は、シングルサイズで18,953円(税別)となっています。
以上が、腰痛持ちの方におすすめしたいマットレスです。
今回は、実店舗があり、実際に商品に触れることのできるものを厳選しました。
気になる商品は、実際に試しに行ってみてくださいね。
-
高反発マットレス比較ランキングBEST5!実際に購入!おすすめはこれ!
快眠を追求する人が布団や枕などを調べていると、必ずと言っていいほど出て来るのが「高反発マットレス」というキーワードです。 ...
こんなマットレスには要注意!
近年は、インターネット通販でも様々な商品が気軽に購入できますよね。
マットレスは大型で持ち運びも大変ですし、インターネットでの購入を検討される方も多いのではないでしょうか。
そのような方に注意していただきたいのが、通販店舗のみのショップの商品です。
実店舗がないと、実際に商品が見られず、寝心地を試してから購入することもできないですよね。
マットレスは、これから毎日のように、永く使用していくもの。
そのようなものを、ネット上の情報のみを頼りに購入していまうのは、あまりおすすめできません。
しかしながら、通販商品全てがおすすめできない、というわけではありません。
通販商品の中でも、試用期間を設けているものもあります。
一定期間使用した後、もし使い心地に納得いかない場合、返品や返金が可能なものもあります。
実店舗の商品も検討した上で、やはり通販商品がいい…という場合は、このような保証期間が設けられているものを選ぶのがベターです。
通販店舗のみの商品で、このような試用期間が設けられておらず、いいことばかり歌っているものには、注意が必要です。
高い買い物ですから、十分に納得した上で購入できるようにしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
腰痛マットレスを購入する際に押さえて欲しい、6つのポイントをご紹介しました。
日頃から腰痛がある方、特に起床時の腰痛に悩んでいる方は、就寝中の姿勢が関係しているのかもしれません。
うつ伏せ寝や横向き寝など、腰に負担がかかる姿勢でずっと寝ていると、起床時の腰痛が起こりやすくなります。
そのような状態を改善させるためには、マットレスを替えるのも一つの手です。
腰痛を改善させるためのマットレス選びのキーワードは、「体圧分散機能」と「高反発」です。
身体の重さを適度に分散させ、また反発力があり寝返りが打ちやすいマットレスが、腰への負担も軽減させてくれると考えられます。
また、マットレスの素材選びも大切です。
毎日のように使用するマットレスですから、カビ・ダニなどが発生しにくく、通気性の良いものがおすすめです。
普段こまめに布団を上げられない方や、寝ている時に汗をかきやすい方は、特に注意して選んでみてくださいね。
今回は、このような6つのポイントを踏まえて、実際に販売されているおすすめ商品もご紹介しました。
どの商品も実店舗がありますので、気になるものは是非見に行ってみてくださいね。
腰痛のための正しいマットレス選びで、腰の負担を少しずつ改善していきましょう♪
腰痛関連でよく読まれてる記事
-
腰痛クッションの選び方│おすすめ口コミ効果ランキング
このページでは腰痛の人の救世主!腰痛クッションについて選び方や効果の高い人気売れ筋の商品をメご紹介いたします。 そのほか ...