ビットコインやイーサリアムなどの仮想通貨を投資としてトレードしたり、保有したりする人が増えてきていますが、そんな人たちが毎日のようにみているものがレートの変遷、つまりチャートでしょう。取引所によっても特徴は違うので、ビットコインはこの取引所、イーサリアムはこの取引所というように分けている人も少なくないのではないでしょうか。同じ仮想通貨でも複数の取引所でトレードしているという場合もありますね。
そんなときに取引所ごとにログインしてといった作業をするのは煩わしいかと思います。そこで役に立つのがアプリですね。現在では実に様々なアプリが出されていますが、仮想通貨のチャートもアプリで確認することができるようになっています。
今回は仮想通貨のチャートアプリについて、便利なものやおすすめとされるものを紹介していきます。
さっと読める目次
仮想通貨のチャートアプリ紹介①Blockfolio
仮想通貨のチャートアプリ紹介でまず最初に紹介するのは、Blockfolioです。Blockfolioの概要や特徴について挙げていきます。
分散管理を手元では一括に
冒頭でも述べたように、分散投資や分散管理で仮想通貨をいくつかの種類にわたってトレードや保有していたり、複数の取引所を使っている場合が多いかと思います。それぞれの取引所ごとにレートも微妙に違うので、全体の流れに対して若干の考慮も必要になってきますね。つまり、取引所ごとに資産の計算をしたり管理をしていくのに、それぞれを開いてログインしてという手間がかかるということです。
そのような手間を省いて手元で簡単に管理できるアプリとして出されているのがBlockfolioです。どの取引所でどの仮想通貨をどれだけ保有しているかをまとめて管理することができるようになっています。まとめて管理することができ、チャートの確認や資産管理も簡単にできるという点で人気となっているということです。
実際にBlockfolioを使っているという人は、仮想通貨の投資に慣れてきた人であればかない多いのではないでしょうか。
記録は自分でする必要がある
分散管理しているものを手元でまとめて確認したり管理できると述べましたが、記録自体は自身で行う必要があります。さすがにそれぞれの取引所と連動して自動で反映してくれるわけではないということですね。トレードを行うごとにこまめに記録していくことでチャンスを逃さないように情報が得られるということにつながります。
取引所との連動はできないのかということは思う人もいるかと思いますが、いずれは出てくるかもしれませんね。取引所独自のアプリも出されていることや、セキュリティの問題などもあるのでそれらが解決されればといったところでしょうか。
仮想通貨のチャートアプリ紹介②coincheck
仮想通貨のチャートアプリ紹介で次に紹介するのは、coincheckです。coincheckのアプリということですね。概要や特徴を挙げていきます。
仮想通貨の取り扱いが多いことでよく知られるcoincheck
coincheckと言えば国内の仮想通貨の取引所でもよく知られた取引所であり、その特徴の1つとして取り扱っている仮想通貨の種類の多さが挙げられますね。ビットコインやイーサリアム、リップルといったメジャーな仮想通貨をはじめとして、モネロやネム、ダッシュなどの伸びが著しい仮想通貨も取り扱っています。このような伸びのある仮想通貨を扱い始めるのが早いのが特徴とも言えるでしょう。
coincheckは、日本で一番簡単にビットコインが購入できる取引所ということを謳っています。その点でアカウント開設から取引開始までが簡単なことはもちろん、アプリで簡単にトレードができるということも力を入れているということですね。初心者でも簡単ということで、おすすめの取引所とされています。
アプリの特徴はとにかく見やすいこと
coincheckのアプリの特徴として何を置いてもまず挙げられるのが、見やすいということです。簡単に購入できることを謳っているだけあって、どの項目も見やすいという評価が多いようです。トップページではトレードの履歴が表示され、送金用のQRコードがすぐにわかるようになっています。
トレードのところでは数量を入れると購入額がレートに合わせて自動で計算されます。チャートのところではビットコインのチャートや他の仮想通貨の現在のレートが表示されており、そのまま売買画面に移れるようになっています。仮想通貨の一覧で総資産を表示してくれるようにもなっており、アプリという点でなくてもとても使いやすいと評判のようです。
仮想通貨のチャートアプリ紹介③BTCBOX
仮想通貨のチャートアプリ紹介で3つ目に紹介するのは、BTCBOXです。これもBTCBOXのアプリということですね。概要や特徴を挙げていきます。
ビットコインの取引所
BTCBOXはそのままですがビットコインの取引所で、BTCボックス株式会社が運営している取引所です。仮想通貨への注目が現在ほど高くないときからビットコインのトレードで日本語サポートを行っていた取引所としても知られています。現在ではビットフライヤーが国内の取引量でナンバーワンですが、以前はBTCBOXが国内取引量トップだったこともあったようです。
ライトコインなどのアルトコインも取り扱っており、海外との価格差が少ないことで当初から使われていたようです。海外との価格差とは、日本の取引所でトレードすると海外の取引所でトレードするよりも高いということが多かったということを指しています。現在では日本の市場も大きくなってきていることが言われていますが、取引所によってレートに多少の差が出るように、地域によっても差が出るということですね。
海外との差が確認できる
上述したように海外との差が少ないことがBTCBOXの特徴ということですが、アプリの特徴としてはその差が確認しやすいということが挙げられています。中国の人がビットコインを多くトレードすることで、その分母の大きさからレートに影響していると言われていましたが、日本の市場規模の拡大も影響してきていると言われています。ジャパンプレミアムという言葉を聞いたことがある人もいるのではないでしょうか。
この価格差で利益を上げようとする動きは当然広がるので、差は比較的早期に縮まります。レートの変遷は先に海外の取引所の動きに出るともされているので、これらの情報をしっかりと掴むことが投資に役立つということですね。
仮想通貨のチャートアプリ紹介④J-bits
仮想通貨のチャートアプリ紹介で4つ目に紹介するのは、J-bitsです。J-bitsも取引所ですね。概要や特徴を挙げていきます。
ビットトレーダーを使っている人も多い?
J-bitsの特徴の1つがビットコインの売買専用に作られているビットトレーダーです。証券会社の株式情報のようにローソク足を表示し、ボリュームなどが視覚的に確認できるようになっています。1分足や1週間足など調整でき、その点も魅力のようです。
レバレッジのことも考慮してインジケーターなども表示できるようです。ビットコインのトレードを専門にしている人では使っている人が多いとされています。
アプリでも同様の機能が
ビットトレーダーの機能が使えるアプリも出されており、iPhoneでもandroidでもどちらでも使えるようです。アプリでこれらの細かい機能が使えるというのはとても魅力的ですね。
また、コインポータルとも提携していることで情報収集も簡単に行えるようになっているということです。
まとめ
今回は仮想通貨のチャートアプリについて、便利なものやおすすめとされるものを紹介してきましたがいかがでしたか?取引所に特徴があるように、アプリにも様々な特徴があるということですね。いくつか試してみることで使い勝手の良いアプリを探し、効率よく投資をしていきましょう。