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ポケットwifi

【ポケットWiFiの歴史】いつからあるの?前身はあれだったの?

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ポケットWiFiを持っている人も持っていない人も、ポケットWiFiが現在広く販売されるようになり、普及するまでの道のりを知る人は、きっと少ないでしょう。詳しい方は、通信会社などの開発や販売に携わった方や、ポケットWiFiに関するかなりの知識量を持っているマニアの方くらいでしょう。

どんな人や物にも、長くとも短くとも、現在に至るまでの歴史があるわけですが、今回はポケットWiFiの現在までの機能やその他の部分の歴史をご紹介します。

最初期のモデル

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ポケットWiFiの歴史をさかのぼると、実は現在のような長方形で、画面やその他のランプが点灯するようなものではなかったのです。
だいたい2008年頃のお話です。

一体どういうものだったのかというと、なんと「USB型」のものでした。「ポケットWiFi」という現在の呼び名のものではなく、その前身であるものです。イーモバイルから発売されていたようです。

USBメモリと同じように細長く、それをネットに接続したい機器のUSBの差し込み口に差し込んで使う物だったのです。「今のポケットWiFiよりもコンパクトじゃん!」と思う方が多いかもしれないですが、今のポケットWiFiではできる、とても便利な機能がUSBのタイプではできないのです

なんだと思いますか?.....正解は「複数台接続」です。現在のポケットWiFiも一度に接続できる台数の「制限」がありますが、昔はそもそも1度に1台しかネットを使用することができなかったのです。

ネットを使いたがっている人に、自分のWiFiの通信機器を貸すことでネット環境を使わせてあげようとするなら、自分はその人がネットを使っている間は使うことができないのです。というように、現在では大きな魅力となっていることができなかったのです。

「ポケットWiFi」と言えるものはいつからある?

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先ほど、元々ポケットWiFiというのはUSBの端子を用いたものであって、ポケットWIFiと呼ばれるものではなく、このUSBタイプのものがポケットWiFiの前身である。ということをお話ししました。では、現在と同様のUSBを用いないタイプのものの元祖はいつからあって、どんなものだったのかをお話しします。

元祖ポケットWiFiは、2009年11月にイーモバイルから発売された「D25HW」です。機器本体は楕円形の形状をしており、上半分が文字を表示する画面の役割を果たす部分であり、黒色。下半分は、イーモバイルのロゴが入った銀色。黒と銀という、地味すぎず派手すぎないデザインでした。

CMなどの広告で頻繁に見かける機会が多かったので、ご存知の方も多いことと思います。現在でこそ当たり前になっていますが、パソコンを始めタブレット端末やゲーム機などの幅広い機器に対応していること、コンパクトで収納が簡単なこと、屋外でもつながる範囲内であればどこでもネットを楽しめること、1度に5台もの機器がネットに接続できることなど、これまででは考えられないほどの便利さ、性能の高さに驚いた方は数知れず。

スマートフォンで言えばiPhone並みの、これまでにない革新的なものとして、その存在を広めていきました。といっても、通信速度は7.2Mbps2016年現在では最大370Mbpsという驚きの速さを誇る機種もあるので、現在から見るとかなり遅く感じられますが、どうやら動画サイトなどの通信量の大きいものも待ち時間は短く、特に通信速度が遅くて困ることはなかったようです

稼働時間は現在と比べて…

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2016年現在、ポケットWiFiのほとんどが、1度フル充電にしておけば、その後は充電しなくても8〜12時間にも渡って使用することが可能になってます。筆者の使用しているポケットWiFi(Yモバイルから発売されている504HW)はフル充電で10時間使用可能になっています。

週末には大型書店や家電量販店を周ったりということを半日近くしていますが、途中で電源切れになったことはありません。バッテリー残量がギリギリになることはありますが、電池切れになって困った…ということはありません。

このように、長時間の連続稼働が現在では実現されていますが、初期のポケットWiFiは、4〜5時間連続使用できると銘打ってありましたが、実際は1時間半から2時間半と、スマートフォンよりも短い稼働時間だったのです。お出かけしても、高確率で電池切れに遭遇してしまうのです。

今の筆者が週末のお出かけで使ったとすれば、おそらく電池切れに遭遇する確率はほぼ100%です。通信速度とともに、稼働時間も着々と改善されてきたのです。

まとめ

いかがだったでしょうか。ポケットWiFiも、コンピューターやその他の電子機器と同様に、初期のものは、当時なら感動するほど便利なものであっても、数年過ぎて振り返ってみればとても未熟だったと言えるものなのです。他の電子機器の歴史を調べてみるのも面白いかもしれないですね。

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Lacy編集部:桜井香織

Lacy編集部:桜井香織

ビューティーライター(エディター) 美容の専門学校を卒業後、美容関連の広告代理店に就職。美容系雑誌や通販の広告業に専念するも5年で退社しビューティーライターとして活動。 様々な分野を独学で勉強し、ファッション、エステ、整形などの美容系はもちろん、演劇やゲーム、アニメなど幅広い視点でビューティーと向き合い、ユーザー目線でのライティングが得意です。 新しく発売された美容品やサプリを実際に購入し、どんな効果があり、巷の口コミは本当なのかを自分自身が納得するまで徹底調査。時にはイチユーザとして辛口の評価も。 ビューティーライターだけでなく、美容関連のイベント企画やセミナーなども積極的に行い、頼れるビューティディレクターを目指しています。 【得意ジャンル】 スキンケア/メイクアップ/ヘアケア/ダイエット/美容サプリ など美容系全般 Twitter:https://twitter.com/Ranklabo

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