このページでは最近話題のスティック型PCについて解説しています。
詳しい選び方やランキングも掲載しているので、スティック型PCが気になっている人は必見です。
さっと読める目次
スティック型PCの選び方
一昔前まででは考えられないほどコンパクトになったスティック型PC。
しかし、その反面『どうやって選べば良いのか分からない』と悩んでいる人が少なくないのも事実です。
ここではそんなスティック型PCが気になっているけど、どう選んで良いのか分からない方に向けてスティック型PCの選び方を解説します。
予算で選ぶ
スティック型PCの性能は価格帯で大きく異なります。
まずは予算を決めて、予算内であればどのようなスペックのスティック型PCが手に入るのか見てみましょう。
1万円前後
1万円前後のスティック型PCは主に動画鑑賞や軽いネットサーフィンを行う方向けのスペックとなります。
搭載しているCPUは「AtomZ8300」や「Z3735F」などになるため、重たいサイトを開いたり再生時間の長い動画の再生をしたりするには向きません。
テレビに接続してYouTubeなどの動画サイトを再生するときだけ使う、というような使い方をしている方が多いようです。
2万円前後
2万円を超えてくるとそこそこのスペックをしたスティック型PCも視野に入ってきます。
具体的には重たいサイトもすらすら閲覧でき、再生時間の長い動画も楽に視聴できるようになるでしょう。
1万円クラスのスティック型PCでは難しかったページの移動やアプリの切り替えがスムーズになるので、これまで低スペックのPCを使っていた方であれば代替えとして充分視野に入ります。
4万円以上
この辺りからはスティック型PCと言えど、ほぼ普通のPCとして使える性能になります。
動画鑑賞やネットサーフィンはもちろんofficeソフトを使った簡単な作業くらいであればストレスを感じることはほぼ無いはずです。
しかし、ハイスペックになればなるほどノートPCやデスクトップPCと競合することになるので、選択肢がスティック型PC以外にも増える分選ぶのは難しくなるでしょう。
用途で選ぶ
ある程度予算がある場合は用途から逆算して必要なスペックを満たすスティック型PCを選ぶのもひとつの手です。
例えば動画鑑賞専用のスティック型PCであれば1万円クラスのもので充分ですし、メインPCとして考えているのなら4万円以上のものを選ぶ必要があります。
予算と用途の両方を併せて考えると自分が購入すべきスティック型PCはどんなものなのか見えてくるでしょう。
口コミで人気の商品を選ぶ
スペック表などを見てもいまいちピンと来ないのなら口コミを見てスティック型PCを選ぶと良いでしょう。
『安いのにネットサーフィンがサクサクできる』、『動画配信サービスが止まることなく楽しめる』と口コミで評判の高い『Compute Stick M1S』などは特にオススメです。
スティック型PCの使い方
USBメモリのようなデザインなので分かりにくいのですが、スティック型PCの大半はHDMI端子に接続して使用することを想定しています。
そのためモニターや液晶テレビに繋いだ状態で使用することになるでしょう。
使い方は簡単でHDMIにスティック型PCを差し込み起動するだけです。
見た目こそ特殊ですが、デスクトップパソコンやノートパソコンと比べて使い方に大きな違いあるわけではありません。
linuxを搭載したスティック型PCはある?
市販のスティック型PCのOSはAndroid、Windows、FireOSが主流で、現状linuxが予め搭載されているモデルは販売されていないようです。
ただ、ノートパソコンやデスクトップパソコンと同じように既存のOSを削除してlinuxに乗せ換えることは出来るので、linux搭載のスティック型PCが欲しい場合は購入後OSの乗せ換えをしましょう。
スティック型PCに有線LANは接続できる?
動画やHPの読み込み速度を少しでも高めたいのなら無線LANより有線LANを使用したいですよね。
少し前までスティック型PCは無線LANにしか対応していませんでしたが、現在はZOTAC製のスティック型PCなどに有線LANが搭載されています。
また、無線のみ対応のものでもアダプターを着ければ有線LANを差し込むことが可能となります。
スティック型PCランキングBEST3
ここからはスティック型PCのランキングをご紹介していきます。
スティック型PCの中でも現在主流となっていて、特に口コミ評価の高いものを集めたので、ランキングの中からスティック型PCを選べば、きっと満足できる一台に出会えるでしょう。
コスパに優れる『Compute Stick M1S』価格:20,000円
レビュー『Compute Stick M1S』の特徴は2万円クラスのモデルでありながら1.44GhzのCPUを搭載しており、高速ブラウジングやスムーズな動画鑑賞を可能にしている点にあります。 Officeソフトでの作業などは少し厳しいですが、ネットサーフィンや動画鑑賞に限った使用であれば不満を覚えることもないでしょう。 |
ハイスペック『Intel Compute Stick』価格:47,945円
レビューメインのPCとしてスティック型PCを導入するのならこれ以上の選択肢はありません。 大抵のスティック型PCはUSBポートを1つか2つしか搭載していないのに対し『Intel Compute Stick』は3つも搭載しているので拡張性も申し分ないでしょう。 ただ、流石に画像編集や動画編集となると役不足感は否めないので、重たい処理をさせるのには向きません。 |
入門用『ASUS スティック型 デスクトップ』価格:20,086円
レビューコストパフォーマンスに優れたPCを製造していることで有名なASUSがリリースしたこちらのスティック型PCも低価格ながらネットサーフィンや動画鑑賞がスムーズに出来ると口コミで話題となっているスティック型PCのひとつです。 同じ価格帯の『Compute Stick M1S』と比べると性能は一歩及びますが、デザイン性が高いため女性人気はこちらの方が高いのだとか。 |
まとめ
現在スティック型PCはパソコンとタブレットの中間くらいの性能が欲しい方やサブマシンが欲しい方に人気となっていますが、最近はライトユーザーのほとんどが安価なノートパソコンやデスクトップパソコンではなくスティック型PCを好む傾向にあるようです。
このことからもわかる通り、スティック型PCはもはやガジェット好きのための機械では無くなりました。
PCを新調しようと考えている方は是非コンパクトで使いやすいスティック型PCも視野に入れて考えてみて下さい。