フレンドリーなイメージもある八方美人。
でも、少し間違えると周囲にあまり良くない印象を与えてしまう可能性もあります。
「私って八方美人かも…?
」と思ったことのある人も意外と多いのではないでしょうか?
今回は、八方美人の特徴について詳しくご紹介していきたいと思います。
さっと読める目次
八方美人とは
誰からも好かれたいがあまりに、どんな人にも優しく愛想を振りまく人のことを八方美人と言います。
「愛想がいい」ことだけを切り取るとフレンドリーで接しやすいというプラスなイメージがありますが、「嫌われたくないから」「良く見られたいから」という思惑で行動している場合、腹黒に見られたり、何を考えているか分からないといった感想を持たれることも多いです。
八方美人に多いのは、それらを無意識に行っているということ。
意識的であれば「計算高い」と思われるだけですが、良かれと思ってやっていることが実はマイナスにとられてしまうこともあるのです。
実際に、人と話すと無意識に八方美人になってしまうことを悩んでいる人は多いようです。
八方美人は幼い頃からの性格でもあるのですぐに変えるのは難しいかもしれませんが、少しずつ意識を変えることは可能です。
また、人に良い顔をすること自体は悪いことではありません。
本当に心の底から思っていることが行動に移っているだけであれば、深く気にする必要はありませんよ。
こんな人は、八方美人です
八方美人の人に多く見られる特徴をご紹介します。
優しい
他人に厳しい八方美人というのはまず存在しません。
どんな時でも、誰に対しても優しく接するのが八方美人の特徴です。
それは本心からの行動ではなく、自分を良く見せるために無意識に出てくる優しさとも言えるでしょう。
他人に対して優しい人が全て八方美人というわけではありませんが、人と話した後に疲れやモヤモヤしたものを感じたりする場合は、八方美人になって無理をしている証拠かもしれません。
常に笑顔
八方美人の人は、人に嫌われたくないがために常に笑顔でいることが多いです。
何か嫌なことがあったとしても、それを顔に出してしまうと相手に嫌われてしまうかもしれない、といった不安感があるためです。
笑顔は良いことなのですが、いつでもどんな時でもニコニコしている人というのはどこか不気味さをも感じますよね。
怒っているはずなのにニコニコ、泣きたいはずなのにニコニコ…。
「笑う」以外の表情が少ないことから、感情を読み取りづらいというのも八方美人の特徴です。
否定しない、断らない
八方美人には、いわゆる“イエスマン”が非常に多いです。
人から頼まれたものに対して「断ったら嫌われるかもしれない」という心理が働くことによって、必然的に受け入れるしかなくなってしまうのです。
本当は嫌なのにイエスマンを続けていると、周囲の人も味を占めてどんどん頼み事をするようになり、八方美人の人本人の負担も増えてしまいます。
本当の友達が少ない
八方美人の特徴としては、人と本音で話さないことが挙げられます。
いつも何を考えているか分からない、とにかく話を合わせているだけ、のような人と仲良くなりたいとはあまり思えませんよね。
そんな上辺だけの付き合いが多いため、本当の友達と言える人があまりいないというのも八方美人の特徴です。
幼い頃からそんな性格を知っている人ならまだしも、大人になってから新しく知り合った人には深く仲良くなることを敬遠されてしまうかもしれません。
自分に自信を持てない
八方美人として周囲に良い顔をして振る舞うのは、自分に自信がないからということも考えられます。
どんな人にでも「私を見て!」と思えるぐらい自信があれば、無理に人に気を遣う必要もありませんよね。
自信がないことから、自分の意見もなかなかはっきりと言えない、ということもあるでしょう。
裏表のギャップがある
普通の人でも多少の裏表はあるかもしれませんが、八方美人の場合はその違いが顕著な人が多いです。
特に普段無意識のうちに我慢をして人に合わせる場面が多いことから自然とストレスがたまり、裏の顔では全くの別人のようになってしまうパターンも少なくありません。
いつも他人の前で良い顔をしていたとしても、ギャップだらけの裏の顔を見られてしまっては信用がガタ落ちになることも考えられます。
八方美人は損してます!デメリットが多い?
八方美人だと、人柄はよく見えるため周りから頼りにされたり、評判が良いことも多いです。
ただしそれは、周囲から見たイメージが良くなるよう自分自身で操作しているからです。
基本的に相手に合わせるというスタンスなので、本音を言えずにただただ疲れてしまうというデメリットが八方美人にはあります。
また、周囲から良く思われ続けるためにはいついかなる時でも気を抜くことができませんよね。
一見すると優しくて人付き合いがうまい人とも感じ取れますが、その裏には計り知れない葛藤が潜んでいます。
一度「誰にでも優しい」という人柄が定着してしまうと、その殻を破るのは難しいもの。
突然今まで隠していた裏の顔を出そうものなら、それまで上辺だけの付き合いだった人たちは蜘蛛の子を散らすように去ってしまうかもしれません。
八方美人とは良くも悪くも使われる言葉ですが、実際のところはデメリットの方が多いと言っても過言ではないでしょう。
現実に、八方美人だからといって心の底から良い思いをしている人は少ないと思います。
八方美人は心がけ次第で治せる
八方美人は、いくつかのポイントに目を向けることで改善することも可能です。
嫌われることを受け入れる
人は、初対面100人を前にして100人全員に好かれるということはまずありえません。
人には合う・合わないがあるので、合わない人には無理矢理合わせる必要もないのです。
八方美人だと、その合う・合わないも関係なく、関わる人全員に好かれようと努力すると思います。
まず、それはいらない努力であると開き直りましょう。
嫌いだからといって攻撃をするのはもちろんいけませんが、だからといって仲良くなる必要もありません。
人間関係には、コミュニティーやグループが必ずと言っていいほど付随します。
学校のクラス内でも、いくつかのグループがあるものですよね。
その同じグループにいるような人が、自分が必要としている人なのです。
違うグループの人とも同じグループの人と絶対同じように仲良くしなければいけない、ということはないのです。
嫌われることが怖い、という人もいるかもしれませんが、もうすでにどこかであなたを嫌っている人がいるかもしれません。
そう思うと、開き直れる気がしませんか?
どんな人からも嫌われない努力をするよりも、一部の人に今よりもっと好かれるような努力をしましょう。
自信を持つ
自分に自信がないと、いつまで経っても人の話に意見を合わせるという状態から抜け出せません。
八方美人を改善するためには、自分自身の考えや価値観に自信を持つことが大切です。
人の意見なんか関係ない、と思えるほど自信を持つことができれば、人の話にとりあえず賛同したり、絶対に否定しない、などということもなくなるでしょう。
悩み事を相談した時にただひたすら相槌しか打たない人よりも、的確なアドバイスをくれたり時には厳しく叱ってくれる人のほうが、断然信頼できますよね。
自信を持つようにすれば、これまでの広く浅い関係がいつのまにか狭く深い関係になっているかもしれません。
最後に
八方美人というのはよく聞く言葉ですが、あまり良いイメージを持たない人も多いと思います。
また、自分自身が八方美人であることを悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
八方美人は、「人に嫌われることを異常に怖がる」傾向があります。
改善するためには、まず自分に自信を持ち、嫌われることを受け入れる覚悟が必要になります。
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