手帳を日記やライフログとして活用している人が増えているということを知っていますか?
持ち歩き用の手帳で予定や時間を管理しているだけでなく、その日やったことを記していくという使い方も出来るんですよ。
お気に入りの文房具やかわいいグッズなどで書き込んでいけば、オリジナルの「自分史」が出来上がっていきます。
仕事のことも、プライベートなことも、あとから読み返したくなってしまうかもしれませんよ!
さっと読める目次
手帳うまく使えていますか?
9月?12月は文房具店や東急ハンズ、ロフトなどで来年の手帳が所せましと並ぶ時期。
毎年の恒例行事のように手帳を買い求める人でごった返しています。
手帳の主な使い方は予定の管理
一般的な日記の使い方として、その日の予定を書くというのが一つの活用法でしょう。
ですが、手帳にはさまざまなレイアウトがあります。
予定を書くのに適したレイアウトで書かないと、手帳がスカスカで真っ白ということや、予定が書ききれないということがあるかもしれません。
時間関係無しで予定だけ書くというのであれば、「月間マンスリー」や「週間レフト」「週間ホリズンタル」「週間ブロック」などが良いでしょう。
時間の管理をしたい場合は「週間バーチカル」がおすすめ
会議や取引先とのミーティングなど、時間の決められている業務の多いという人には、「週間バーチカル」というレイアウトの手帳がおすすめです。
縦軸が24時間軸になっているため、予定が「見える化」され、ダブルブッキングなどを防ぐことが出来ます。
予定や時間の管理以外で手帳を使うには?
手帳人気が高まる中で、「手帳をうまく使えない」「手帳ってどう使えばいいの?
」という人も増えているようです。
手帳は使いたいけれど、使い方や必要性がわからないという人も多いのではないでしょうか。
実は手帳には「予定を書く」「時間を管理する」以外の使い方もあるんですよ。
手帳を日記やライフログに使う
手帳とは「予定」や「その日の時間管理」をするのに使う、というのが一般的な認識だと思います。
実は「終わったこと」を書くのにも、手帳は適しているのです。
日記として使う
日記と言われると小学生の夏休みの宿題のようですが、日記は大人が書いても楽しいもの。
むしろおとなになったからこその楽しみ方が出来ることもよくあります。
その日あったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、忘れないようにしておきたいことなど、さまざまなことを自分の思うがままに書くことが出来ます。
その日見た夢を書く「夢日記」や、その日の良かったことだけを書く「ポジティブ日記」など、思い思いの使い方ができるのが、大人の日記に良さですね。
一日の終わりに日記を書くことで、頭の中で考えていることが整理されます。
もやもやしている悩みなども、すっきり解消する効果がありますよ。
ライフログとして使う
「ここに行った」「誰と会った」「何を買った」など、いつ何をしたかということは意外と記憶から抜けやすいものです。
日々の記録を手帳に付けていくことで、いざという時に役に立つかもしれませんよ!
旅日記として使う
旅行に行ったときの旅日記として使うというのも使い方の一つです。
記憶というのは薄れていってしまうもの。
それを手帳の中に日付と一緒に書き込んでおくと、いつでも気軽に手にとって見ることが出来ます。
ノートの中でも、手帳は見開きで情報が入ってくるため、情報検索がしやすいのです。
いつでも旅での思い出にアクセスすることが出来ますね。
日記やライフログに使いやすい手帳とは?
手帳にもさまざまなレイアウトがあります。
全ての手帳が日記やライフログに合うというわけではありません。
日記やライフログに合う手帳とは、どんなものなのでしょうか。
たくさん書きたいならば1日1ページ手帳が一番!
とにかくたくさん書きたい!という人には1日1ページ手帳がおすすめです。
最も自由度の高い手帳です。
人気のある1日1ページ手帳は「ほぼ日手帳(糸井重里事務所)」「EDiT(Mark’s)」「NOLTY U 365(能率手帳)」「MDダイアリー(midori)」などが代表的な商品です。
1日1ページ手帳は自由度が高い!
1日1ページ手帳は他のレイアウトに比べてスペースが広いため、何を書いてもよいという自由度の高さが魅力です。
絵を書く、写真プリントシールを貼る、ひたすら文字を書く、色を塗る、フレークシールを貼るなど、思い思いの楽しみ方ができます。
中にはその日買ったもののレシートを貼ったり、ライブやテーマパークのチケットを貼ったりということをしている人もいます。
日記の代わりに勉強ノートにしている人も!
1日1ページのスペースの広さを活かし、仕事の資格試験の勉強や、語学の勉強のノートにしている人もいるようです。
1日1ページということで、勉強をした日やしなかった日の管理も出来るということもメリットの一つですね。
1日1ページの広いレイアウトがデメリットになることも
1日1ページ手帳はフリースペースの広さが最大のメリットですが、デメリットになることもあります。
あまり書くことが無い場合には、非常に寂しいページになってしまうということです。
自分の中で、どこに何を書くかということを決めて使用すれば良いですが、余白が多すぎるのを嫌がるという人であると、広いレイアウトは合わないと感じるかもしれません。
1日1ページより小さいスペースで日記に使える手帳は
1日1ページ手帳を使いこなせるほどスペースが必要ない、という場合でも、日記に適したレイアウトの手帳があります。
見開きのうち左ページに1週間分の枠がある「週間レフト」、見開きで1週間分の枠がある「週間ホリズンタル」や「週間ブロック」を使用すると、スペースも弘すぎず、日記を書くにも十分なスペースがとれます。
ライフログに最適な手帳は
日記ではなく、その日の行動をまとめておきたいという人は、週間バーチカルタイプの手帳でライフログを取るというのはどうでしょうか。
その日の行動の記録を、時間軸に沿って付けられるので、あとから見返すときに視覚的にわかりやすいです。
これは学生が自分の勉強時間を視覚化して、どれくらい勉強していたかを管理するのにも使うことが出来ます。
実際に学生用の週間バーチカル手帳を配布している学校もあるようです。
週間バーチカル手帳で代表的なものは、クオバディス社の手帳や、コクヨの「ジブン手帳」などがあります。
お気に入りの文具や写真プリントでその日の思い出を飾ろう
日記やライフログを付けるときに、お気に入りの文房具や写真プリントなどを使ってみるのはどうでしょうか?
愛着のある文具や可愛い文具を使えば、毎日日記やライフログを付けるというモチベーションも高まります。
あとから見返したときにも、楽しく読むことが出来ますよ。
お気に入りのペンを使って
お気に入りのカラーボールペンや蛍光ペンを使って書くと、気分も浮き立ちますよ。
毎日付けるものですから、気持ちよく書くことが出来ると三日坊主の防止にもなるかもしれませんね。
最近では万年筆を使って書く人も多いようです。
おすすめ水性ボールペン
サラサクリップ(ZEBRA)
発色もよく、気持ちよく書ける水性ボールペンです。
46色のバリエーションから好きな色を選べるのも魅力です。
エナージェル(ぺんてる)
海外での人気も非常に高いボールペンです。
発色の良さ、インクフロー(インクの出やすさ)の良さなども魅力。
履歴書を書くのに良いボールペンと紹介されたこともありますが、普段使いとしても1本持っておきたいペンです。
kakuno(PILOT)
日本を代表する子供向け万年筆ですが、本格的な万年筆ユーザーかも非常に高い支持を得ている一本。
万年筆ならではの書き心地は特筆モノです。
kakunoをきっかけに万年筆にハマるという人も多いようですよ。
インクカートリッジのバリエーションも豊か。
おすすめ文房具
デコラッシュ(PLUS)
修正テープのように引くとカラフルなパターンのテープが出て来るデコレーションテープです。
ミニサイズはペンケースにすっきり入る大きさ。
一度集め始めると際限なく欲しくなってしまうこと請け合いです。
フリクションスタンプ(PILOT)
こすると消せるペン「フリクション」シリーズのスタンプです。
予定にもログにも使えるスタンプのバリエーションは全60種類。
全部欲しくなってしまうかも?
マスキングテープ
文房具店でも大きなスペースを取ることが多くなった、マスキングテープ。
カラフルな模様のテープで日記の枠を作ったり、細いテープでライフログに彩りを加えたりと、工夫次第でいろいろな使い方が出来る一品です。
マイルドライナー(ZEBRA)
柔らかな色合いの蛍光ペン。
ライフログの中でイベントを囲んだりしても、うるさすぎることのない色合いはおすすめです。
写真プリント用紙
その日買ったものや行った場所などの思い出を写真で撮ったら、写真プリントして貼ると、その時の記憶が鮮明に蘇ります。
写真プリント用紙だけでなく、写真プリントシールも手軽ですし、光沢紙にプリントするだけでもいいですね!
手帳は工夫によってどんな使い方でも楽しめる!
「手帳=予定管理」と思いがちですが、日記やライフログなど、さまざまな使い方ができるんですね。
ぜひ自分にあった手帳の使い方を見つけてみてください。
使いみちによって何冊もの手帳を使い分けている人もいるようですよ。
Twitterなどで手帳の写真をアップしている人もいますから、参考にしてみるとよいのではないでしょうか?
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