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海外生活

イギリス留学のメリットと準備。実際に留学したからこそわかること

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イギリスに在住するきっかけになったのはイギリス留学だった。そんな日本人はイギリスにたくさんいます。日本と違って不便なことはあるものの、自分らしく人生を楽しむことができるきっかけとなる留学。なぜイギリス留学がおすすめなのか、その理由をご紹介します。

 

留学は転機になる

イギリスに限らず、留学というのは大きな転機になることは間違いありません。国際化が進んだ現在でも、日本は島国なので、海外の人と接する機会はまだまだ少ないと言って良いでしょう。

さらに、一人で日本を飛び出して、文化や習慣の違う国へ行って生活するというのは、並大抵のことではありません。留学を決意していざ留学してみると、たくさんの発見や驚き、戸惑いなど自分と向き合う時間が多くなります。そのため、留学を終えて日本に帰ってくる頃には、自分の精神面が成長し、行く前とは違う考え方、人生との向き合い方ができるようになるのです。

 

けれど、留学に行きたいと思っても、状況的に難しい場合がほとんどです。留学できる機会がやってきた時には、ラッキーなことと思って挑戦してみることです。今は無理でも、将来どこかで留学するかもしれないので、日々の習慣の中でできることからチャレンジしていくと良いですね。

 

なぜイギリスがおすすめなのか

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イギリス留学がおすすめなのには理由があります。「住めば都」と言う」ように、どこの国にも良いところと悪いところがありますが、私たち日本人にとって、イギリスに留学するメリットはたくさんあるのです。

 

イギリス英語を身につけることができる

日本で英語といえば、アメリカ英語が主流です。イギリス英語とアメリカ英語を話す日本人の割合から言っても、断然アメリカ英語が多いでしょう。けれど、実際にイギリス英語を生で聞いてみると、アメリカ英語とは全く違うということが分かります。発音の仕方、喋り方、イギリス国内でもアクセントの違いはありますが、はっきりと違いを感じることができます。

 

滑舌が良く、Tをはっきりと発音するイギリス英語は、聞き取りやすく、洗練された印象を持つ人が多いです。イギリス留学にこだわる人は、このイギリス英語の発音に憧れて決意したという人がほとんどです。イギリスに来れば、もちろん周りから聞こえてくるのはすべてイギリス英語。この環境の中にいれば、自然とイギリス英語を学ぶことができます。

 

イギリス人は、もちろんアメリカ英語を理解することができますが、留学生に対して、イギリス英語を話そうと努力している姿を見て、非常に好感を持ってくれる人が多いです。

 

ヨーロッパ各地に旅行することができる

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イギリス留学をすると、留学期間中にヨーロッパ各地に旅行に行くことができます。イギリスは島国とはいえ、ユーロスターという特急電車でパリやベルギーのブリュッセルまでは2時間ほどで着きます。また、格安航空券などを使うことによって、あまりお金をかけることなく、ヨーロッパ各地を周ることができるのです。日本からヨーロッパに行くと、とてもお金がかかって大変ですが、イギリスからなら1時間で周辺のさまざまな国に行くことができます。

 

また、留学生も周辺のヨーロッパ各地から来ているため、語学学校でできる友達は、イタリア、フランス、スペイン、北欧など、さまざまなバリエーションです。その中のアジア人、とくに日本人はめずらしく、みんな興味を持ってくれます。

 

イギリス人の性格が日本人に合っている

同じ英語で人気の留学先と言えば、アメリカやオーストラリアですが、とてもフレンドリーな彼らのお国柄と、イギリス人とはかなり違っています。昔から階級制度が根付いているイギリスは、島国ということもあって非常に保守的な部分があります。時代とともに階級制度の感覚は薄れてきたとはいえ、今なお穏やかな階級意識があるのは事実です。

 

初対面でいきなりフレンドリーに話しかけたり、自己主張しすぎる姿勢は、イギリスではどちらかというと敬遠されます。島国気質の日本人が、世界の国々からシャイな国民性と思われていますが、イギリス人もかなり近い部分があるのです。マナーや相手への敬意、謙遜したりお世辞を言ったりするのは、日本人ととても良く似ています。そのため、日本人の気遣いや思いやりに対して、理解を示してくれる人が多いのです。

 

よく、外国では日本の気遣いが通じなくて困った、という話がありますが、イギリス人は日本人との共通点が多いので、なじみやすいと言えるでしょう。

 

イギリス留学を考えたら準備したいこと

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今すぐは無理でもいつかイギリス留学したい、できることは準備しておきたい、と思う人は、日々の習慣の中でできることからしてみてはいかがでしょうか。

 

イギリス映画を観る

もちろんアメリカ映画でも良いのですが、イギリス英語に耳を慣らしておくことは非常に大切です。聞き取りももちろんですが、イギリス英語の中には、そもそもの単語自体がアメリカ英語と異なっている場合があるのです。

 

イギリス映画を観ることによって、イギリス人の発音を耳で聞くことができ、イギリス英語の単語の勉強になります。英語字幕をつけることで、さらに視覚からも英語を勉強することにもつながります。また、イギリス映画を観るメリットとして、イギリス人の普段の生活スタイルや食事の様子などが見られるということがあります。映画で観ておくことによって、実際にイギリスに生活するイメージが湧きやすいでしょう。

 

イギリス映画には、王室の歴史などを扱ったものも多くあるので、そうした作品を観ることによって、イギリスの歴史を勉強することもできるのでおすすめです。

 

日本のことを説明できるようにしておく

留学すると、まず最初にしなければしけないのが自己紹介です。私たち日本人が外国人に会った時、どこから来たんだろう、どうして日本に来たんだろう、とさまざまな興味を抱くと思います。留学すると、自己紹介をする機会は非常に多く、その中で日本について聞かれることがとても多いです。その時になって初めて、実は日本のことをあまり知らなかった!ということに気がつきます。

 

自分の出身地、人口や歴史、どんな観光スポットがあるかなど、英語で説明できるようにしておくと良いです。せっかく興味を持ってくれた人がいた時には、日本についてしっかりと紹介できるように準備をしておきましょう。日本について話題がたくさんあると、話もはずんで友達もたくさんできやすくなります。

 

ビザのことを調べる

イギリスは、ビザに非常に厳しい国の一つです。留学する場合には、アメリカのTOEICではなく、IELTSかケンブリッジ英検という英語資格でなければ認められないということもあります。ビザには色々種類があり、同じ留学でも期間によってそれぞれ条件が違ってくるので、自分の状況に合わせてビザを調べてみると良いです。どんなビザが取得可能かということによって、おのずと留学期間も考えられると思います。

イギリス留学中に行っておきたいところまとめ

イギリスには世界遺産が30登録されています。代表的なものは、「ロンドン塔」「ストーンヘンジ、エーヴベリーと関連する遺跡群」」そして、「ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院および聖マーガレット教会」が挙げられます。しかし、他にも歴史的な素晴らしい見所がたくさんあるのです。人気のある6箇所をご紹介いたします。

ロンドン塔

◆ロンドン塔の歴史

ロンドン塔の歴史は、11世紀ウィリアム1世により砦として建てたのが始まりです。しかし、城砦城館として王の住まいになり、付随していろいろな施設が建てられました。その後、16世紀になりヘンリー8世は他に宮殿を建てたことから、ロンドン塔の役割は変わります。監獄として生まれ変わったのです。大英帝国を最大最強にし世界に勢力を伸ばしたエリザベス一世は一時期ロンドン塔に幽閉され、命があぶなかった時期がありました。

 

ヘンリー8世は、妻を何人もロンドン塔に幽閉した後、断頭台に送っています。ロンドン塔の歴史は、リチャード三世に幽閉され暗殺された幼い二人の王子、「九日間の女王」ジェイン・グレイなど王族やそれ以外の多数の人が断頭台で処刑されていった血塗られた歴史です。イギリスの歴史を少し学習してから訪れると、より理解しやすいでしょう。

 

夏目漱石・カラス

また、夏目漱石は1900年にイギリス留学中にロンドン塔を訪れたことを「倫敦塔」の中で、「倫敦塔の歴史は英国の歴史を煎じ詰めたもの」と書いています。チャールズ2世の時代、「ロンドン塔のカラスがいなくなると王室が滅びる」という占いによりカラスは大切にされていて、現在は飼育員が専属で雇われているようです。

 

見学

ロンドン塔は、ホワイト・タワー、タワー・グリーン、ブラディ・タワー、ジュエル・ハウスなどの建物があります。かなり広いので事前に見るところを決めて訪問する方がよいでしょう。日本語のオーディオガイドが貸し出しされていますので便利です。

 

ウェストミンスター宮殿、ウェストミンスター大寺院および聖マーガレット教会

◆ウェストミンスター宮殿

イギリスを象徴する建物は、ロンドン塔だけではありません。ビックベンという時計台とウェストミンスター宮殿の建物は「まさにイギリスの景色」としておなじみです。ウエストミンスター宮殿は、宮殿という名前がついていますが、イギリスの国会議事堂です。元の建物は焼失し、現在の素晴らしいゴシック様式の建物は19世紀に再建されています。1100以上の部屋があり巨大な建物は時計台のビッグ・ベンが併設され、ロンドンの象徴といえます。

 

◆ウェストミンスター大寺院および聖マーガレット教会

ウェストミンスター大寺院はイギリスの歴代国王の戴冠式、ロイヤルウェディングを執り行ってきました。その歴史は、エドワード王が1065年に修道院として建て、ヘンリ3世が改築し王族の聖堂となりました。墓碑銘が院内の床と壁にあります。ニュートン、ヘンデル、シェイクスピア、ワーズワーズ、バイロンなどのイギリスの偉人たちの名前がずらりと並びます。ステンドグラスは高々と豪華で美しく、見所のひとつとなっています。

 

ウェストミンスター大寺院と並びにある聖マーガレット教会は、イングランド国教会の教会です。12世紀に建設され15世紀から16世紀半ばにかけて再建したものですが、こちらのステンドグラスもたいへん美しく観光客の人気があります。

 

ストーンヘンジ、エーヴーベリーと関連する遺跡群

ロンドンから西に位置する、南ウィルトシャー州にある巨石建造物群です。石が置かれている面積は約26k㎡で、紀元前4000年ほどと推定されるストーンヘンジがもっとも有名です。同様な石の群はいたるところにあり、ストーンヘンジを中心として位置しているように見えます。ダーリントン・ウォールズ、スーパーヘンジ、ウッドヘンジがあります。

 

また、ストーンヘンジの巨石群より北27kmのところに、エーヴベリーヘンジがあります。こちらはストーンヘンジより新しく紀元前3000年ごろのようです。やはり周囲に巨石群は何箇所にもありますが、エーヴベリーを中心として巨石群が配置されているということです。巨石群の周囲は緩やかな丘陵で、観光客用に道路が整備されています。

 

このストーンヘンジは、ロマン・ポランスキー監督の「テス」という作品の最後にも撮影されています。人を殺してしまった主人公のテス(ナスターシャ・キンスキー)は、ストーンヘンジに逃げ、石の上に横たわり一晩を過ごしたところで警察に捕まるというシーンでした。ご興味がある方は、映画鑑賞をしてみてください。世界遺産となってからは、ロンドンから遠くない土地柄の利便性もあり観光客が絶え間なく訪れているということですが、お土産店などもありお勧めです。

バミューダ島の古都セント・ジョージと関連要塞群

「バミューダ」という名前をご存知の方は、「魔の三角海域、バミューダトライアングル」として知識があると思います。この地域は、なぜか船の沈没と飛行機の墜落などが多いことで知られています。ミステリーは今回は触れないでおき、世界遺産としてのバミューダをご紹介します。バミューダ諸島はいくつかの島であり、最大の島バミューダ島は古都セント・ジョージと関連する要塞群が世界遺産に登録されています。

 

1503年にスペイン人「ジョン・バミューダ」という人が発見し、この名前が付きました。場所はアメリカに近い大西洋ですが、1609年にイギリスからアメリカに向かう移民を乗せた船が近くで遭難し、流れ着いた人たちが島で生活を始めたことからイギリス領となったようです。白い壁の家が建ち並び、南国を感じさせる美しい町です。要塞群は17世紀から20世紀のもので、イギリス軍の当時の様子がわかります。

 

エディンバラの旧市街と新市街

イギリスの北東部に位置する場所に、スコットランドの首都エディンバラがあります。街全体が中世のように歴史的建造物が立ち並ぶ旧市街は、その地に立つとタイムスリップしかたのようです。比較するかのように新市街があり、新旧がうまく溶け合い美しい街です。見所は多く、 主な歴史的建造物には、聖マーガレット教会、セント・ジャイルズ大聖堂、ホリールード宮殿、スコットランド国立美術館、エディンバラ大学などがあります。また、火山の噴火により出来たとされる岩山の上にエディンバラ城がそびえます。

ブレナム宮殿

ブレナム宮殿は、イギリスの首相「ウィストン・チャーチル」の生まれ育ったところです。チャーチル首相の部屋や英国公爵の豪華絢爛な生活と素晴らしい家具調度などや庭園が見られます。イギリスはシンプルなジョージアン様式がほとんどですが、この宮殿は彫刻やエレガントな曲線も用いてかなり豪華な装飾が施されています。宮殿は壮大で、200以上の部屋、書斎、大広間、礼拝堂、客間など見所満載です。歴代のチャーチル家の肖像画、芸術品の絵画やマイセンなどの陶磁器などの調度品、フランス製家具など高級品に目が眩みます。

 

また、図書室は長さ56m、高さ10mと、小型図書館並みで約1万冊もの蔵書があります。チャーチル公爵家の肖像画の他、故ダイアナ妃の写真もあり、観光客の目を引いています。礼拝堂には本格的なパイプオルガンがあり、天使などの彫刻、そして亡きチャーチル首相の遺骸も埋葬されています。庭園は、季節により様々な花が咲くように手入れされ、観光客を楽しませています。イギリスの偉人チャーチルの息吹を感じる素晴らしい宮殿です。

 

期間限定の留学は思いっきり楽しむべき!

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留学を決意して実際に行ってみると、日本が恋しくなったり、トラブルが起こったりして、大変なこともたくさんあると思います。けれど、そんな驚きや発見を楽しんでこそ、さらに学ぶものがあると思うのです。留学は期間限定のものなので、うまくいかないことがあっても悲しんでいてはもったいない!今だけなんだと割り切って何でも楽しむようにしましょう。

 

留学期間が終わって日本に帰ってきてからも、留学を通して学んだことを活かして、新しい可能性が広がります。そのための自己投資として、留学を考えてみるのも一つの方法だと思います。

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Lacy編集部:桜井香織

Lacy編集部:桜井香織

ビューティーライター(エディター) 美容の専門学校を卒業後、美容関連の広告代理店に就職。美容系雑誌や通販の広告業に専念するも5年で退社しビューティーライターとして活動。 様々な分野を独学で勉強し、ファッション、エステ、整形などの美容系はもちろん、演劇やゲーム、アニメなど幅広い視点でビューティーと向き合い、ユーザー目線でのライティングが得意です。 新しく発売された美容品やサプリを実際に購入し、どんな効果があり、巷の口コミは本当なのかを自分自身が納得するまで徹底調査。時にはイチユーザとして辛口の評価も。 ビューティーライターだけでなく、美容関連のイベント企画やセミナーなども積極的に行い、頼れるビューティディレクターを目指しています。 【得意ジャンル】 スキンケア/メイクアップ/ヘアケア/ダイエット/美容サプリ など美容系全般 Twitter:https://twitter.com/Ranklabo

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