ポケットWiFiを持っている人はたくさんいるのは、言うまでもありません。しかし、その使い方は人それぞれ。ネットサーフィンをしたり、何かをダウンロードしたり。
扱い方も違ってきますので、ポケットWiFiは電池の減りや寿命に個体差が現れてきます。差が出てくるのであれば、せっかくなら他の人よりも長く使いたいですよね。
というわけで今回は、ポケットWiFiを様々な視点から、無駄なく賢く大切に使っていくためのノウハウをご紹介します。
高いところに置かない
いつでも持ち歩いて使えるポケットWiFiですが、行動を共にする分、いつでも衝撃から守ってあげなくてはいけません。特に、自宅や職場で使っている時に、机や棚の上の方などの高いところに置いていないですか?
「もし落としたらどうしよう」ということは考えてみたことはあるでしょうか。たった一度落としただけなら、画面に直撃しない限りは壊れることはまずありません。
しかし、何度も落としていれば故障へのリスクは高まりますし、「次また落としても大丈夫」と油断していては、永遠のループです。「次何か強い衝撃を与えてしまったら、多分壊れるのでさらに気をつけよう」と、危機感や注意力をより一層高めましょう。これは、頻繁な買い替えを防ぐことによる「金銭的な無駄」を抑えるものです。
しばらく使わない予定なら、電源オフ
知らないうちに電池切れになって使えなくなるということへの対策のために、常にコンセントにポケットWiFiを接続して、充電状態にしているという方は、かなりいるでしょう。
確かにその方法をとっていれば、長時間の外出をしない限りは電池切れには絶対と言っていいほど起きません。しかし、その方法に固執せずにこの方法を試してみるのはいかがでしょうか。それは「一定の時間を決めて、その時間より長い間使わない予定なら、電源を切る」という方法です。
例えば、3時間以上使わないなら電源を切ると決めたとします。すると、睡眠時間はもちろん、ネットとは関係ないことをするときには3時間以上ポケットWiFiを使わないだろうと予想できるので、あらかじめ電源を切ることになります。
こうすれば、電源オンの状態で常にコンセントにつなげているよりも、明らかに消費電力が抑えられます。自分で時間を決めて、その時間の長さを超えて使わないと予想できるのであれば、電源を切りましょう。これは、節電を心がけることによる「電力の無駄」を抑えるものです。
1日のネットの使用時間を決める
誰しも、ネットを楽しんでいれば「あれっ、もうこんな時間!?」と思うほど、長時間使用していたということは、これだけネットが発達したネット社会の中では、多くの方が頻繁に体験することではないでしょうか。
特に、Youtubeなどの動画サイトは、ただブラウザにおいて検索するというネットサーフィンと比べて、明らかに消費するデータ通信量に差があります。なので、動画サイトを数時間という単位で使用していれば、自分の想像をはるかに越える通信量が消費されてしまいます。こういった問題への一番の対策は、「使用時間を決める」というものです。
さらに細かく言うと、使用時間の範囲内なら、使い方は自由にするのがいいでしょう。使用時間以外の制限を設けないのです。先ほどデータ通信量が多いと述べた動画サイトも、動画サイトほどでもないブラウザも関係なく使っていいというわけです。
自由を自ら奪って、使い方を制限している分、時間の制限は設けないという方法もありますが、これでは「楽しむ」ということを感じられないのでおすすめしません。なので、やはり「使用時間を制限する」という方法を強くおすすめします。ネット依存症へのリスクも下がりますからね。これは、使用時間を考え直すことによる「データ通信量」を抑えるものです。
使用頻度の低い端末は、接続を切る
パソコンやスマートフォン、タブレットなど、ネットに接続して使用する端末を複数お持ちの方は、多いかと思います。しかし、複数台持っているからといって、すべての端末を同じ頻度で使っているでしょうか。大抵の方は複数ある端末の中でも、差が生じているでしょう。スマートフォンの普及が著しい現代であれば、特にちょっとした調べ物はスマートフォンで済ます方がほとんどでしょう。
いちいちパソコンを起動させて、ブラウザを開いて…という方法をとるのは、スマートフォンと比べて格段に時間がかかるので、パソコン派の方は減ってきているかと思います。
このようにして差が出ても、複数台の端末を接続している状況では、等しくネットに接続されているので、自動でのバージョンアップなどによるデータ使用は生じており、使ってもいない端末もご丁寧にデータ使用量を増加させているのです。というわけで、使用頻度の低い端末はできるだけ接続を切る方がいいです。これも、使用方法を考え直すことによる「データ通信量」を抑えるものです。
まとめ
いかがだったでしょうか。思いの外、ポケットWiFiに与えてしまっている負担や無駄は多いものです。この無駄を未然に防げば、きっと経済面はもちろん、物の使い方にも良い影響が出るのではないでしょうか。