独学をする場面というものは、人によって多かったり少なかったり。もしかしたら無縁の人もいるかもしれませんが、何かを知りたい、学びたいと思った時に人は環境がなければ殆どの人は独学で挑むことでしょう。
今回はそんな独学をしたい人必見。独学をする上で知っておきたい勉強法について紹介をしていきます。独学をして自分を高めたいのであれば、勉強法に拘って独学をしていきましょう。
さっと読める目次
決まりを作る
独学は誰かに強制されるものでもなく、完全に自分との戦いの中で行うものとなります。自分が怠けてしまえば、それだけ勉強は疎かになりますが、それを問い詰める人も責める人もいません。
しかし独学をしてまで勉強をしたいと思った自分の気持ちを裏切ることとなり、最終的に勉強をしなかったことに対して後悔をすることになります。そうならないように、独学で勉強をしていく上での決まりを作っておきましょう。
目標と期限を設ける
まず、何故独学をしてまで勉強をしたいのかを考えて、目標を決めましょう。どうなりたいのか、何をしたいのか。目標が明確でなければ、独学のモチベーションが上がらないため、あっという間に疎かになってしまいます。
目標が定まったら、期限を設けるようにしましょう。この時期までにここまで出来るようになるという細かい期限でもいいですし、全体的な目標としてこの時期にはこれを出来るようにする、試験に受かるようにするというものでも◎。
目標と期限を明確に設けることは、自分の中で勉強を義務として見つめることが出来るため、怠け対策になるのです。
達成しなかった場合の罰を考える
目標と期間を設けたとしても、イマイチ勉強に対してのメリハリがつかなくなります。そのため、もし達成しなかった場合のことを考えて罰を考えましょう。この時の罰というのは、ある程度キツいもののほうが◎。あまり大したことがない罰だと、そこまで危機感を感じることが出来ないため、独学に対してのモチベーションが下がった時に気持ちを持ち上げるのは難しくなります。
自分の将来や今後の仕事に関する内容であれば、試験や目標に達することが出来なかったら仕事をやめて勉強に専念をする…というくらいの心意気でいたほうがいいかもしれませんね。
勉強する時間を確保する
独学をする上で、意外と難しいのが勉強をする時間を取るということです。勉強法として色々なことを実践していく上では、それなりの時間が必要となりますし、時間を確保出来なければ勉強をすることは出来ません。
本気で独学で勉強をしていきたいのであれば、仕事が忙しかったとしても、1日2時間は勉強をする、通学・通勤中は参考書を読む、など時間を確保するようにしましょう。
自分の1日の中でのスケジュールに予め予定として組んでおけば、勉強する時間を作るために、1日を過ごす上で自然と時間を調節することが出来ます。勉強は時間があってこそ出来るものなので、独学をして身につけたいのであれば時間は必ず確保しましょう。
参考書を使う独学の勉強法
独学をする上で、最も多く使われている勉強法というのが参考書を使ったものです。実際参考書を使った勉強法は効率も良いものですし、勉強もしやすいため、独学をしていく上では必要不可欠な存在だと言っても過言ではありません。しかし参考書で勉強をするにあたって、勉強法を徹底していかないと、参考書の効果を最大限に発揮することは難しくなります。
参考書は一冊に絞る
参考書はたくさんあるかと思いますが、コレだと思った一冊に絞るようにして、同時進行で色々な参考書を使うのはやめましょう。参考書というのは、その一冊だけでその分野に関することについてある程度知ることが出来ます。
自分が勉強をしたことが重点的に書かれている参考書や、まずは基礎を学びたい場合には基礎を中心に書かれている参考書を一冊選び、それを徹底的にやっていきましょう。
何度も繰り返して復習をする
参考書を一冊勉強し終わったら、達成感に包まれると思います。新しい参考書をやるぞ!という気持ちにもなると思いますが、参考書を使った勉強法としては、終わった参考書を何度も繰り返すことが効果的なので、次の参考書には移らないようにしましょう。
参考書一冊の内容は全部暗記しているというくらいの気持ちでなければ、知識が身についたとは言えません。最低でも3回は参考書を復習するようにして、参考書に書かれている内容は考えなくても答えられるくらいの自信が身につくまでは、その参考書を繰り返し使っていきましょう。
完全に覚えたら、新しい参考書に移る
参考書を繰り返し復習をし、完全に覚えたという場合には新しい参考書に移りましょう。参考書の1冊には豊富な知識が含まれているため、一冊を暗記するくらいに徹底的に勉強をすることが出来たのであれば、その分野に関する知識はかなり豊富になっているかと思います。
しかしさらに独学を効果的にやっていきたいのであれば、別の参考書で自分の知識を試す必要もあります。また参考書によっては書かれている内容も多少異なっていることもあるので、知識を広げるために他の参考書に触れたほうがいいこともあります。
独学のモチベーションを上げる
独学で一番難しいことを挙げるのであれば、モチベーションを保つことかもしれません。強制されていないという環境は、いくら勉強をする気持ちがあったとしても、時間が経過をするごとにモチベーションは落ちていくもので、勉強に対する興味が一時的にでも失われていきます。
関連する本なども読む
独学で勉強をしていると、関連するものの存在を知ることがあるでしょう。例えば本は、関連する書籍として参考書などに記載されていることもありますし、勉強をしていく過程でその内容に関する本の存在を知ることもあります。
独学は自分自身で行うものなので、自分が気になった関連するものに自由に触れることが出来るというのは、独学だからこそ出来る勉強法でもあります。直接関係がなかったとしても、勉強に対しての深い理解を得ることが出来ることもあるので、積極的に関連するものには触れていきましょう。
自分の言葉で整理をする
勉強をした内容は、自分の言葉で整理をすることによって、さらに知識の浸透力を高めることが出来ます。いくら勉強をして暗記をしたとしても、何故そうなったのかという理解をしていないと全く意味はありません。自分の言葉で整理出来るということは、完全にそのことに対して理解をすることが出来たという証拠でもあるので、自分の言葉で整理をしていきましょう。
ノートにまとめることもいいですし、ブログを開設して、勉強内容をまとめてみるのもいいでしょう。ブログに関しては、もしかしたらそのブログを見た人から思わぬアドバイスや知識を得ることが出来ることも出来ますし、それがモチベーションにも繋がるので、勉強法の1つとして取り組んでみるといいかもしれませんね。
実践出来ることはどんどん実践する
勉強をしていき、実践することが出来る内容はどんどん積極的に実践をしていきましょう。例えば英語を勉強しているのあれば、英語を日常的に使っていくと理解力が高まります。英語を使う場は限られていますが、例えば外国人が多いバーなどに出掛けてみると、実際に外国人と交流をすることが出来るため、英語力を高めることも出来ます。
他にも勉強する分野によっては日常生活を送っていく上で実践することが出来るものも多いので、理解力を高め、そしてモチベーションを上げるためにも実践出来ることは積極的に実践していきましょう。
まとめ
独学で勉強をするというのは、簡単であり、そして難しくあります。誰にも強制をされない環境というのは、気が緩んでしまえばあっという間に幕を閉じてしまう環境でもあるので、独学の勉強法で心掛けたいことはいかに楽しく、知りたいという気持ちを刺激して勉強をするかどうかだと言えます。
勉強法は工夫をすればするほどに、自分にぴったりのものになっていき、勉強が楽しいと思えるようになります。独学で勉強をするのはある程度の自分の中でルールを設けることも大切なので、自分を律することの出来る決まりを設けた上で、自分の楽しいと思える勉強法を模索しながら、独学をしていきましょう。