このページでは、釣りクーラーボックスを探している方向けにおすすめの商品の選び方を解説しています。
売れ筋の人気商品の中から、機能性・経済性・利便性などを比較して、おすすめ順にランキング形式で紹介します。
釣りクーラーボックスの選び方で迷っている人の悩みを解決しますので、ぜひ参考にして下さい。
さっと読める目次
釣りクーラーボックスの選び方
釣りクーラーボックスの重要な役割は、釣った魚を保冷しながら新鮮な状態で家まで運ぶことです。
では釣りクーラーボックスは、どのような点を重視して選べば良いのでしょうか?
ここでは釣りクーラーボックスの保冷機能(断熱材)・容量サイズ・口コミ評価などを、重点的に考慮した選び方について紹介します。
釣り専用のクーラーボックスを選ぶ
釣りクーラーボックスを選ぶ時にまず知っておくべきことは、釣り専用のクーラーボックスから選ぶことです。
アウトドアでのレジャー用途で使うクーラーボックスとは、形状は似ているものの保冷力の高さにおいてレベルが全く異なります。
また釣り専用として特化されたさまざまな便利機能が搭載されています。
レジャー用のクーラーボックスでは、主に食料品や飲料水を冷やしておける程度の保冷性能があれば充分です。
しかし釣り専用のクーラーボックスは、釣った活魚をできるだけ、新鮮なままで持ち帰る必要があります。
釣り専用では、レジャー用に比べてはるかにレベルの高い保冷機能が搭載されています。
また釣り専用のクーラーボックスには、水抜き用のドレーン(配水管)が付いていることも特長です。
保冷に重要な断熱材で選ぶ
釣りクーラーボックスを選ぶポイントでは、保冷力が最も重要です。
釣りクーラーボックスには、保冷するための断熱材として保冷力が高い順に「真空パネル」「発泡ウレタン」「発泡スチロール」の3つが主に採用されています。
保冷力が高い断熱材ほど価格も高くなります。
高保冷の真空パネル
真空パネルは、水筒の魔法瓶などにも使用されている断熱材で最も保冷力に優れるとともに高価にもなります。
釣りクーラーボックスの底面や壁面に真空パネルを使用することで、ボックスの内側と外側を完全に遮断することができます。
容量の小さいクーラーボックスを選ぶ時は、入れられる氷の量も少なくなるので真空パネルを使ったタイプがおすすめです。
中保冷の発泡ウレタン
発砲ウレタンは、釣りクーラーボックスの断熱材として最も多く使用され主流となっています。
保冷力は真空パネルには劣るものの、発砲スチロールの1.5倍程度の保冷力があるとともに、安定した保冷力と価格とのバランスがとれた断熱材だといえます。
発砲ウレタンを内蔵する面の厚さが増すほど保冷力も高くなり、6cm程度の厚みでは真空パネルと同等の保冷力を保有することができます。
低保冷の発泡スチロール
発砲スチロールは、釣りクーラーボックスの断熱材としては保冷力が一番低く、価格も安くなります。
内蔵する面の厚みを増すことである程度保冷力を高める工夫がされています。
半日ぐらいの短い時間では氷の量を多くすることで対応できますが、夏場での長時間の釣りには注意が必要です。
容量サイズで選ぶ
釣りクーラーボックスを選ぶポイントでは、釣る魚の種類や大きさ、釣れる量などに適応できる容量サイズも大切です。
必要以上に大き過ぎると持ち運びの手間が無駄になるし、小さ過ぎるとせっかくの釣った魚をすべて収納できません。
川釣り、堤防釣り、磯釣り、船釣り(オフショア)など釣り場や魚の種類・大きさなどに適応できる容量サイズのクーラーボックスを選ぶ必要があります。
小容量の19ℓ以下
19ℓ以下の小容量の小型クーラーボックスは、主にサビキ釣りやキス等の小物用途として使用します。
サビキ釣りでは頻繁に釣れる度にクーラーの開け閉めが必要となるために、氷が溶けやすくなります。
このことを考慮して、小容量の小型クーラーには釣れた魚を出し入れする便利な「魚投入口」が付けられており、冷気の蒸散を防いでいます。
中容量の20ℓ~39ℓ
20ℓ~39ℓの中容量の中型クーラーボックスは、シーバスやキビレやタイ等の中物用途として使用します。
クーラーの種類によっては縦長タイプと横長タイプとがあり、シーバス釣りがメインであれば横長タイプが便利です。
中容量の中型クーラーは汎用性が高く、氷の量や持ち運びのしやすさなど最も便利なタイプだといえます。
大容量の40ℓ以上
40ℓ以上の大容量の大型クーラーボックスは、主にオフショア(船釣り)でのブリやカンパチなどの大物用途として使用します。
オフショア(船釣り)では、クーラーボックスを船に積み込んで、氷も船上で支給されます。
釣りが終って持ち帰りの際には、かなりの重量になってしまうので「ローラー」が付いているタイプが多くなります。
口コミで人気の商品から選ぶ
釣りクーラーボックスを実際に探してどれを選べばいいのか迷ってしまう場合には、実際に使った人の口コミ評価や人気度などを確認することでかなり参考になります。
口コミで特に人気の高い釣りクーラーボックスは「底面真空パネルDAIWA RX SUX2600X 」と「硬質ウレタンフォーム秀和UL2500LH」です。
特に「底面真空パネルDAIWA RX SU X2600X 」の口コミでは、「34℃の直射日光下でも12時間でほとんど氷が溶けない」「蓋(フタ)の開閉がしやすく魚投入口も便利」「2ℓのペットボトルでもタテ置きで入れられる」などの高評価を得ています。
初心者の最初の釣りクーラーボックスは中容量サイズを選ぶ
釣りクーラーボックスは、堤防釣り、磯釣り、船釣り(オフショア)など釣り場や魚の種類・大きさなどに適応できる数種類のタイプを用意するのが好ましいことですが、初心者の最初の一台は、適応範囲の広い中容量の中型クーラーボックスが無難です。
20ℓ~30ℓの容量であれば、さまざまな釣りシーンの小物魚から中物魚まで幅広く対応できます。
本体重量が軽い釣りクーラーボックスを選ぶ
釣りクーラーボックスは、できるだけ本体重量が軽いタイプを選んでおくと、魚の持ち帰りが楽になります。
釣りの帰りには、クーラーボックス本体の重さだけではなく、氷や水や魚の重さが加わってくることを想定しておく必要があります。
釣りクーラーボックスで迷ったら、DAIWAとSHIMANOブランドなら安心
釣り用品業界においては、「DAIWA(ダイワ)」と「SHIMANO(シマノ)」は、世界的水準での有名ブランドです。
断熱材や容量サイズや価格など同じようなタイプで迷った時には、この二大ブランドの中から選んでおけば、その品質においてはまず間違いないといえます。
釣りクーラーボックスランキングBEST3(Amazon・楽天)
ここからは特に人気も評判も良く、保冷力が高くて使い勝手の良い中容量タイプの釣りクーラーボックスをランキング形式で紹介します。
どのようなタイプの釣りクーラーボックスを買うのか迷ったら、このランキングの中から選べば失敗が少なくなるので、ぜひ参考にして下さい。
底面真空パネルDAIWA RX SU X2600X断熱材:底面真空パネル、ノンフロンHPウレタン
容量:26L 重量:5.7kg 内寸(cm):D 21.0×W 39.0×H 30.5 外寸(cm):D 32.5×W 51.5×H 39.5 参考価格:16,756円 レビュー断熱材には、真空パネルと発砲ウレタンの2種類を採用し、底面の2重構造で真夏でも強力な保冷力を発揮します。 魚を素早く入れる大型投入口や水抜きに便利なドレーン(水栓)も搭載されています。 また左右どちらからでも開閉できる両開きの蓋(ふた)や、丸洗いが簡単な蓋の取り外しが可能なことや500mlのペットボトルがタテ置きできるなどの便利さも魅力です。 キス、アジ、サバ、メバル、カワハギ、イカ、カレイ、タイなどの小物から中物の多種類の魚に対応できます。 |
硬質ウレタンフォーム秀和UL2500LH断熱材:硬質ウレタンフォーム
容量:25L 重量:3.3kg 内寸(cm):W 40.0×D23.0×H28.0 外寸(cm):W45.4×D 28.4×H 36 参考価格:8,917円 レビュー断熱材には、ウレタン素材でも最上質の硬質ウレタンフォームを採用し、断熱層に隙間なく注入することで抜群の保冷力をアップさせています。 蓋部分のロック・ヒンジ・ビスなどは、全てステンレスや真鍮(しんちゅう)を使用しておりさ、錆びにくいので耐久性に優れ長く使用することができます。 25ℓの容量は、多くの種類の魚に対応できます。 |
魚投入口付DAIWA GU-X GU2000X断熱材:発砲ウレタン
容量:20L 重量:4.1kg 内寸(cm):W37.5×D 20.0×H27.0 外寸(cm):W 48.5×D 30.0×H 34.0 参考価格:12,702円 レビュー断熱材には発砲ウレタンを採用して、ボックス内部の細部まで厚く内蔵することで、抜群の保冷力を発揮します。 また釣れる度にクーラーボックスを開けずに魚を入れることのできる「魚投入口」がついて便利です。 20ℓ容量は持ち運びにも便利で、キス、アジ、サバ、メバル、カワハギ、イカ、カレイなどの小物から中物の魚に広く対応できます。 |
まとめ
釣りクーラーボックスは、釣った魚の鮮度を帰宅するまで保つことが重要な役割です。
特別なオフショア(船釣り)での大物釣りが目的でない限り「発泡ウレタン」の断熱材採用で「中容量」のサイズのタイプを選んでおけば、コスパ的にも機能的にも無難です。
お気に入りの釣りクーラーボックスを探し当てて下さい。