美容効果の高いことで知られるローズヒップオイルですが、ローズヒップオイルのどのような点が美容に効果的なのでしょうか。
また、ローズヒップオイルは高価なイメージもありますが、他の植物性のオイルに比べて成分はどのような点が優れているのでしょうか。
ローズヒップオイルを使ってみたいという方や詳しく知りたいという方のために、ローズヒップオイルの成分や種類、おすすめや使い方について紹介していきます。
さっと読める目次
ローズヒップオイルおすすめ3選
ローズヒップオイルについて有効成分や種類をみてきましたが、だいたいどのようなものかはわかってもらえたと思います。
次はローズヒップオイルのおすすめを紹介していきます。
トリロジー ローズヒップオイル
まず最初に紹介するのは、トリロジーのローズヒップオイルです。
ローズヒップオイルと言えばトリロジーという人もいるのではないでしょうか。
世界中で人気のローズヒップオイルとされています。
トリロジーのローズヒップオイルの特徴としては、全工程でオーガニック認定されていることがよく取り上げられます。
全工程とは、種子の状態からボトルへの充填までのことを指します。
口にするものや肌につけるものに気を遣っている人でも安心ですね。
肌にすぐ染み込んでいくという感想が多いオイルです。
メルヴィータビオオイル
次に挙げるのはメルヴィータビオオイルローズヒップオイルです。
このオイルもオーガニック栽培のものから搾取されており、未精製のものです。
未精製ということで独特の匂いがするという感想が多いですが、肌に染み込んで使いやすいという感想や肌のトーンが明るくなったという感想も多く、トータルで使いやすいオイルのようです。
WELEDAワイルドローズヒップオイル
ローズヒップオイルのおすすめでは、WELEDAのワイルドローズヒップオイルも挙げられます。
ワイルドローズから精製されたクリアオイルで、やわらかいバラの香りも楽しむことができるようです。
他の植物が育たない土壌でも育つ力強さがワイルドローズにはあり、脂肪酸の含有量がとても多いとされています。
紫外線によってダメージを受けた肌にも効果的とされ、日焼け後の保湿や肌の再生に有効なことが謳われています。
ローズヒップオイルの有効成分
まずは、ローズヒップオイルの有効成分についてみていきましょう。
ローズヒップオイルには、どのような成分が含まれているのでしょうか。
また、どのような効果が期待できるのでしょうか。
代表的な2つを挙げていきます。
脂肪酸
ローズヒップオイルの有効成分でまず挙げられるのは、脂肪酸です。
脂肪酸というとあまりうれしくない成分に感じますが、私たちの身体にはとても重要なものでもあります。
私たちの身体の細胞には脂質が必要なので、脂質は健康に必要なものとも言えるということですね。
ローズヒップオイルには身体に良いことで知られる不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノール酸、αリノレン酸などが含まれているということです。
飽和脂肪酸もステアリン酸やアラキジン酸、パルミチン酸などが含まれています。
これらの脂肪酸によって保湿や肌のターンオーバーの正常化などの効果が期待できるとされています。
ビタミンC
ローズヒップオイルの有効成分で次に挙げるのは、ビタミンCです。
ビタミンCが多く含まれていることで、美白効果も期待できるということですね。
ただし、ビタミンC自体は肌への浸透が良くないとされているので、ビタミンC誘導体が入った化粧品と一緒に使うと良いということを覚えておきましょう。
同じビタミンに関連して、レチノールという成分も肌にはうれしい成分です。
ビタミンAの一種であるレチノールですが、それに変わるレチノイン酸がローズヒップオイルには含まれているのです。
ビタミンAは皮膚や粘膜の健康を守ってくれることで知られていますね。
ビタミンCやビタミンAのはたらきで、美肌が期待できるということです。
ローズヒップオイルの種類
次は、ローズヒップオイルの種類についてみていきましょう。
ローズヒップオイルにはナチュラルなものと精製されたものとがあります。
双方について述べていきます。
ナチュラル
ローズヒップオイルのナチュラルなものは、精製されていない分だけ植物のような匂いが強いとされています。
独特な匂いなので好みの分かれるところですね。
野生のローズヒップを使っている場合にはレチノイン酸が多く含まれているとされており、しっとりしたオイルの感触とされています。
クリア
ローズヒップオイルのクリアなものは、精製されていることもあって香りは香料によってつけられています。
その他のオイルも加わっており、さらっとしたオイルの感触のようです。
栽培されたローズヒップを使っている場合にはビタミンCやカルシウムなどが多く含まれているとされています。
ローズヒップオイルの使い方
最後は、ローズヒップオイルの使い方についてみていきましょう。
ケアの仕方や注意点について挙げていきます。
フェイスマッサージ
ローズヒップオイルの使い方として、まずはフェイスマッサージが挙げられます。
適量を手に取り、優しくマッサージしていきましょう。
リンパを流すイメージで行うとさらに効果的です。
あまり多い量が得意でない人は、化粧水に数滴垂らして使うだけでも充分でしょう。
オイルのはたらきでより化粧水もなじみやすくなります。
やさしくハンドプレスしていきましょう。
他のオイルと混ぜて使うという方法もありだと思います。
クレンジング
ローズヒップオイルは、クレンジングにも使えます。
オイルということで、親油性から化粧や汚れも落としやすいということですね。
肌になじませるように染み込ませていき、通常のクレンジングと同じように流すだけで大丈夫なので、試してみると良いでしょう。
クレンジングだけでなく、オイルパックをしても良いかと思います。
化粧水などで整えた後にたっぷりとオイルを染み込ませる手順を2回ほど行い、ラップやフェイスシートで20分ほどパックしましょう。
お肌をしっとりとさせることができます。
ヘッドケア・ヘアケア
ローズヒップオイルは髪や頭皮にも有効です。
トリートメントとして使うと、ダメージを受けた髪にも潤いやツヤを与えることができるとされています。
ただし、量は数滴ずつなじませていく方が良いでしょう。
つけすぎるとベタつきが残ったり、不自然なツヤになってしまいます。
ナチュラルオイルであれば匂いも気になりますね。
また、頭皮も皮膚と同じなのでローズヒップオイルを使って頭皮ケアもできます。
頭皮の場合も量に注意し、スカルプの後はしっかり洗い流しましょう。
シャンプー後に、他のオイルと混ぜて頭皮に軽くなじませるのも効果的なようです。
シャンプーと合わせて、お風呂に数滴垂らしておくと蒸気でバラの香りが広がりリラックスできるでしょう。
酸化しやすい!
ローズヒップオイルの使い方について、最後はその扱いです。
ローズヒップオイルには不飽和脂肪酸が多く含まれていると述べましたが、不飽和脂肪酸はとても酸化しやすいものです。
これは、食事などで摂るときも同様なのでご存知の方も多いでしょう。
日光には当たらないように特に注意し、冷蔵庫などで保管すると良いとされています。
ただし、冷蔵庫に入れたとしても長もちさせるわけではないので、開封して空気に触れ始めたら酸化が進んでいるという認識でいる方が良いようです。
まとめ
ローズヒップオイルを使ってみたいという方や詳しく知りたいという方のために、ローズヒップオイルの成分や種類、おすすめや使い方について紹介してきました。
ローズヒップオイルの効果を聞くと、美容に気を遣っている人では特に使いたくなりますよね。
ただし、匂いや肌質など合う合わないというのは出てくるので、最初は少しずつ試していく方が良いでしょう。
ローズヒップオイルを有効に使って、美容でワンランクアップしたいものですね。