好きな人ができると、関係を進展させるために告白をするのが恋愛においての自然な流れですよね。でも、実際に面と向かって告白するのは恥ずかしい…。そんな時に候補として挙がるのがおそらく電話での告白です。
さっと読める目次
電話告白を成功させるコツ
タイミングに注意する
電話で告白するとなると、電話をかけるタイミングは自分次第。かといって、自分の気が向いた時間にかけるというのは絶対にNGです!
相手が仕事中で忙しかったり、寝ていたりするような時間にかけてしまっては「気の利かない人だな」と思われてしまい成功する確率も下がってしまいます。
告白するのであれば、相手の都合を第一に考えましょう。最も好ましいのは、事前にメールなどで「〇時に電話していい?」などと軽くアポイントを取っておくこと。了解を貰えれば、あとは告白に向けて気持ちの準備をするのみです。
また、その際に大事な話があるということを少し匂わせておくと、相手も大体の予想はつくかと思います。何の予兆もなかったのに突然「好き!付き合って!」と言われても、言われた方はびっくりして困ってしまいますよね。
かける場所に気を付ける
電話をかける時、がやがやした場所やテレビの音が聞こえるような場所でかけてはいけません。相手からすれば、告白という大事な話であるはずなのに邪険にされているように感じてしまいます。
無音だと緊張するから、という気持ちも分かりますが、告白をするのであればあくまでも相手のことを第一に考えましょう。ただでさえ真剣さが伝わりにくい電話では、そのような細かいところにも手を抜いてはいけません。
素直な気持ちを伝える
緊張しているから、恥ずかしいからと言って、言葉をごまかしたり嘘をついたりは絶対にしないようにしましょう。顔は見えないものの、素直で正直な言葉で気持ちを伝えれば相手にも届くはずです。
少しぎこちなくなったとしても、自分の言葉でしっかりと伝えましょう。どうしても緊張してうまく話せないようなら「ごめん、緊張してる」と相手に伝えてしまうのも一つの手段です。相手にも緊張しているのが伝われば、広い心で待ってくれるはずですよ。
電話による告白のメリット
緊張が少なくて済む
告白をするにおいては緊張をしないということは難しいとは思いますが、それでも直接伝えるよりは電話の方が緊張は少なく済むでしょう。
それは電話で伺える相手の情報は声しかなく、顔が見えないためです。好きな人を目の前にすれば、せっかく考えてきたセリフも真っ白になってしまうかもしれません。
電話であれば、いつもリラックスしているような場所で比較的リラックスしながらかけることができますよね。
伝えることを整理しながら話せる
電話であれば、いわゆるカンペを用意してそれを見ながら告白することができます。対面していては到底できないことですよね。
「相手を直接前にしたらうまく話せなくなるかもしれない…」と不安な人にとっては、事前に考えたセリフを読み上げるようにするだけで伝えることができるので、便利な方法と言えます。
メールよりは真剣さが伝わる
直接での告白が怖い人にとってもう一つの候補となるのが、メールでの告白だと思います。特に最近では、SNSでも簡単に気持ちを伝えることができますよね。
しかし、メールでは相手に伝わるのは文字のみ。文字は何度でも書き換えられるものですし、相手からすれば本気なのかどうかが疑わしいものかもしれません。
それに対して電話は、相手の顔は見えないものの確実にリアルタイムでやりとりをすることになります。したがってその時々の気持ちをごまかすことができないのと、声でも感情を伝えられることから、メールに比べると真剣さが伝わる告白方法であると言えるでしょう。
二人だけの時間がつくれる
相手に電話をする時に事前に一人であることを確認しておけば、その時間は二人だけの時間であると言っても過言ではありません。野次馬もおらず、誰かに告白シーンを見られる心配もないのです。
告白シーンを見られることで周りからからかわれたり、会社であれば組織にいづらくなるような場合では、何の証拠も残らない電話はうってつけの方法かもしれませんね。
電話による告白のデメリット
相手に真剣さが伝わりにくい
メールよりはおすすめできる電話での告白ですが、それでも直接会っての告白よりは相手に真剣さが伝わりにくいのも事実です。付き合うというのは簡単なものではありませんので、告白される側からすれば相手の真剣さも気になるところ。
緊張するから、うまく話せないからなどといった自分本位の言い訳ではなく、相手がどう思うか、ちゃんと伝わるかを重視した告白をしたいところですね。
相手の感情が読みづらい
話をする相手が何を考えているのかというのは、基本的には表情から読み取ることが多いです。表情を見れば、嬉しいのか、悲しいのかなどの感情を大体把握することができますが、電話では相手の顔が見れないため、何を考えているのかはとても分かりづらいです。
電話であれば、感情が声に乗る人もいれば、ポーカーフェイスのように感情を隠したまま話す人もいるでしょう。
気持ちを伝えるのが難しい
電話での告白の場合、声だけで相手に気持ちを伝える必要があります。直接であれば相手にも伝わる感情や緊張なども、声だけに乗せて伝えるのは難しいと言えるでしょう。
対面して告白する時には、顔が赤くなったり、そわそわしたりといった反応が告白のムードを駆り立ててくれますが、電話だとそんな手段は使えません。相手からすれば、こちらの声に聞き耳を立てているだけの状態なのです。
普段からトークが上手な人であれば、話の持って行き方や言い回しなどで工夫ができるかもしれませんが、口下手な人には正直あまりおすすめできません。
「告白をする」という空気が相手に伝わった以上、相手はこちらの出方を伺うはずです。そんな中うまく言葉が出てこなかったり全く関係のないことを話してしまったりすると、相手もきっと拍子抜けしてしまうことでしょう。
沈黙が気まずい
電話で告白をしようと意気込んでも、いざとなれば緊張でうまく話せなくなるかもしれません。そんな時に襲ってくるのが沈黙です。告白する側である自分が主導権を握っている以上、相手が気を使って場を繋いでくれる、なんてことはあまり期待できませんし、期待するべきでもありません。
電話での、しかも告白する時の沈黙は、実際よりもとても長い時間に感じることでしょう。しかしそれは自分だけでなく、相手にも言えることです。相手の時間を貰って電話をしているということを考えると、気まずい沈黙をつくってしまうのはとても申し訳ないですよね。
成功率は低いかも?
電話が一番緊張しないから、と言って電話での告白を選ぶ人もいると思いますが、もしも相手が「電話での告白は論外!」と思っている場合、成功率は低いでしょう。
人によっては、それまで良い関係を築けていたとしても、「電話で告白された」ということをきっかけに気持ちが冷めてしまうという人もいるかもしれません。
相手を本当に好きで絶対に逃がしたくない、という場合は、無難に直接告白をした方が良いかもしれませんね。
最後に
電話での告白は、今となっては一般的なものにもなっているかもしれません。しかし、電話で告白するのはメリットもあればデメリットもあります。
自分自身後悔しないよう、そして告白が無事成功するよう、もしも電話で告白をするという場合は相手の気持ちを考え、そしてストレートに自分の気持ちを表現してみてくださいね。