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上司とのコミュニケーションで悩んでいる方へ
上司と上手くコミュニケーションが取れなくて悩んでいるという方は多いのではないでしょうか。
一方で、自分とは正反対に上司と上手くコミュニケーションを取っていて、味方につけているなんて人もいるでしょう。
もちろん、後者に越したことはありませんよね。
上司と上手にコンタクトを取っている人は、どんなことをしているのでしょうか?
また、どんな人が上司を味方につけるのでしょうか?
今回は、仕事で上手にコミュニケーションを取って、上司を味方につける方法を紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてください。
単純なことでも好印象を与えられる?
あなたが、「どうも上司と話すが苦手なんだよなあ…」なんて思っているなら、まずはその考えを改める必要があります。
上司に対して最大限の敬意を払い、些細な事でも好印象を与えることを常に心がけておきましょう。
礼儀正しさ、誠実さを常に意識
ベタではありますが、礼儀正しく振る舞うことが上司に気に入られるための近道です。
年配の上司になればなるほど、礼儀正しい部下を可愛がりたくなるものです。
例えば上司に何かを伝える際等に、「失礼します」「お忙しいところ恐れ入ります」等と一言添えます。
話しの最後には、「ありがとうございました」「かしこまりました」等と言いながら軽くお辞儀をする。
これらは一見当たり前のことのように思えますが、実際はできていない人も多いです。
当たり前のことをするだけで他の同僚より抜きんでることができるなら、やるべきですよね。
それからひとつひとつの行動をきっちりこなすことも大切です。
礼儀正しさ、誠実さをしっかりアピールしていきましょう。
挨拶は自分から!
それからこれも当たり前のことですが、挨拶を自分からすることを心がけてください。
上司に先に挨拶をされたら負けというくらいの面持ちで食い気味に挨拶をするくらいで問題ありません。
また、帰りの「お先に失礼します」という挨拶も絶対に忘れてはいけません。
「自分が退社しようとしていることは上司は気が付いていないようだしまあいっか…」とそのまま帰ってしまってはいけません。
日ごろからこういったアクションを積極的に行うことで、上司の中でのあなたの存在感は日に日に増していきます。
会話をするときは体ごと向ける
上司と会話をするとき、首だけ相手に向けて話をしていませんか?
これはついやってしまいがちなことですが、絶対にNGです。
上司の目をしっかり見て、体の向きも可能なら上司の方に向けて会話をしてください。
絶対に上司の方に体を向けて話すようにすると、相手も「ああこいつはしっかり私の話を聞こうとしているな」となります。
これは、最もシンプルに相手に敬意を伝える方法でもあるので、忘れてはいけません。
報告・連絡・相談はまめに!
日頃の行いで、十分相手に好印象を与えることができることがわかりましたね。
さて、次は仕事でも好印象を与えられるようにしていきましょう。
普段から「ホウ・レン・ソウ」を的確に行うことで、「こいつは使える部下だな」と思わせることができます。
結論はド頭に
最初に用件の全貌がわかるような話し方をしましょう。
「〇〇の件で相談したいことがあるのですがよろしいでしょうか?
」等、上司に相談をしたいのか、また判断を仰ぎたいのか、単なる報告事なのか、最初の一言ではっきりわかるような話し方を心がけてください。
会話のショートカットになって上司にとっても助かるものです。
また、「頼んでた〇〇できた?
」等と上司に聞かれた際、できていないからといって言い訳を並べるよりは、潔く「すみませんまだです。
〇〇までにはできる予定です。
」と結論簡潔に述べる方が良いです。
何れの場合も、とにかく結論を真っ先に持ってくることを心がけてください。
常に仕事の状況を把握しておく
上司にいつでも報告できるように、常に自分の仕事内容を把握しておくようにしましょう。
仕事の状況が自分でつかめていないと、いざというときに上司に適格に報告をすることができません。
例えば、自分が今進行している仕事の進行状況をパーセンテージで把握していると、上司から「例の仕事は明日までにできそう?
」等と聞かれた際にも「あの仕事は今日中に7~8割終わらせられるから明日には完了するな」とわかっているから、「はい、大丈夫です。
」と即答することができます。
納期が遅れがちで緊急で部下にプロジェクトを割り当てるなんて際や、やむなく配置を変えなければいけないシーンなんかがありますよね。
そんなときに、きっちり正確に報告をしてくる部下がいるということは上司にとって大変心強いことにです。
「ホウ・レン・ソウ」を明確に
報告、連絡、相談、いわゆる「ホウ・レン・ソウ」は大事だとよく言われますよね。
これらの最も大事な点は、「報告すべきシーンで的確な報告をする」ということにあります。
職場の中には、いつでも何でも相談しようといった理念を持っているところもあるかもしれませんが、基本的には上司は常に忙しい仕事を抱えているはずです。
そんなときに上司にとって楽なのは、必要な時に必要なことだけ連絡をしてくるということです。
とにかくコミュニケーションを取る
ある程度上司と仕事のコミュニケーションをとるようになったら、上司とのコンタクトの機会も増えます。
これを機に、とにかくたくさん話をしてできるだけ上司との心の距離を縮めたいところです。
上司は部下の方から話しかけられるのがきっと嬉しいはずなので、どんどん積極的に話しかけていきましょう!
積極的に相談する
上司が忙しそうでなければ、仕事の相談を持ち掛けてみましょう。
大きな悩みから些細なことまでなんでもかまわないので、とにかく上司の席へ行って相談をしてみてください。
そうすることで、お互いの考え方が共有できたり、上司の仕事に対する取り組み方等も勉強になります、じっくり話をするのが好きな上司であれば、特に有効です。
雑談に付き合おう
仕事の合間の雑談は案外重要です。
仕事で煮詰まっているときに、ちょっと雑談を交わすことでリフレッシュできて、また仕事ががんばれるというときはないですか?
それは、上司にとっても同じことです。
自分から雑談をはじめることはあまりおすすめしませんが、仮に上司の方から雑談を始めだした場合は話に付き合ってあげてください。
この毎日のちょっとした雑談タイムが、実はお互いの距離を縮めるきっかけになっていたりします。
飲み会や喫煙所での会話に参加しよう
上司との距離を縮めるためには、喫煙所や飲み会といった仕事とは全く離れた場所での会話を楽しむということも大きなポイントとなります。
タバコやお酒が嫌いだから普段そういう場所にはいかないという方も多いかもしれませんが、実はこういったシチュエーションこそが最も上司との距離を縮めるのに手っ取り早いシチュエーションであると言えます。
なぜなら、ここでは完全に趣味の話などで盛り上がれるからです。
例えば、上司がゴルフ好きであればゴルフに関する質問、ドライブが好きなら車に関する質問、旅行が好きなら旅行に関する質問等をして、相手が興味を示しているものについてどんどん会話を広げていきましょう。
共通する趣味が見つかれば、それをネタに会話を膨らませていきましょう!
まとめ
以上が、上手にコミュニケーションを取って上司と仲良くなる方法です。
上司のことを苦手だなあ…とか、毛嫌いしている人は、これらを参考にぜひ上司を味方に付けてください。
そして、上司と部下の良い関係を築いてデキるビジネスマンへと成長していきましょう!