みなさんは"つる"という体験をよくしますか?
筆者は足をよくつります。
つりやすい人って定期的につってしまう印象がありますが、筆者も同じく定期的につるという現象に見舞われます。
なんとなく同じような体調の時につるので、今日はつるかも?
となんとなく予想をしていると案の定痛い思いをしたりするのですよね。
さて、今回は足の甲がつるという人のために、その予防法や対策、原因をまとめようと思います。
足の中でも甲がつると本当に動けなくなってしまいますし、他の部位と比べて痛みも強く、なんとなく長引く印象があるのですが実際はどうなのでしょうか?
同じ悩みに悩まされている方はぜひ注目してみてください。
さっと読める目次
つるとはどんな現象?
足がつると言うのはそもそもどんな現象なのでしょうか?
筋肉は脳からの命令で動いています。
筋肉の動きとはすなわち収縮運動なのですが、この収縮運動がうまくいかないとつるという状態に陥ります。
筋肉の疲労やミネラルのバランスによって収縮運動に不具合が起こると過度に収縮運動を起こしてしまうんですね。
つりやすさには体質や体調もある程度関係しており、まったくつったことのないという人もいれば、定期的につる人もいます。
つる人の中でもいつも同じ場所をつる人もいれば、毎回異なる場所をつったり同時に何カ所もつったりする人がいたりします。
脚の中ではふくらはぎが特につりやすい場所と言われていますが、足の指や足の裏、そして今回のテーマである足の甲をつる人も少なくありません。
つりやすい人
高齢になってくると筋力が弱まりコントロールがききづらくなるため、つりやすくなります。
また妊婦さんは自分の身体のコントロールバランスが崩れるためつりやすいと言われていますね。
他にも毎日過度な運動をしている人、例えば若くても部活で毎日きつい練習をしている人などはつりやすくなります。
一部の薬剤にもつりやすくなるという副作用を持つものがありますので、服薬中につりやすくなったという方は一度主治医の先生に確認してみると良いかもしれません。
つるタイミング
つりやすいタイミングというと夜寝ている間を挙げる人が多いのではないでしょうか?
筆者はよく夜中ふと目が覚めると同時に足がつることがよくあります。
これは急に体を動かしたこと、そして体が冷えていることなどが関係しています。
同じく寝起きや、急に動こうとしたときなどはつりやすい傾向にあるようです。
また激しい運動の最中などに筋肉の疲労が限界を迎えてつってしまうということもよくありますね。
足の甲がつる原因は?
ではいよいよ本題です。
足の甲がつってしまうその原因とはなんなのでしょうか?
基本的にどの場所であっても"つる"という現象の原因は変わりません。
足の甲であってもふくらはぎであっても、その部分にある条件が生じる、または重なることで"つる"という現象に繋がります。
足の甲が疲れている
一般的にふくらはぎがつりやすいのは、ふくらはぎが足の中でも最も疲弊しやすい場所であるからだと考えられます。
立ち仕事でも運動している人でも、立って動いている以上はふくらはぎの筋肉は使われています。
ふくらぎのように、筋肉を酷使すると伸縮の判断がうまくできずにつるという状況に陥ることがありますが、足の甲であってもそれは例外ではありません。
立ち仕事や無理な体制をした時に足の甲を酷使したことでつりやすい状況になっていることがあります。
日常的に足の甲をつるという人は自分でも気づかないうちに足の甲を使っているのかもしれません。
例えば座っていても、ついつい足を遊ばせてしまう人がいます。
筆者も経験がありますが、デスクワーク中に足を変な風に動かして足の甲に負担をかけて、その日の夜につるということを経験したことがあります。
足の甲は普段意識的に使う場所でないからこそ、無意識に疲弊させている可能性があるんですね。
水分・ミネラル不足
夏場になるとつりやすくなる人も多いと思います。
これは脱水症状の一環で、体内の水分が少なくなり、ミネラルのバランスが崩れるとつりやすくなってしまいます。
夜につる人も、寝汗をかいている状態で足もつるということを経験したことのある人もいるのではないでしょうか?
筋肉を正常に動かすには水分とミネラルが重要です。
適度な水分補給は人体を正しく働かせるために必要なことですので、特に思い当たる節もなくつるという人は意識するようにしましょう。
冷えによる筋肉の異常
身体が冷えると筋肉は緊張状態のまま硬直します。
これは人体にとって正常な動きではないため、筋肉を動かす命令系統にも乱れが生じてつりやすくなってしまいます。
冬場に主につるという人は冷えが原因の可能性もあります。
冷えが原因の場合は主に寝ている間に起こりやすくなりますね。
足の甲がつらないための対策
筋肉のケアをする
日頃からストレッチなどをして身体のケアをしておくとつりにくくなります。
疲れを溜めないようにしたり、硬直した筋肉をほぐして正常な動きを取り戻させることが大切です。
また、運動不足を自覚しているようなであればせめてつりやすい部分だけでも重点的に筋肉を鍛えてあげるとつることが少なくなるかもしれません。
トレーニングをしたあとはしっかりとストレッチをすることも忘れないようにしましょう。
水分補給をしっかりと
水分補給をしっかりと行うことでつりやすい体質を改善します。
特にミネラルが不足しないように食事にも気を遣うことが大切です。
ミネラルを多く含む食材として、きのこや海藻を積極的に摂取することも大切。
また、寝る間や起床時、運動のあとなどつりやすいシチューションの前後にしっかりと水分補給を行うことも大切です。
身体を温める
ストレッチなどで筋肉をほぐすことも大切ですが、そもそも身体が底冷えしないようにする工夫も大切です。
冬場などはしっかりお風呂に入ってあたたまってから寝る様にしたり、夏場であれば冷房のつけっぱなしにきをつけたりすることですね。
ただしあたためすぎたり冷房を制限して脱水症状になってしまっては意味がありません。
水分補給も忘れずに、また何事もバランスを考えて行うことが大切です。
治らないようなら
これらのことを気を付けても定期的に足の甲をつるという方は一度お医者さんに相談してみてもよいかもしれせん。
内臓の不調などで体内のバランスが崩れることでもつりやすい身体になってしまうからです。
足の甲がつってしまった時の対処法
いざ足がつってしまった時は痛みがおさまるまで我慢するしかありません。
しかし痛みがひいたあとに違和感が残らないようにするためにも、つったなと思ったら優しく伸ばしてあげることが効果的です。
足の甲がつった場合は指を上に反らせるようにゆっくり曲げてあげます。
痛みがおさまってきて足がひえているようであれば少しあたためたり、汗をかいているようなら水分補給をしたりして体内環境を整え、軽くストレッチをしてあげるようにしましょう。
くれぐれもゆっくりと伸ばしてあげることが大切です。
つるということは筋肉が必要以上に緊張している状態なので、無理して伸ばそうとするケガの原因にもなってしまいます。
足の甲がよくつる、という方は足の甲が人よりも疲れている状態にあるのかもしれません。
特に他の部分はつらないのに足の甲だけピンポイントでつるという方は意識的に足の甲をマッサージしたりあたためたりして足の甲をケアしてあげると同時に、日常生活で無意識に足の甲に負担をかけていないか確認してるとよいでしょう。
万が一つってしまった時は焦らずゆっくりと対処することで足の甲が痛む危険性を少なくすることが出来るかもしれません。
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