1年の中でも気温が低く、空気の乾燥する冬場はお肌もカサつきますが、唇もカサついてひび割れたりしますよね。
唇が乾燥しやすく、とりあえずリップクリームを購入してメイク前や寝る前につけてケアをされていらっしゃる方は多いと思います。
ですが、唇をしっかりと保湿するためには、自分に合ったリップクリームを選び、正しいケア方法で唇のお手入れをする必要があります。
そこで、ここでは乾燥しがちな唇を、リップクリームを使ってキチンとお手入れする方法や正しいリップクリームの選び方を、詳しくご紹介させて頂きたいと思います。
「冬場は唇が乾燥しがちなので、正しいリップクリームの選び方やケア方法を知っておきたい!」という方は、ぜひ、以下の記事を読んでみてくださいね。
さっと読める目次
リップクリームの正しい選び方
「唇が乾燥したら、とりあえずリップクリームを塗っておけばいいのでは?」と思っていらっしゃる方は意外と多いと思いますが、実は、唇の乾燥対策に欠かせないリップクリームは正しい選び方をしないと、乾燥を防ぐ効果を発揮できなかったりするのです!
「では、どんなリップクリームを選べばいいの?」と疑問に思った方のために、以下にリップクリームの正しい選び方のポイントをいくつか詳しく解説させて頂きますね!
唇の荒れ予防として使用するなら薬用や医薬部外品を選ぼう
唇の荒れが気になる方がリップクリームを選ぶときは、薬用、もしくは医薬部外品のリップクリームをチョイスしましょう。
薬用のリップクリームや医薬部外品のリップクリームには唇の荒れを改善する効果のある有効成分がありますので、唇の荒れを防ぐことができます。
特に、唇がひび割れていたり、皮がむけたりする方は、第3類医薬品と表示されているリップクリームをチョイスしましょう。
ただし、薬用、医薬部外品のリップクリームはあくまでも唇の荒れを改善するためのお薬なので、むやみやたらに使用するのではなく、様子を見ながら使用しましょうね。
ホホバオイルなど唇ケアに有効な成分が配合されているものを選ぼう
唇の荒れが気になる方が、リップクリームを選ぶときには、リップクリームに配合されてい成分を購入前によく確認し、唇の保湿ケアに有効な成分であるホホバオイル(参考:美肌の王様!ホホバオイルでスキンケア&アンチエイジング すごい効果の秘密とは?)や、ビタミン、天然保湿因子が配合されているリップクリームを購入して保湿ケアをすることをおすすめします。
特に唇の荒れや乾燥が気になる方が、リップクリームを購入する場合は、ホホバオイルなどの保湿成分が配合されているかどうかチェックするのを忘れないようにしましょうね。
日焼け対策用ならUVカット成分が配合されたリップクリームを選ぼう
外出するときにリップクリームを使用する場合は、唇の保湿に有効な成分が配合されているだけではなく、外の紫外線をカットすることができるUVカット成分が配合されたリップクリームを、唇の保湿ケア&日焼け対策に使用することをおすすめします。
ただし、外出している日中はこのUVカット成分が配合されたリップクリームを使用してもいいのですが、UVカット成分が配合されたリップクリームは少なからずお肌に刺激がありますので、唇がひどく荒れているときや、寝る前の唇ケアに使用するとかえって唇の荒れを悪化させてしまう場合がありますので、あくまでも日中の日焼け対策用として使用してくださいね。
リップクリームは自分の体質に合ったものを
市販されているリップクリームの中にはスーッとする成分であるメントールが入っている場合がありますよね。
このメントールは人によっては刺激が強すぎて、唇を潤すためにリップクリームを塗っても中にメントールが入っているせいで、かえって唇が荒れてしまう場合もあります。
また、リップクリームに配合されている成分は口の中に入っても大丈夫な成分が使用されているのですが、体質によってはアレルギー症状が出る場合があります。
自分の体質に合わないリップクリームをそのまま使い続けると唇をケアするどころかかえって唇が荒れる原因となってしまいますので、購入したリップクリームを使ってケアしても唇の乾燥や荒れの改善が見られない場合は、成分をよく確認して、異なる成分の配合されているリップクリームを使ってみることをおすすめします。
低刺激で赤ちゃんにも使えるワセリンも唇の保湿におすすめ
低刺激で赤ちゃんのお肌の保湿にも使えるワセリンは石油から作られた保湿クリームですが、体全体の保湿だけではなく、唇の保湿にも活用できます。
ワセリンには精製度が低く見た目が黄色っぽい黄色ワセリンと精製度が高く値段もちょっとお高めな見た目が白い白色ワセリンがあります。
黄色ワセリンには不純物が配合されていますが、体に害はありません。
ただし、気になる方は、黄色ワセリンよりもちょっとお高めですが、製度が高い白色ワセリンを選んで購入し使用することをおすすめします。
リップクリームの効果をアップさせるセルフケアの方法
「リップクリームは唇が渇いたときに塗っておけば良いのでは?」と思っていらっしゃる方も多いと思いますが、正しいセルフケアを行えば、唇の保湿ケアの効果がぐんとアップします。
「乾燥しがちな唇を、リップクリームを使った正しいセルフケアを行って潤った唇にしたい!」という方のために、以下にリップクリームの効果をアップさせるセルフケアの方法をいくつかご紹介させて頂きますね。
リップクリームは昼間と夜で使い分けよう
紫外線はお顔やボディだけでなく、唇にもダメージを与えます。
ですから、日が差している日中は、上記でもご紹介しましたようにUVカット効果のあるリップクリームを使用して、唇の日焼け対策を行いましょう。
ただし、UVカット効果のあるリップクリームの成分はお肌に刺激がありますので、夜の唇のケアに使用するとかえって唇が荒れてしまう場合がありますので、夜間の唇の保湿ケアに使用するリップクリームは、UVカットの成分が入っていないものを使用しましょうね。
リップクリームは縦方向に塗ろう!
リップクリームを塗る時、皆さんどんな方向で塗っていますか?
意外と縦方向ではなく、横方向に塗っているという方のほうが多いのではないでしょうか。
ですが、リップクリームの保湿効果を得るためには唇の線が入っている方向、つまり縦方向に塗った方が、乾いた唇の奥まで潤い成分を浸透させることができるのです。
また、唇が荒れて皮がむけやすくなっているときに横方向にリップクリームを塗ってしまうと摩擦で唇の皮がめくれてしまう場合がありますので、リップクリームを塗る時には必ず縦方向に塗るようにしましょうね。
より潤したいからとリップクリームをたくさん塗るのはNG!
唇が渇きがちな方は、より唇を潤したいからと何度も何度もリップクリームを塗り重ねていたりしませんか?
でも、リップクリームの塗りすぎは、唇の荒れや乾燥を引き起こしてしまう場合があるのです!
なぜ、リップクリームをたくさん塗ると唇の乾燥や荒れを引き起こすのかというと、唇も含めお肌にはもともと自分からきれいになろうとする力が備わっているため、リップクリームをたくさん塗って唇を甘やかすと、自ら唇を潤そうとする力が弱まってしまい、結果的に唇が乾燥しがちになってしまいます。
さらに、唇にリップクリームを何度も塗る行為による摩擦で唇にダメージを与えることとなり、唇の荒れや乾燥を引き起こしてしまう場合があるので、リップクリームを必要以上にたくさん塗るのはNGなのです!
リップクリームは、たくさん塗らなくても塗る頻度は2時間~3時間おきに1日に5回~6回ぐらい塗ればOKです。
リップを使ったスペシャルケアのラップパックで唇をツヤツヤに
唇をより潤したい方におすすめなのが、リップクリームを使ったスペシャルケアであるラップパックです。
ケアの方法は以下の通りです。
①リップクリームを唇にたっぷり塗ります。
②リップクリームを塗った唇の上にラップをかぶせます。
③5分~10分そのまま待ち、 ラップをはがしたらラップパックは完了です!
とっても簡単にできるので、唇の荒れが気になる時には、ぜひ、行ってみてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
リップクリームを使用して乾燥して荒れがちな唇をケアする場合は、以下のような点に気をつけて、自分に合ったリップクリームを選ぶ必要があります。
①唇の荒れ予防として使用するなら薬用や医薬部外品を選ぼう
②ホホバオイルなど唇ケアに有効な成分が配合されているものを選ぼう
③日焼け対策用ならUVカット成分が配合されたリップクリームを選ぼう
自分に合ったリップクリームを見つけられたら、上記でご紹介しましたケア方法を用いて正しく唇のケアをして、潤いのあるプルプルの唇をキープしてくださいね!