これからポケットWiFiを購入しようと検討していたり、購入して間もない方は、購入した端末の取り扱いに困っていないでしょうか?「全然問題ないよ!」という方、「ここがいまいちわからない...」という方など、まさに十人十色のような感じではないでしょうか。そこで今回は、ポケットWiFiの取り扱いが慣れていないときにありがちなことや注意すべきことなどをご紹介します。
画面フィルムを貼るべき?
ポケットWiFiは、機種によって画面がついているものと、ついていないものの2種類あります。速度制限のない使い放題に対応している機種であれば、いくら使っても速度制限による通信速度の違和感を感じることがないので、何GB使ったかわからないということもあり、使い放題の対応機種にはほとんど画面がついています。
電子機器であり、画面がついているということで、スマートフォンやタブレットなどと同じように画面保護フィルムが必要だと考える方も少なくないようです。必ずしも必要かと言えば、そうではありません。
理由としては、まずはスマートフォンやタブレットなどのように頻繁に画面に触れる頻度が少ないことです。もう一つは、使っているときもいないときも、一定の場所に置いておくことがほとんどで、頻繁に手に持って立ち歩くことが少ないので、落として床に激突するということが少ないという点です。
理由がこれだけではないとは思いますが、他の同じようなサイズの電子機器に比べて、明らかにキズが付いたり、衝撃を負ったりという可能性が低いことが考えられるので、画面保護フィルムは必ずしも必要ないと思います。
普段の置き場所はどの辺がいい?
購入後、自宅に帰ってみて意外に考えることがあるのがこの「普段の端末の置き場所はどこにするか」です。適当にそこら辺にポイっとおいてしまうかもしれませんが、それはいけません。
お出かけで持っていこうとしたときに「どこだっけ?!」と毎回探してしまうことになりますし、さらには電池切れになってしまい、充電しようとしたらどこに置いたかわからず、探し回ることになります。
一言で言うと、置き場所が曖昧になってしまっていると、「面倒」なことになりやすいのです。そうならないように、自分で「ポケットWiFi=○○(場所)」というように、常に置いておく場所を決めておきましょう。電池切れの心配をなくすために、パソコン近くのコンセントに常につなげておくのが、お出かけの際にもフル充電になっているのでおすすめです。
持ち運ぶときは、どこに入れるといい?
これも意外に悩みやすいことです。ほとんどの方がカバンに入れていますが、そのカバンにしても、奥深くにしまうべきか、開けてすぐの浅いところがいいのかなど、どちらが安全かなと考えることもあるのではないでしょうか。奥深くに入れておくと、他のものを取り出すときに一緒に出てきて、落としてしまい紛失する心配がないです。
しかし、逆に電波状況や残りの電池の確認をするときには、取り出すのが面倒な気がします。浅いところに入れておけば、すぐに取り出しができる上に、紛失していないか確認できます。とはいえ、やはりほかのものと一緒に出てきてしまって落とさないかと心配になりがちです。
結局、どちらにせよ明らかにメリットとデメリットがあるわけで、どちらの方が安全なのか迷ってしまいますよね。比較して考えると、奥深くにしまっておくのが良いのではないでしょうか。
電波状況は、接続している端末の通信速度の速さで判別できますし、残りの電池の確認もフル充電にしておけば大抵の機種が7時間以上は連続稼働が可能なので、頻繁に確認するほどでも無いように感じます。
このように、ポケットWiFiそのものを見ないとわからないということはあまりないので、カバンにしまう時は奥深くにしまっていても問題ないかと思います。
やっぱり、水には弱い?
最近のスマートフォンやタブレットは、防水機能のある機種が増えましたが、ポケットWIFiには防水機能のあるものは、全くと言っていいほどありません。
開発する側から見て、スマートフォンなどのように、服のポケットに入れたまま洗濯してしまったり、雨などの湿度の高い環境で操作することが少ないだろうといったように、周囲の環境の変化にそれほど強くなくても、不満を挙げる人はそういないのではと考えたからではないかと思います。というわけで、防水機能のないものがほとんどなので、水の近くや雨などの悪天候からはしっかりとポケットWiFiを守ってあげましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。ポケットWiFiの購入後初期段階での疑問や注意すべきことなどをご紹介しましたが、まだまだほかにも挙げられると思います。ポケットWiFiは、スマートフォンやタブレットなどと同様に、「失くしちゃった」または「壊れちゃった」となって、「また買ってこよう」とすぐに購入できるほど安いものではないので、とにかく取り扱いには細心の注意を払いましょう。