このページではエレキギターには欠かせないギターアンプの人気ランキングをご紹介すると共に、種類や音の傾向から見るギターアンプの選び方をご紹介しています。
これからエレキギターを始める方も新しいギターアンプが欲しい方も是非目を通してみて下さい。
さっと読める目次
ギターアンプの選び方
ギターアンプを選ぶ際に重要な項目をまとめてみました。
これを抑えておけば大丈夫、というギターを選ぶ時特に重要なポイントをピックアップしてご紹介していきます。
ギターアンプの種類で選ぶ
ギターアンプには大きく分けて2種類のギターアンプがあります。
まずはどちらのギターアンプが自分に合っているのかを考えてみましょう。
トランジスタアンプ
トランジスタを採用したギターアンプの特徴は価格が安い、クリアなクリーントーンが出せるなどです。
なものになれば音質もかなり良くなりライブでも実用的なギターアンプとなるのですが、数万円クラスのものではスタジオやライブハウスに付属しているアンプの方が高機能であることが多いので基本的には練習用と割り切った方が良いでしょう。
真空管アンプ
マーシャルやメサブギーなどのプロユースアンプのほとんどは真空管アンプに該当します。
プロクオリティの音を出したいのであれば当然こちらを選ぶべきなのですが、音がかなり大きく一般的な家庭ではその性能を活かしきれないというデメリットを持っています。
そのため、真空管アンプを選ぶ際は用途をスタジオ練習やライブに限定するか、アッテネーターと呼ばれる機器を使って音量を下げるしかありません。
音の傾向で選ぶ
ギターアンプは同じ製品でも若干の個体差があると言われるほど物によって出音が違います。
そのため、ギターアンプを購入したけど思っていた音が出なかった、なんてミスはよくあります。
そんなミスを避けるためには予め候補のギターアンプの出音をYouTubeなどで確認しておくのがオススメです。
確認を怠ると演奏するジャンルによってはまったく使いものにならないこともありますから注意してくださいね。
口コミで人気の商品を選ぶ
ギターアンプを選ぶ際は口コミを参考にして選んでみても良いでしょう。
質の高いギターアンプには『音が綺麗でノイズが少ない』、『まるでプロのような歪みが作り出せる』などの口コミが、質の低いギターアンプには『高音が痛く、低音は潰れている』、『エフェクター乗りが悪い』などの口コミがあるので、どちらの口コミが多いかチェックすると質の高いギターアンプかどうか判断できます。
練習用であれば『VOX amPlug 2』が『フラットな出音でどんなジャンルにも使える』と評判が高いです。
ギターアンプのマーシャル神話は真に受けないようにしよう
最も有名なギターアンプブランドと言っても過言ではないマーシャル。
古くはジミ・ヘンドリクスやエリック・クラプトン、最近では初期のワンオクロックが使っていたことからもマーシャルの出す音は神話として語り継がれています。
しかし、初心者のうちからマーシャルを使いこなせるかと言えばそうではありませんし、テクニックが上達してきたとしてもプロギタリストと同じマーシャルアンプを使ったからといってまったく同じ音が出るわけではありません。
安価な価格帯のものであればマーシャルのトランジスタアンプより高性能かつ安いものがたくさんありますから、無理にマーシャルにこだわるのはやめた方が良いでしょう。
自宅でギターアンプを使うのなら何がオススメ?
自宅で使うギターアンプを選ぶ際に困るのが『何Wのアンプを購入するか』ですよね。
実は自宅用のギターアンプを購入する際にW数にこだわる必要はあまりありません。
というのも、真空管ではなくトランジスタを使ったアンプの場合、ボリュームを抑えてもそこまで音が劣化しないので、100Wなど極端にW数が大きなものでなければ音の傾向や好みで選んでしまっても問題ないのです。
強いて言うならボリューム調整のしやすい10W~30Wくらいがオススメでしょうか。
ギターアンプはベースに使える?
マーシャルの歴史は壊れたベースアンプの出す歪みから始まったと言われるくらいですから、ベースアンプをギターに転用することは問題ありません。
それは逆にギターアンプにベースを繋いでも然りです。
ベースをギターアンプに繋ぐと出力の差から壊れるという意見もありますが、よほどのヴィンテージ品でもない限り最近のアンプはベースを繋いでも壊れないくらいの耐久性があります。
ギターアンプランキングBEST3
数あるギターアンプの中で見事ランキングBEST3に入ったのはどんなアンプなのでしょうか。
じっくり見ていきましょう。
高い携帯性『VOX amPlug 2』価格:3,523円
レビュービートルズも使ったVOXのAC30を参考に作られた『VOX amPlug 2』は電池駆動で手軽にどこでも使用できるギターアンプとなっています。 音質は据え置きタイプのアンプに比べるとそこまで良くありませんが、スタジオの待ち時間や自宅での練習にはもってこいです。 |
伝説のマーシャル『Marshall CODE50』価格26,538円
レビュー伝説のマーシャルが贈るトランジスタアンプ『Marshall CODE50』は予め50種類の音がプリセットされているため、歪みやイコライザーの調整が分からない初心者でも簡単に良い音を出せる使い勝手の良いアンプです。 25Wと50Wモデルがラインナップされているのですが、50Wになると音圧が大きすぎて家庭での使用に向かないので、自宅練習用には25Wモデルを選ぶようにしましょう。 |
名作の廉価版『Roland / JC-22』価格:39,960円
レビュー布袋寅泰が愛用し、今や全国のスタジオに必ずと言ってよいほど置かれている名作アンプ『JC-120』を小型化した『Roland / JC-22』は驚くほどクリアなクリーントーンとエフェクターの乗りやすさを『JC-120』から受け継いだトランジスタアンプとなっています。 30Wと家庭での使用に充分耐えうるW数となっているので、スタジオやライブでは『JC-120』を愛用している方の自宅練習用にオススメです。 |
まとめ
少し前まで家庭用のギターアンプはどれも音質がイマイチでまともな音が出るものはごく少数でした。
しかし、最近の家庭用ギターアンプはどれも音質が良く、自宅練習でも充分プロ並みの音を出せるくらいのスペックを持っています。
まだマイアンプを持っていない方はこの機会に是非ギターアンプを購入してみて下さい。きっと毎日のギター練習が楽しくなるはずです。