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ファッション

レディース水着の選び方|自分にピッタリな1着を適確に選ぶコツ

更新日:

毎年、夏が近づいてくると気になるのが水着の流行です。

手持ちの水着はあるけど『流行に後れていないか?』『やっぱり今年の流行を取り入れた水着に買い替えよう!』などと悩んでしまうのは、ファッションに敏感な女性心理ですよね。

 

特に女性向けの水着ファッションは、流行・トレンドが目まぐるしく変化し、女性のオシャレ心を刺激します。

あなたは、水着を選ぶ時のポイントとして、「デザイン」「品質」「価格」など、どれを重視しますか?

 

女性向け水着のトレンドや流行を的確に捉えて、自分にピッタリな水着を選ぶ方法をお伝えします。

 

レディース水着の選び方。どんな種類の水着があるの?

ひと口に水着といっても「スポーツ用」「潜水用」「サーフィン用」「遊泳用」「ファッション用(見せる)」など使用目的によって多種多様です。

私たちが、一般的に女性用水着という場合には、海やプールで遊泳する時やファッションとして見せる時に着用する水着のことを指しています。

 

女性用水着には、デザインを決める上での基本的な分類があります。この基本的な分類のデザインのバランスの変化とともに、色・柄やデティールなどのファッション傾向が加味されて流行を生み出します。

 

全体のデザインによる分類

ワンピース水着

「ワンピース水着」は、トップスとボトムスが連続して1つに繋がっているタイプです。

激しい動きや泳ぎでもズレにくく、肌の露出度が少なく日焼けを最小限に抑えられる、また一気に着脱ができて着替えが早いといったメリットがあります。

いっぽうでトイレの時には全部脱ぐ必要があるので面倒だというデメリットがあります。

 

ワンピース水着は、「Aライン」「モノキニ」「スリングショット」の3タイプに大きく分けられます。

 

Aライン

ボトムスにスカートが付いたデザインです。

モノキニ

バックのデザインが、まるでビキニのように見えるデザインです。

スリングショット

2本のストラップだけで首からボトムスまで繋げたデザインです。

 

ツーピース水着

「ツーピース水着」は、トップスとボトムスがそれぞれ独立して2つに分かれたタイプです。

最大のメリットはトイレでの利便性でボトムだけ脱げば簡単に要が足せることです。

激しい動きや泳ぎでズレやすく、また肌の露出度が多くなるので日焼けの範囲が広くなるといったデメリットがあります。

 

ツーピース水着は、「セパレーツ」「タンキニ」「ビキニ」の3タイプに大きく分けられます。

セパレーツ

ビキニと比較して露出度が抑えられた感じのデザインです。

タンキニ

タンクトップやキャミソール型のトップスとボトムスを組み合わせたデザインです。

ビキニ

布地の面積が小さく、マーシャル諸島の“ビキニ”環礁から名付けられたデザインで、さらに「三角ビキニ」と「マイクロビキニ」の2タイプに細分化されます。

 

トップスのラインによる分類

女性用の水着は、トップスのラインによってもデザインのタイプが分類されています。

たとえば、今年の流行を語る時に「ベアトップ」とか「ホルターネック」とか「バッククロス」などと表現するデザインの特徴的分類です。

 

ベアトップ

バスト部よりも上の生地をカットしたデザインです。ストラップがあるものと、ストラップレスのものに分類されます。

ベアバック

背中の部分を大きくカットしたデザインで、バックレスとも呼ばれます。

ベアミドリフ

ウエストの部分を大きくカットしたデザインで、寸胴の体形を目立たなくする効果があります。

Vネック

胸元の生地を深くカットしたデザインで、バストラインを美しく見せる効果があります。

ハイネック

Vネックとは逆にバストラインから首までを覆い、肩のみを露出させたデザインです。

ホルターネック

ストラップを首に吊るしたデザインです。

ワンショルダー

片方のストラップをなくしたデザインです。肩幅の広さを目立たなくする効果があります。

オフショルダー

両肩にヒモがかからず大きく首回りが空いた状態で、腕部分に袖を付けたデザインです。腕周りに生地がかかるため、二の腕をカバーする効果があります。

バッククロス

背中でストラップを交差させたデザインです。背中を小さく細く見せる効果があります。

センターストラップ

肩ヒモが首から胸の中央までV字になったデザインです。胸の大きさが目立たないというメリットがある反面で、上からの衝撃に弱いというデメリットがあります。

ワイドストラップ

センターストラップと逆で、胸の両側までハの字になったデザインです。

クロス・ストラップ

ストラップが首の少し下あたりで交差し、片方の肩からは逆方向のバスト部分にストラップが交差するように繋がったデザインです。

ストラップレス

トップスに肩ヒモがないデザインです。胸の大きさが目立たないというメリット反面で、上からの衝撃に弱いというデメリットがあります。

 

ボトムスのラインによる分類

女性用の水着は、ボトムスのラインによってもデザインのタイプが分類されています。

たとえば、「ハイレグ」とか「Tバック」とか「スパッツ」などが良く知られています。

 

ハイレグ

腰骨あたりまでシャープなV字にカットされたデザインです。「ローライズ」に替わって1980年代後半より流行したデザインで現在は減少傾向にあります。腰骨より上にハイカットされた「スーパーハイレグ」というデザインもあります。

ローライズ

股間からの上部が浅いデザインで、1970〜1980年代前半に流行したが短足に見えるため、スタイルの良いモデル以外ではあまり着られないデザインです。

キュロパン

ショーツとキュロットスカートが一体になったデザインです。

スパッツ

スパッツ状になったデザインで、フィットネスや競泳などでの着用が増加傾向にあります。

Tバック

ボトムのバックのデザインがT字型をしており「ソング」「タンガ」「Gストリング」の3つのタイプがあります。

ブラジリアン(リオ)カット

ボトムスのバックがハイカットで、1/2カットのデザインです。

 

 

自分にピッタリな流行の水着を選ぶコツ

水着を着るのは、特別な人でない限りは1年にひと夏だけです。

1年ともなると自分の体形が変わってサイズが合わなくなるリスクだけではなく、流行に合わなくなって着るのも恥ずかしいというリスクも発生します。

 

自分にピッタリな流行の水着を選ぶためには、どんなことに注意したら良いのでしょうか?

 

重視するポイントに優先順位を付ける

水着を選ぶポイントは、何を重要視するかによって変わります。

デザインを重視するにも「斬新な流行のデザイン」なのか「翌年も流行するデザイン」なのかによって価値観が異なります。

 

1年限りの使い捨てでも良いと割り切った価値観の人は、躊躇することなく斬新な流行のデザインを選択することができます。

 

逆に、2~3年は着たいと思えば、同じ流行であっても比較的無難なトレンドのデザインを選択するはずです。

重視するポイントとなる「デザイン・色・柄」「品質・機能性」「価格」に流行度を考慮して優先順位を付けることが大切です。

 

短期的な流行ではなく、一定期間のトレンドで選ぶ

同じファッション性であっても“流行”“トレンド”とは、少しニュアンスが異なります。

“流行”とは、「ファッションの短期間での一時的な際立った特徴」を指し、“トレンド”とは「ファッションの一定期間での流れの傾向」を指します。

 

水着の賢い選び方のポイントとは、その年の流行の水着を選ぶとしても、“トレンドに乗った流行”であることが大切です。

 

例えば、“トレンドに乗っていない流行”の水着を選べば、翌年には流行からハグレテしまい“1年使い捨て”という消耗品的な扱いをする覚悟が必要です。

 

せっかく自分にピッタリのお気に入りの水着を、『最低でも2~3年は着たい!』と思うのであれば、“トレンドに乗った流行”であることが重要な選択のポイントとなります。

 

トレンドの中で個性に合わせることが最新のファッション

最近のファッションの傾向として、誰でもが同じものを着ているという“一緒くた”の流行ではなく、流行のトレンドの中にあるものの中から“自分の個性に合わせる”ことが最新のファッションとしての流行であるとされています。

 

洋服のファッションは、春・夏・秋・冬と連続したトレンドの流れがありますが、水着のファッションは、夏→翌夏と1年おきのトレンドとなります。

この1年おきのトレンドの流れを掴むことは、業界の水着キャンペーンガールや販促イベントに注目することで可能となります。

 

2017年に流行した水着とそのトレンド

2017年の女性ファッションの常識として、「胸はモリモリ盛らないのがトレンド」として流れているようです。

そのトレンドの最先端にあるのが、洋服のファッションでも流行している「オフショルダー」「クロス・ストラップ」などに代表されるようです。

 

流行のデザインのトレンドは?

1.オフショルダー

2016年夏の水着で人気が急上昇した「オフショルダー」は、2017年の春のファッションでも流行し、そのまま夏の水着でも人気のトレンドとなって活躍しています。「オフショルダー」とは、肩を露出したデザインのことで、さりげなくセクシーな大人っぽさを醸し出します。

 

また今年のトレンドとしてのポイントでもあるフリルやレースなどの装飾で、ぜい肉がきになる二の腕をさりげなくカバーしてくれる効果もあります。

 

2.クロス・ストラップ

「クロス・ストラップ」とは、ストラップが胸元やバストの下で交差するクロスバンドのデザインで、2016年夏に続き2017年夏の水着でも流行し人気を集めています。

完全にトレンドの流れの中にあり定番のデザインとして定着しそうです。

 

片方のそれぞれの肩からは逆方向のバスト部分にストラップが交差するようにクロスするデザインは、バストをより美しくセクシーに見せる効果があり幅広い年齢層に支持されているようです。

 

3.フレアのバンドゥビキニ

「バンドゥビキニ」とは、チューブトップ型のビキニのことで、バンドゥは幅の狭いブラジャーを意味します。

通常の水着の三角型のブラジャーに対して、バンドゥビキニのブラは、横長の四角形をしています。

 

この横長の四角形のブラにフレアを加えることで、2枚重ねとなり小さい胸でもカバーできるメリットがあります。

またワイヤー&パッド入りでキレイなバストメイクができるとともに、パッドが取り外し可能で、バストのボリューム調整ができるものもあります。

 

フレアのバンドゥビキニは、胸元の露出を抑えつつも柔らかな胸元シルエットを装うことができることで、ここ数年続いて流行している人気デザインです。

 

4.上下別柄ビキニ

「上下別柄ビキニ」とは、トップスは無地で、ボトムスは柄物といった上下で色も柄も異なるものを組み合わせたビキニスタイルのデザインのことです。

 

洋服のファッション感覚で着こなすことができる「上下別柄ビキニ」は、個性的なスタイル重視の人やおしゃれ上級者の人などに人気のデザインです。

トップスには、ホワイトやブラックなどのベーシックな定番色を選び、逆にボトムスには今年流行のトレンデイーな柄物を組み合わせると、派手過ぎずにしかも新鮮なデザインとして楽しめます。

 

流行の色・柄のトレンドは?

1.タイダイ柄

「タイダイ柄」とは、「タイダイ染め」によって染色された独特の柄のことです。

タイ(Tie=縛る)とダイ(dye=染める)の組む合わせ通り、生地を糸で縛り付けてから染料につけることで、味のある色合いが出せる染色法で、打ち上げ花火のような柄が多くなります。

 

この独特の鮮やかなタイダイ柄が、ビーチやプールで映えるとあって水着の柄として人気を集めています。

 

2.ビタミンカラーとフルーツ柄

フレッシュな「ビタミンカラー」をベースにした“レモン”などの「フルーツ柄」が、2017年の水着の流行のポイントとなっています。

イエローなどの原色を基調としたビタミンカラーやフルーツ柄は、元気で健康的なイメージがあり、しかも真夏の太陽の下で鮮やかに映える色調です。

 

3.トロピカル柄

「トロピカル柄」とは、熱帯の南国を思わせる色鮮やかで大柄のものを指します。

ヤシの木やハイビスカスやパイナップルなどの植物柄が主体でアロハシャツや水着に多く使用されます。

 

ダークカラーで大ぶりの陽気なトロピカル柄は、大人っぽくシックに女性らしいセクシーさをアピールでき、2017年も流行の人気の柄となっています。

 

4.ビビッドな花柄

花柄は、可愛らしい雰囲気の中でも落ち着きがあり、年齢に関係なく水着の定番となっています。

2017年の水着のトレンド色は、花柄の中でも特にビビッドな色合いの花柄となっています。

 

5.落ち着きのある大人のモノトーン

ホワイトやブラックの定番カラーを基調とした「モノトーン」は、無地にしても柄物にしても、水着の定番として、衰えない人気を保っています。

 

単色での組み合わせ以外に「ホワイト無地×ブラック無地」や「ホワイト無地×ブラック柄」などのコーデイネートの変化でも楽しめます。また柄に今年らしい幾何学やエスニック柄を取り入れることで、トレンドの流れにしっかり乗ることもできます。

まとめ

水着を選ぶ時には、その年だけの“流行”を重視するよりも、流行の傾向としての“トレンド”を重視した方が賢いと言えます。

流行だけを重視し過ぎると翌年にはガラッと変わり、昨年のモノだとバレバレで、着るのが恥ずかしくなります。

 

トレンドを重視すれば、流行の傾向を取り入れながら、自分ピッタリの個性的な水着を上手に選ぶことができます。

またせっかくのお気に入りの水着を、1年きりではなく、3~5年は着ることができて経済的です。

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Lacy編集部:桜井香織

Lacy編集部:桜井香織

ビューティーライター(エディター) 美容の専門学校を卒業後、美容関連の広告代理店に就職。美容系雑誌や通販の広告業に専念するも5年で退社しビューティーライターとして活動。 様々な分野を独学で勉強し、ファッション、エステ、整形などの美容系はもちろん、演劇やゲーム、アニメなど幅広い視点でビューティーと向き合い、ユーザー目線でのライティングが得意です。 新しく発売された美容品やサプリを実際に購入し、どんな効果があり、巷の口コミは本当なのかを自分自身が納得するまで徹底調査。時にはイチユーザとして辛口の評価も。 ビューティーライターだけでなく、美容関連のイベント企画やセミナーなども積極的に行い、頼れるビューティディレクターを目指しています。 【得意ジャンル】 スキンケア/メイクアップ/ヘアケア/ダイエット/美容サプリ など美容系全般 Twitter:https://twitter.com/Ranklabo

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