このページでは、広角レンズを探している方向けにおすすめの商品の選び方を解説しています。
売れ筋の人気商品の中から、機能性・経済性・利便性などを比較して、おすすめ順にランキング形式で紹介します。広角レンズの選び方で迷っている人の悩みを解決しますので、ぜひ参考にして下さい。
さっと読める目次
広角レンズの選び方
広角レンズは、広い範囲で撮影できるレンズのことで、一般的には焦点距離が「35mm以下」程度のレンズのことを指し、数値が小さくなるほどより広角に撮影できます。
では広角レンズは、どのような点を重視して選べば良いのでしょうか?
ここでは広角レンズの機能特性・焦点距離・価格・口コミ評価などを、重点的に考慮した選び方について紹介します。
「単焦点レンズ」か「ズームレンズ」かのどちらかを選ぶ
広角レンズにも「単焦点レンズ」と「ズームレンズ」があります。
レンズには「○○mm」とか「○○‐○○mm」というように焦点距離が表示されており、「○○mm」という表示は単焦点レンズのことで、「○○‐○○mm」という表示であればズームレンズのことです。
単焦点レンズでは、数値が小さいほど広角に撮影でき、ズームレンズでは、左側の最初の数値が小さいほどより広角に撮影できます。
単焦点レンズは、近距離での広範囲な写真を明るく撮影するのに向き、ズームレンズは、ズーム倍率に応じた遠距離でも広い焦点範囲をカバーできます。
したがってどのようなクオリティの写真をどのようなシーンで撮りたいのかによって単焦点レンズにするのかズームレンズにするのかの判断が必要です。
単焦点距離で選ぶ
単焦点での広角レンズを選ぶ時は、焦点距離によって写り方が大きく異なるので焦点距離を特定する必要があります。
例えば「35mm」→「28mm」→「20mm」→「14mm」と数値が小さくなるほど広角な撮影が可能になります。撮影シーンや撮りたい写体などによって選ぶ焦点距離が異なってきます。
「焦点距離35mm」程度のレンズは、旅行などで少し広い範囲の写真の撮影に向いています。「焦点距離28mm」程度のレンズは、風景写真や集合写真などの撮影向きです。
「焦点距離20mm」程度のレンズは、意図的により広い範囲の写真の撮影に向いていますが、画面のゆがみも出てくるので注意が必要です。
さらに「焦点距離14mm」程度のレンズは、「魚眼レンズ」と呼ばれるほどゆがみが大きくなり、意図的に広範囲でゆがみを強調したい写真撮影に使用します。
ズーム焦点距離で選ぶ
ズームでの広角レンズを選ぶ時には、左側の小さい数値で表示される広角側焦点距離と右側の大きい数値で表示される望遠側の焦点距離の両方で、写り方が大きく異なります。
例えば「25mm‐110mm」という焦点距離では、25mmが広角側焦点距離で110mmが望遠側焦点距離となり、ズーム倍率は「110÷25=4.4倍」となります。
つまり4.4倍のズームアップでの広角撮影が可能であることを示しています。
価格で選ぶ
超高級レンズは除いたとしても、広角レンズは高価です。単焦点レンズで15,000円~150,000円の価格帯、広角ズームレンズで50,000円~250,000円の価格帯に集中しています。
価格comでの全国880店舗の平均参考価格でも新品では90,000円前後、中古でも60,000円前後します。
用途・目的に合ったより優れた性能を持つ広角レンズを、自分の予算と照らし合わせて選ぶことも大切です。
口コミで人気の商品を選ぶ
広角レンズを実際に探してどれを選べばいいのか迷ってしまう場合には、実際に使った人の口コミ評価や人気度を確認することでかなり参考になります。
口コミ評価で特に人気の高い広角レンズは、「大口径超広角ズームTAMRON SP 15-30mm」と「高画質広角ズームCanon EF16-35mm」です。
特に「大口径超広角ズームTAMRON SP 15-30mm」の口コミでは「10万円以下で買える広角レンズとしては秀逸」「純正レンズと比較しても遜色ない」「価格と性能のバランスを考えてコレに決めた」といった高評価を得ています。
広角レンズはカメラ本体のマウントに合うことが必須条件
カメラ本体にはマウントと呼ばれるレンズとの接合部があります。
広角レンズをせっかく購入してもマウントが一致しないと取り付け不能となります。
カメラ本体と同じメーカーの純正レンズでなくても、違うレンズ専門のメーカーのレンズであっても、マウントが一致すれば取り付けが可能となります。
広角レンズを選ぶ時には、カメラ本体のマウントの確認は必須です。
広角レンズのカメラメーカー純正レンズとレンズメーカー製レンズの違い
広角レンズは、カメラ本体と同じメーカーの純正レンズを選ぶのと、レンズメーカー製レンズを選ぶのとでは、どちらがよいのでしょうか?
一般的には、純正レンズの方はカメラ本体との操作性のバランスが統一されて安心ですが、レンズメーカー製レンズよりも高価になる傾向があります。
これに対してレンズメーカー製レンズは、カメラ本体のマウントに一致して取り付け可能であれば、純正レンズよりも安価でコスパに優れている傾向があります。
特に「シグマ」や「タムロン」のレンズメーカーは、レンズ技術を駆使して純正レンズ以上の性能の高いレンズを開発しているので、選ぶ時には良く比較して検討することが大切です。
広角レンズの焦点距離はカメラボディのセンサーサイズに影響される
レンズによって定められている焦点距離は、同じ焦点距離であっても、カメラボディに内蔵されているセンサーサイズによって撮影可能な範囲が異なってきます。
センサーサイズの大きさはカメラによって異なるので、焦点距離は「センサーサイズの35mm版換算」で表示されているのが一般的です。
言い換えれば、カメラ本体のセンサーサイズの大きさによって、同じ焦点距離でも写る範囲が異なるので、写せる範囲の基準尺度を統一するために、「35mmサイズのセンサー」を使って撮影した画角をベースにして「35mm版換算」としています。
基本的にセンサーサイズが大きくなるほどセンサーに届く光の角度は大きくなるので、写る範囲もそれだけ広くなります。
広角レンズランキングBEST3(Amazon・楽天)
ここからは特に人気も評判も良く、より広範囲に鮮明に撮影できる広角レンズをランキング形式で紹介致します。
どのようなタイプの広角レンズを買うのか迷ったら、このランキングの中から選べば失敗が少なくなるので、ぜひ参考にして下さい。
大口径超広角ズームTAMRON SP 15-30mmタイプ:広角ズームレンズ
焦点距離:(広角側)15mm~(望遠側)30mm ズーム倍率:2倍 重量:1,100g 参考価格:91,533円 レビューレンズメーカー「タムロン」が、高性能・高解像を最優先させた究極の超広角ズームレンズでありながら、10万円以下の価格でコスパが優れています。 また「ニコン」キヤノン」「ソニー」のカメラ本体のレンズマウントに適応できる型番が用意されているので汎用性も高く、多くのユーザーに利用ができます。 雄大な風景をよりダイナミックに表現できる15mmの広角側はもちろん、望遠側の焦点距離30mmまでの全域において高画質なワイド表現を可能にしています。 また高性能レンズの精度を支える手ブレ補正機能や快適なピント合わせを実現する超音波モーター機能なども搭載されています。 |
高画質広角ズームCanon EF16-35mmタイプ:広角ズームレンズ
焦点距離:(広角側)16mm~(望遠側)35mm ズーム倍率:2倍 重量:617g 参考価格:118,000円 レビュー「キヤノン」の純正広角ズームレンズで、焦点距離の広角側16mmから望遠側35mmまであり、この広角レンズ1本で撮影能力の大部分をカバーできます。 大口径非球面レンズやUDレンズの採用により、画面の隅々までシャープに描写する高解像・高画質が実現されています。 また高度な手ブレ補正機能も搭載され、防塵・防滴構造や汚れを落としやすくするフッ素コーティングは、過酷な撮影シーンにも対応できます。 |
高画質広角ズームSONY・Vario-Tessar T* FE 16-35mmタイプ:広角ズームレンズ
焦点距離:(広角側)16mm~(望遠側)35mm ズーム倍率:2倍 重量:517g 参考価格:128,860円 レビュー「ソニー」のデジタル一眼カメラ「αシリーズ」用の純正広角レンズです。 焦点距離の広角側16mmから望遠側35mmまであり、このレンズ1本であらゆる広角撮影に対応できます。 レンズにはソニーの結晶とも言える最高品質の「カールツァイス」が採用されており、高画質の撮影を可能にします。 また広角レンズでありながら手ブレ防止機能も搭載されています。 |
まとめ
広角レンズを的確に選ぶためには、それなりの高度な知識とある程度の撮影経験が必要です。
しかしこれから一眼レフカメラを始める初心者にとっては、この記事に書かれた最小限の知識や選び方のポイントが非常に参考になるはずです。
自分なりに口コミなどを調べて比較しながら購入することをおすすめします。