ポケットWiFiをこれから購入・契約しようとお考えの方、もう購入しようと決めた機種はありますか?
あってもなくても、ポケットWiFiの契約の際には必ず色々と書類が必要になります。
この書類についての話が取り上げられていることはあまりないため、事前に知識として知り得ておかずに、そのまま購入したい機種が決まったからとすぐにショップに行く人が多いです。
なので、想像以上に色々と書類が必要だったために、結局その場では購入できずに諦めざるを得ないというパターがありがちです。
というわけで今回は、ポケットWiFiの購入・契約の際にはどういった書類が必要なのか、ご紹介しようと思います。
必要な契約書類は通信会社により異なる
必要な書類と言っても、実はある一定のものさえ持っていれば、どこの通信会社ともすぐに契約できるというわけではないのです。
全くもって一から違うわけではなく基本的にはどの会社も同じなのですが、他社よりも少なくてOKだったり、逆に「そんなに調べ上げるほど必要なの?
」と思ってしまうほどたくさん必要だったりと、独自の基準で書類を求めてくる会社もあります。
一番確実なのは、会社ごとにどんな書類をそろえておく必要があるかということを、少しでも興味のある機種を見つけた際にその会社のショップに聞いておくことです。
やはりネットの情報よりも信憑性が格段に高いので、ネットで情報を知り得ても誤った情報だったために、もう一度用意し直さなければならないなどというような面倒な目に遭わずに済みます。
必ず必要な書類は身分証明書とクレカまたはキャッシュカード
肝心の必要な書類についてですが、最低限必要なのは「運転免許証」と「クレジットカード」です。
この2つのどちらかか、もしくはどちらもなく「自分は買えないの?
!」と思っていらっしゃる方、安心してください。
運転免許証がなくても、健康保険証やパスポート、住民基本台帳カード、さらには公共料金の領収書と住民票のセットなどでも購入・契約は可能なのです。
ちなみに、つい最近ではマイナンバーカードも使える場合があるとか。
また、クレジットカードの代わりとして、銀行口座の口座の情報がわかる通帳やキャッシュカードでもOKです。
さらに、銀行口座も持っていないという方は稀ながらも説明すると、毎月振込用紙が送付されてきて、その振込用紙を利用して金融機関で支払うという方法もあります。
ただ、これは手数料が300円以上はかかるため、おすすめできません。
どこかに身体障がいをお持ちの方であれば身体障害者手帳、精神障がいをお持ちの方であれば精神障害者保健福祉手帳も、運転免許証がない場合に使えるので、覚えておくとよいでしょう。
ここまでは、成人の日本国籍をお持ちの方のお話でした。
未成年の場合に必要な追加書類は?
次は、未成年の方が購入・契約の際に必要になる書類についてです。
未成年の場合は、親権者(法定代理人とも言われます)の同意書と、支払い名義人同意書、親権者の本人確認書類、契約しようとしている未成年者本人の本人確認書類、住民票もしくは戸籍謄本が必要になります。
見てわかるとおり、未成年者がポケットWiFiを購入・契約するとなると、やはり責任能力の観点からなかなか厳しい条件を課してくる会社がほとんどです。
また、会社によっては親権者同意書と支払い名義人同意書は1枚の「親権者同意書 兼 支払名義人同意書」という書類として扱われている場合もあるので、そういった書類を発行された際には必ず確認しておきましょう。
この書類は必ず必要なので、親権者の方の同意を得られなければ残念ながら購入・契約はできません。
また、未成年者の方で障がいがあるという場合でも、先ほど挙げたように手帳を持っていけば使うことができます。
さらに、外国籍の方が購入・契約する際に必要な書類についてもご紹介します。
外国籍の方の場合は、特別永住者証明書か、在留カード(旧外国人登録証)と外国パスポートのセットのいずれかが必要になります。
選択肢の幅は狭いように見えますが、2つあるうちのどちらかさえ持ってくればOKなので、未成年者よりもはるかに書類を用意する手間が少ないのです。
割引適用に必要な書類
通信会社によっては、家族で同じ会社と契約していれば何かしらの割引がされることがあります。
この場合も、ほとんどの場合が契約者はもちろん、既にその通信会社に契約している家族の身分が証明できる書類が必要となります。
家族の方は運転免許証や保険証、パスポートのいずれかのみで十分であることがほとんどですが、これもまた会社によって異なることがあるので事前に最低限下調べをするようにしておきましょう。
また、最近ではネット上のホームページのみでポケットWiFiの販売を行っている会社がありますが、この場合も同じように契約者を確認する書類が必要になります。
ただ、さすがに本人確認書類は紛失しては当然困るので、コピーしたものを会社宛てに送付すれば十分だというパターンや、スマホなどで写真を撮って送信するというパターンもあります。
ただ、実際に会社側にその本人確認書類の実物を持っていき見せるわけではないので、虚偽の契約を防止するために、意外に審査が厳しい場合があるので注意しましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
よく「運転免許証さえ持っていけば十分だろう」などと手軽に購入・契約できそうなイメージを持つ方がいますし、それは特に不思議なことではありません。
しかし、やはり年単位で個人と通信会社がつながることで使用することができるというシステムなのがポケットWiFiなわけですから、ゲーム機などのように「お金さえ持っていれば、あとはOK」というように単純にはいかないのです。
先ほどもお話ししましたが、必要な書類を用意するにあたって何が必要なのかというのは、どの会社も似たようなものではありながら必ずしも同じとは限らないので、実際にショップに聞くのが確実です。