除湿機があれば梅雨の時期でも快適に過ごせますし、洗濯物を部屋干ししていてもすぐに乾かすことができます。
一台あるだけでとても快適に過ごせる除湿機を、この機会に購入してみませんか?
自分にぴったりの除湿機を選ぶために知っておくべきポイントや、今売れている除湿機のランキングもご紹介します。
さっと読める目次
除湿機の選び方
多くのブランドから様々な除湿機が販売されていますが、その中から自分にぴったりの除湿機を選ぶのはなかなか大変です。
価格以外にも機能や除湿能力をチェックしつつ、口コミで人気の商品も参考にしながら選んでみましょう。
除湿方法で選ぶ
除湿機には、「コンプレッサー式」と「ゼオライト式」、その両方を組み合わせた「ハイブリッド式」という除湿方法があります。
コンプレッサー式は空気を冷やすことで湿気を水滴にして除去する方法です。ゼオライト式は乾燥剤のゼオライトを使って空気中の水分を吸収します。
コンプレッサー式とゼオライト式の両方の機能を搭載したのが、ハイブリッド式除湿機です。
暑い時期はコンプレッサー式、寒い時期はゼオライト式で動作し、1年を通して快適に使用することができます。
排水やメンテナンスのしやすさで選ぶ
水が溜まった排水タンクを捨てやすいかどうかも重要です。タンク容量が大きい場合は、沢山溜まった水を簡単に捨てられるかどうかを必ず確認しておきましょう。
商品によっては、タンクの水を手動で捨てるのではなく、ホースを接続させて連続排水が可能なものもあります。
また、メンテナンスも除湿機を選ぶ時に確認しておきたい事項です。
フィルターの交換時期や交換時にかかる費用、排水タンクの洗浄などのメンテナンスのやり方についてもチェックしておきましょう。
機能で選ぶ
室内や洗濯物の湿度や温度を検知するセンサーが搭載されているもの、冷風機能によりコンプレッサー式除湿機でも涼めるもの、空気清浄機としても使用できて空気中にあるウイルスや菌を取り除いてくれるものなどがあります。
無駄な運転を防いで電気代の使いすぎを防ぐために、決められた湿度を下回った場合や洗濯物の乾き具合によって自動的に運転を停止させる除湿機もあります。
除湿力で選ぶ
商品によって、1日で除湿できる水の量は異なります。
予算だけではなく使用する部屋の大きさや洗濯物の量を考慮しながら、必要な除湿量を選びましょう。
また、木造住宅よりも鉄筋住宅の方が効率良く湿度を下げることができます。
例えば1日あたりの除湿量が4.5L~6.3Lの場合、鉄筋住宅であれば13畳、木造住宅であれば6畳の部屋で使用するのが適しています。
口コミで人気の商品を選ぶ
口コミで人気の商品なら、買ってからの満足度も高くなります。
例えば、アイリスオーヤマの除湿機DCE-6515は「洗濯物が多くても一晩でしっかり乾く」「梅雨の時期に大活躍!除湿してからカビが減った」「値段も安くコンパクトで除湿力もすごい」など口コミでも非常に評価の高い商品です。
どれにしたら良いのか迷ったら、口コミの評価が高い除湿機を選んでみましょう。
音の静かな除湿機を選ぶポイントは?
除湿機を選ぶ時に気になるのが、稼働時の騒音です。基本的に、除湿機の大きさと動作音の大きさは比例します。
大きな除湿機ならその分音も大きくなりがちですので、できるだけ静かな除湿機を希望するのであれば、コンパクトで小さめな除湿機を選ぶと良いでしょう。
また、使用するモードによっても音が変わります。購入前に、お店で音の確認をしておくと安心です。
また、除湿方法の違いにも発生音量の差があります。一般的に、ゼオライト式よりもコンプレッサー式の方が稼働時の音が大きくなりやすいという特徴があります。
購入後、除湿機の音をもっと小さくしたい人は、防音シートなどの防音アイテムを利用するという方法もあります。
除湿機の便利な機能に注目しよう
天気が悪い日や花粉が気になる季節、PM2.5の量が多い日は、どうしても洗濯物が部屋干しになってしまいます。
そんな時除湿機があれば、洗濯物を干ししても部屋の中をカラッと乾燥させ、室内のカビや結露の発生を抑えることができます。
最近では、セキュリティ対策の為に部屋干しする一人暮らしの女性も増えてきたこともあり、より除湿機のニーズが増えてきています。
コンパクトな除湿機であれば、湿気が溜まりがちな押し入れの中を除湿することもできます。
最近では、除湿機と空気清浄機が一体化した商品も売られるようになりました。空気をキレイにしながら家の湿度を低下させてくれるので、より暮らしが快適になります。
メーカーによる除湿機の違いとは?
除湿機を販売しているメーカーには、PanasonicやSHARP、象印、アイリスオーヤマ、三菱電機、コロナなどがあります。
売り上げランキングでも上位を占める割合が多いのは、Panasonicの除湿機です。室内干しの洗濯物を乾燥させる機能が優れていることが特徴です。
SHARPはプラズマクラスター搭載で、空気をキレイにしたりカビの発生を防ぐ力に優れています。
SHARPのコンパクトモデルは、クローゼットの除湿にも重宝します。コストパフォーマンスに優れて手頃な価格で購入できると評判なのはアイリスオーヤマの商品です。
このように、メーカーによっても様々な特徴があります。好みのメーカーから気になる除湿機を探してみるのも良いでしょう。
除湿機ランキングBEST3
それでは、今売れている人気の商品の中から、独自のポイントを加えて厳選した3点をランキング形式でご紹介します。
非常に人気が高く信頼できる商品を集めたランキングですので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
アイリスオーヤマ 衣類乾燥除湿機商品サイズ(cm):幅約29.0x奥行約19.0x高さ約47.7
定格除湿能力※ 50Hz:5.5L/日、60Hz:6.5L/日※定格除湿機能力は、室温27℃、相対湿度60%を維持し続けたときの、1日(24時間)あたりの除湿量です。 除湿可能面積の目安:50Hz/木造:7畳(12m2)、 プレハブ:11畳(18m2)、鉄筋:14畳(23m2) 60Hz/木造:8畳(13m2)、 プレハブ:12畳(20m2)、鉄筋:16畳(26m2)※除湿可能面積の目安は、JEMA(日本電機工業会)規格に基づいた数値です タンク容量:約1.8L、コードの長さ:約1.8m 本体重量(kg):9.3 レビュー部屋干しの洗濯物を素早く乾燥させるだけではなく、押入れの除湿や結露対策にも適した除湿機です。 大型のフラップ搭載で洗濯物に風が当たりやすく、効率良く乾かすことができます。 電気代は一時間あたりたったの5円ですので、電気代を気にせずご使用頂けます。コンプレッサー式の除湿機なので、室内の温度上昇を抑えて暑い時期でも快適に使用することができます。 40・50・60%と目標湿度を設定することができ、2・4・8時間の切タイマー機能も搭載しています。目標湿度を下回ると、除湿を停止して自動で送風運転に切り変わるので無駄がありません。 |
パナソニック 衣類乾燥除湿機 デシカント方式本体サイズ:高さ458×幅194(+脚部16)×奥行き352mm
電源コード長さ:210cm 除湿可能面積目安(50Hz):木造7畳(12平方メートル)/プレハブ11畳(18平方メートル)/鉄筋14畳(23平方メートル) タンク容量:約2.0L 本体重量(kg):5.8 レビュー花粉が気になる日や天気が悪い日でも、部屋干しした洗濯物をしっかり乾かしすことができます。 送風幅は約100cmと広く、幅広く干された洗濯物の端まで風を届けて一気に乾燥させます。スポット送風や下向き送風など、洗濯物の干し方や量に合わせて風向きが選べるのでより効率良く乾燥させることができます。 湿度と温度を一分ごとに検知し、その変化から乾き具合を把握するエコナビ搭載。1kgの少ない衣類の量でも自動で見分けてお得に乾燥させます。 センサーで乾き具合をチェックして必要に応じて自動で運転をストップするので、寝る前や外出中でも無駄なく乾かすことができます。衣類だけではなく、部屋の結露対策やカビ対策としても使用できます。 |
シャープ プラズマクラスター除湿機サイズ:30.4×20.3×48cm
消費電力:最大約270W 衣類乾燥時間(2kg):約120分 本体重量(kg):9 レビュープラズマクラスターの風を広範囲に送風し、衣類の生乾き臭を抑えてしっかりと乾かします。 衣類や部屋に付いたタバコの臭いや汗の臭いもしっかり消臭させ、付着したカビ菌の増殖を抑制することもできます。 スッキリと設置できるコンパクトサイズで、狭い場所でも使用することができます。ハンドル付きで移動も排水も簡単です。 大きなホコリを入り口でブロックするホコリブロックフィルターを搭載しています。 |
まとめ
部屋の中の湿度を調整してくれる除湿機は、部屋干しした洗濯物を素早く乾かしたり、湿気の溜まりやすい押入れのカビの発生を抑えたり、結露を予防する効果があります。
洗濯物を短時間で乾燥させるスポット乾燥機能がついているものや、空気清浄機がセットになった除湿機など特徴は様々です。
メーカーごとの特徴や予算、除湿量や機能などを見比べて、使用する部屋や目的に合った除湿機を選びましょう。