「恋は盲目」とよく言われますが、果たして今向き合っている恋は本物の恋と言い切れるでしょうか?
もしかすると、恋に恋しているだけかもしれません。
今回は、本物の恋とそうではない恋について詳しくご紹介していきたいと思います。
さっと読める目次
“恋に恋している”ってどういう状態?
恋に恋している状態というのは、まだ恋愛経験の少ない人に対して言われることが多いと思います。
まだ恋というものがどんなものなのかよく分かっていないにも関わらず、恋愛に対しては人一倍興味があり、自分自身恋をしていると思い込んだり、恋をしている自分が好きだったりするのが“恋に恋している状態”と言われています。
この状態の時は、表面上は本気で恋をしているように見せかけていますが実際はその恋は偽物に過ぎない状態なので、恋愛経験としては何の身にもならず、巻き込まれた相手に迷惑をかけてしまうこともあります。
恋に恋をしていただけなのに付き合ったり結婚したりすれば、いつか恋のようなドキドキがなくなってしまえば途端に気持ちが冷めてしまうかもしれません。
相手はもちろん、自分でも無意識な状態だったとしたらとても悲惨な結末ですよね。
本物の恋の特徴
相手のすべてを受け入れることができる
恋愛というのは、人間同士1対1でするものです。
その人の代わりはありません。
好きなところも嫌いなところも含めて全部受け入れることができたのなら、それは本物の恋であると言えるでしょう。
「ここを直してくれた完璧なんだけどな」などというのは、自分の恋の相手の理想を追い求めているに過ぎません。
相手は相手であり、自分の思い通りにできるものではないのです。
「ちょっと○○なところもあるけど、そんなところも好き」とまで思えるようになれば、本物の恋をしていると堂々と胸を張って言えます。
建設的な会話ができる
本物の恋愛ができている2人であれば、普段の会話は建設的です。
相手を尊重したり、2人の将来を考えての会話であることが多いでしょう。
口を開けば喧嘩ばかり、嫉妬や束縛が激しい、などというのはお互いのことを何にも思いやれていません。
「自分が楽しむこと」よりも「相手に楽しんでもらうこと」をお互い思いやれるようになれば、それは本物の恋と呼べるでしょう。
素の自分でいられる
恋をしている相手の前で自分の素を出せるというのは、恋愛において重要なポイントの一つです。
猫をかぶっていたりぶりっこをしていたりするようでは、相手に“偽物の自分”しか見せられていません。
そんな状態では、本音をさらけ出す本物の恋愛はできっこないですよね。
素の本当の自分を受け入れてくれるような相手があらわれた時は、本物の恋ができるかもしれないチャンスということです。
適切な距離感がある
恋をしているからといって、相手との距離感を0にしていいというわけではありません。
お互いの間に適度な距離を保ち、それぞれが自立できている状態が本物の恋であると言えます。
自分が相手と一緒にいたいからといって常にベタベタしているようでは、相手の行動も制限してしまうことになりますよね。
本当に相手を思っているのであれば、過剰に近づきすぎないことも大切なのです。
恋に恋している状態の特徴
熱しやすくて冷めやすい
恋に恋している時、多くの人は「恋をしている自分が好き」なので、恋をしていない自分が許せません。
そのため特に理由もないまま人を好きだと言い、その相手はコロコロと変わったりします。
これは恋に恋している人の最も分かりやすい特徴と言えるかもしれません。
その時々では本当に気にはなっているかもしれませんが、本心では「誰でもいい」と思っていることがほとんど。
実際に、大して仲良くもなっていないうちから好きになる、という人も多いのではないでしょうか?
子供のうちであればこのような移り気も仕方がないと言えますが、大人になってからも同じようなことをすれば相手から不信感を抱かれてしまうかもしれませんし、「子供だな」とあしらわれてしまうかもしれません。
相手の欠点を許せない
本当に人を好きになると、その人の欠点も含め全てを知りたいと思うのはごく当たり前のことです。
しかし恋に恋をしている人の場合は、「自分が恋をする相手には自分の理想でいてほしい」という願望が本心ではあるため、相手に欠点を見つけると許せなかったり、その時点で冷めてしまうということがありあす。
つまり、恋に恋している人が見ているのは「好きな人」ではなく「自分の理想の人」ということです。
理想から少しでも外れてしまうと、また違う理想の人を探す…というループに陥ります。
「追う恋愛」をしている自分が好き
恋はほとんどの場合片思いから始まるものと思いますが、恋に恋をしている人の場合はこの「片思いをしている自分」が好きであると言えます。
片思い、つまり追いかける恋愛ですが、この期間は確かに「恋をしている」という実感が強いですよね。
しかし、もしもその恋が成就した場合は「追う」「追われる」が同時に存在するようになり、また「好きな人と付き合えた」という達成感が出てきます。
すると、ただ「追いかけている自分」が好きだった人の場合は、追う必要が今までよりもなくなり安定を手に入れた瞬間、相手に対しての興味が薄れてしまう、ということも少なくありません。
付き合った瞬間冷めてしまうというのは、まさにゲームを攻略した瞬間に飽きてしまった、というようなものです。
恋に刺激を求めている
恋に恋をしている人の場合、「平和で幸せな恋」よりも「刺激的な恋」を求める傾向が強いです。
ドラマのような刺激的な恋をしてみたい、という思いがあるのかもしれませんが、現実はドラマのようにはいきません。
また、それに付き合わされる相手もかわいそうですよね。
刺激ばかりを追い求めていると、自分や相手だけでなく周りの人をも巻き込んでしまうことになる可能性もあります。
「自分が主人公」という思いを持ちすぎないようにしましょう。
恋に恋するのは悪いことではない
ここまで恋に恋している人の特徴についてご紹介しました。
正直あまり良いイメージはありませんが、恋に恋すること自体はそこまで悪いことでもありません。
恋愛に興味が出始めてきた年齢の頃や、恋愛経験がない人の場合、この“恋に恋する状態”を経て本物の恋愛に辿り着くものであるとも言えるでしょう。
今回ご紹介した点で見てみると、おそらく多くの人の初恋は本気の恋ではなかったと言えるかもしれません。
子供の頃は、「かっこいいから」「かわいいから」「頭がいいから」などの単純な理由で好きになることが多いですよね。
しかし、「人を好きになる」という経験を重ねるということも重要なことなのです。
人を好きになるということは、それだけ一人の人を見つめる機会が増えるということ。
本物の恋に出会う前にこのような経験を重ねておけば、本当に好きな人に出会った時に「今までと違う!」と感じることができますよね。
つまり、恋に恋をしているという状態は本物の恋をする前の練習のようなものではないかと思います。
たくさんの人と関わりを持つことで、人との関わり方、コミュニケーションの取り方なども実践して学ぶことができますよね。
最後に
“恋に恋する”。
おそらくほとんどの人が経験したことだと思います。
恋に恋している状態では、熱しやすく冷めやすかったり、相手の欠点が気になったりといった特徴が見られます。
しかし、それ自体は悪いことでもありません。
本物の恋に出会うために、自分は今恋に恋をしている状態なのかどうかを判断するため、今回の記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
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