幼い頃から一重まぶたが悩みの種…という方は多いのではないでしょうか。
また、一重まぶたに合うアイシャドウの色や塗り方が分からない…という方もおられるのではないでしょうか。
一重まぶたでお悩みの方も、自分の一重を生かしたアイシャドウの色を選び、塗り方を意識して変えるだけで、目元の印象を変え、憧れの美しさを手に入れることが出来るようになります。
今日は、一重まぶたを魅力的に見せるアイシャドウの選び方と、塗り方、更にはアイラインの書き方までお伝えしていきます。
さっと読める目次
あなたはどんな一重?
一言に「一重」と言っても、そのタイプは様々です。
同じ「一重」の人でも、目元の印象が随分と違って見える場合もあります。
大きく分けてみると2種類のタイプに分けられるのではないかと思います。
「すっきり」タイプと「ボリューム」タイプの一重です。
一重のタイプによって、アイシャドウの塗り方も少しずつ異なってきます。
すっきり一重タイプ
通常の一重は、まぶたの上に脂肪がついているのに対して、すっきり一重は脂肪があまり厚くなく、涼しげな印象なのが特徴的です。
有名人で言うと、浅田真央さんや木村多江さんのようなまぶたです。
つり目かたれ目かによっても変わってくるかもしれませんが、優しげな印象の人が多いのではないかと思います。
ボリューム一重タイプ
ボリューム一重は、まぶたに厚みがあり、アイホールの凹凸が少し分かりにくいのが特長的です。
多部未華子さん、吉高由里子さん、黒木メイサさんなどがいます。
一重と言っても、アジアンビューティーとして人気があるタイプの目です。
一重まぶたの方のアイシャドウの選び方
一重まぶたの方は、まず自分の肌色のベースカラーを知ることで、自分に似合う色を知り選んでいくことが大切です。
自分に最も似合う色を見つけることが出来るなら、暖色系・寒色系問わず、美しく目元を引き出すことが出来るでしょう。
肌の色には、イエローベースと、ブルーベースがあります。
これからご紹介するイエローベースとブルーベースの特徴を見ながら、自分の肌色に近いのはどちらの色なのか、確認していきましょう。
ベースカラーに合わせたアイシャドウを選び使うことで、肌とのなじみが良い目元を演出することが出来ますし、アイメイクだけやたらと浮いてしまうというような失敗を防ぐことが出来るでしょう。
イエローベースの肌色の特徴とアイシャドウの色
イエローベースは、黄色みを帯びた温かみのあるイメージがあるのが特徴的です。
どちらかというと肌が黄み寄りで、唇の色はピーチ色寄りです。
目の色は茶色っぽく写真を撮ると赤く光っています。
肌は、日焼けをすると小麦色になるのが特徴的です。
イエローベースの肌色の場合、アイシャドウは、ブラウンやグリーン、ゴールド、オレンジなどがおすすめです。
グレーやシルバーなどの色は避けるようにしましょう。
ブルーベースの肌色の特徴とアイシャドウの色
ブルーベースの肌色の場合、青色みを帯びた涼しげで爽やかなイメージなのが特徴的です。
どちらかと言うと肌が青み寄りで、基本的に「色白」と言われる人はこのタイプが多いです。
唇の色は桜色やローズ色寄りで、目の色は茶色っぽく写真を撮ると赤く光ります。
また日焼けをすると肌が赤くなるのが特徴的です。
ブルーベースの場合、ブルー、ブラウン、シルバー、ボルドーのアイシャドウがおすすめです。
逆に、オレンジやゴールドなどの色のアイシャドウは避けるようにしましょう。
一重まぶたにぴったりなアイシャドウの色は?
様々な一重まぶたがあることについて勉強してきましたが、実際にどんな色のアイシャドウがあっているのでしょうか?
自分の気に入った色を選ぶのが、自分を引き立たせるには一番かもしれませんが、一重を上手に引き立たせる色を知っておくのは、良いことでしょう。
最も良いアイシャドウの色はブラウン系!
やはりメイクする上で1番手に取りやすいのは、ブラウン系かもしれませんが、これは実は一重メイクを美しく引き立てる1番ふさわしい色です。
自然な目元に仕上げるためにブラウン系以上にあっているものはありません。
このブラウン系には、自然に目の修正ができるというメリットがあります。
また、パールやラメが入っていないという点でも、このブラウン系がとてもオススメです。
1番肌馴染みのいいカラーを先にアイホールへのせて、更に二重のまぶたにしたい範囲にブラウンをのせて馴染ませていくだけで、十分綺麗な目元を作ることが出来るのです。
基本的にピンクアイシャドウはNG!
ピンクのアイシャドウは可愛い発色で、可愛さを目指している女子だと誰でも一度は手にとってみたことのあるアイシャドウかもしれません。
しかしピンクのアイシャドウは目が腫れぼったく見えてしまうことが多く、メイク初心者の場合はあまりオススメしません。
メイクが上達していくうちに、自分の目に合うカラーが分かってくるので、その時に使ってみると良いかもしれません。
たまには他の色も使ってみたいと思う場合は緑やブルー系を!
一重メイクで他の色のアイシャドウを使ってみたいと思う場合は、青のアイシャドウがおすすめです。
また目元をすっきり仕上げる緑を使うことも出来ます。
この時、紺色などのしめカラーを使うことで、目を美しく引き立たせることが出来るでしょう。
一重まぶたのアイシャドウの基本と塗り方
アイシャドウを塗る前におさえておきたいポイント
まず、メイク初心者から上級者までみながおさえておきたいアイシャドウの基本をおさらいしていきたいと思います。
アイホールの場所を知る
アイシャドウを塗る前におさえておきたい場所が、目頭と目じりを半円形に囲んだ範囲である「アイホール」と呼ばれている場所です。
自分のアイホールをすぐに確認するために効果的な方法は眉の中央を上に引き上げてみる方法です。
その時に眼球に沿ってくぼむ部分までのことを「アイホール」と呼びます。
この範囲に効果的にアイシャドウを塗ことで、アイメイクのバランスが良くなり、美しい目に仕上げることが出来ます。
一重まぶたの方がアイシャドウを塗る範囲を狭くしすぎてしまうと、アイシャドウの色味が隠れて見えなくなってしまうことがあり、逆に、広い範囲に塗り過ぎてしまうと、派手な印象に見えてしまう場合があるので、アイホールの場所は始めにきちんと確認しておくことが大切です。
アイシャドウパレットの役割を知る
アイシャドウパレットには、目元を美しく立体的に完成させるためのカラーがセットされています。
特に一重まぶたの方は、目元を立体的に見せることで、美しさを引き立たせることが出来るので、パレットに入っているカラーの特徴と塗る場所を確認することが重要です。
1ハイライトカラー
柔らかい色味で、まぶた全体に明るさと透明感を演出して目元にツヤを与える役割があります。
ラメやパール感のある色が多く、2色準備されているパレットも多く見られます。
2ミディアムカラー(中間色)
メインカラーよりも淡く、色味を残しながらも肌になじみやすいカラーで、グラデーションを作るための役割を果たします。
3メインカラー(締め色)
目の印象を引き締めてくれる一番濃い色のことを指しています。
アイシャドウの塗り方
まず、アイホール全体にハイライトカラーをのせて馴染ませていきます。
次に上まぶたの目の際に細くメインカラーをのせ、更にアイホールに向かって軽くなじませて、先ほどよりも少し太めに色を重ねていき、立体感を出していきます。
目を開けた時に2mmほど見えるのが丁度よいでしょう。
その後、ミディアムカラーをアイホールの下半分くらいを目安にのせ、メインカラーとの境目をぼかしながら、自然に馴染ませていくようにしましょう。
最後にハイライトカラーを下まぶたにのせたら完成です。
まとめ
一重まぶたのアイシャドウの使い方について、お分かりいただけたでしょうか。
最近では、アイプチを使い、二重まぶたを作ることが主流となっていますが、一重まぶたを上手に使い、アイシャドウを基本通りにのせていくことで、ナチュラルな美しく立体的な目を完成させることが出来ます。
目にコンプレックスをもっているという方もぜひ一度実践してみて下さい。