このページでは、ネオ一眼を探している方向けに、おすすめの商品の選び方を解説しています。
売れ筋の人気商品の中から、機能性・経済性・利便性などを比較して、おすすめ順にランキング形式で紹介します。
ネオ一眼の選び方で迷っている人の悩みを解決しますので、ぜひ参考にして下さい。
さっと読める目次
ネオ一眼の選び方
ネオ一眼は、一眼レフやミラーレスのようにレンズ交換をしなくても、ケタ外れの望遠能力を持ったレンズ一体型のコンパクトデジカメのカテゴリーに含まれるカメラです。
ではネオ一眼は、どのような点を重視して選べば良いのでしょうか?
ここではネオ一眼の機能性・価格・口コミ評価などを、重点的に考慮した選び方について紹介します。
機能性で選ぶ
ネオ一眼の魅力は、なんといっても圧倒的な望遠のズームに優れていることです。
したがってネオ一眼を選ぶ時の重要なポイントは「望遠機能」と「高画質機能」の2つです。
望遠機能においては、焦点距離の長さやズーム倍率の大きさやピント合わせのしやすさ(オートフォーカス(AF)や連写の性能)などが重要となり、高画質機能では撮像素子(イメージセンサー)のサイズなどが重要となります。
望遠での焦点距離の長さ
ネオ一眼を選ぶ時の最大のポイントは、望遠撮影での「焦点距離の長さ」にあります。
一眼レフやミラーレスのように高額なレンズを別に買わなくても、一体型の固定レンズひとつで長距離での撮影が可能になります。
ネオ一眼での望遠側の焦点距離には、最短で300mm~最長で2,000mmくらいまでの大きな差があるので、どの程度まで遠距離で撮影したいのかによって選ぶ機種が異なります。
長距離望遠で景色や野鳥や動物などの高画質な写真を撮ることが簡単にできます。
望遠でのズーム倍率の大きさ
ネオ一眼を選ぶ時のポイントとして「ズーム倍率の大きさ」も重要です。
望遠性能を表す「ズーム倍率」は、「焦点距離:20mm~800mm」と表記されている場合には「800mm÷20mm=40倍」となり、「ズーム倍率(光学):40倍」と表記されています。
つまりズーム倍率とは、レンズの望遠側の焦点距離が広角側の焦点距離の何倍に相当するかの数値で、倍率が大きくなるほどズームアップできる幅が大きくなります。
望遠でのピント合わせのしやすさ
ネオ一眼を選ぶ時のポイントとして「ピント合わせのしやすさ」も重要です。
ピント合わせでの失敗を少なくするためには、「オートフォーカス(AF)」と「連写」の2つの性能が優れている機種を選ぶことです。
なお「手ブレ補正機能」は、ネオ一眼のほぼ全ての機種に搭載されているので気にする必要はありません。選ぶ時に重要なのは、ということです。
高画質での鮮明さ
ネオ一眼における「高画質での鮮明さ」は、この機能さえ確認しておけば大丈夫ということはなく、搭載されているひとつひとつの複合的な連係機能によって創り出され、個人的な撮影技能も影響します。
高画質を求めるには、「シャッタースピードの速さ」「レンズF値による明るさ」「撮像素子(イメージセンサー)のサイズ」などの相互連係が必要になります。
また連写速度の速い(1秒間に何枚を連写で撮れるか)機種で撮影できれば、撮影後に出来栄えの良い写真だけを選択して残すことができます。
なお高感度の画質をチェックする最も手っ取り早い方法には、特定の機種のレビューサイトで撮影画を見る方法や販売店の店頭で実際に撮影してみる方法もあります。
価格で選ぶ
ネオ一眼は、コンパクトデジカメと一眼レフやミラーレスとの中間に位置します。
3万円~5万円台でかなり性能の高い機種も多く販売されています。7万円台や10万円台ともなれば、ミラーレスや一眼レフの価格帯と変わらなくなってしまいます。
5万円以下でしっかり探せば、自分の目的や用途に十分に応えてくれる高性能のネオ一眼を見つけることができます。
口コミで人気の商品を選ぶ
ネオ一眼を実際に探してどれを選べばいいのか迷ってしまう場合には、実際に使った人の口コミ評価や人気度を確認することでかなり参考になります。
口コミ評価で特に人気の高いネオ一眼は、「Nikon・デジタルカメラCOOLPIX P900」と「Panasonic・コンパクトデジタルカメラ ルミックスDMC-TZ85」です。
特にNikon・デジタルカメラCOOLPIX P900の口コミでは「超望遠機能で未体験ゾーンの世界が体験できる」「焦点距離2,000mmの世界は異質で楽しい」「史上最大のズーム倍率83は一眼レフ並み」といった高評価を得ています。
ネオ一眼での2つの焦点距離(望遠側と広角側)の違い
ネオ一眼の焦点距離には、望遠の距離の長さを決める「望遠側・焦点距離」と広角の広さを決める「広角側・焦点距離」の2つがあります。
商品説明書に単に「焦点距離:20mm~800mm」と表記されている場合には、小さい方の数値20mmは広角側を示し、大きい方の数値800mmが望遠側になります。
望遠側の数値が大きいほど遠距離の望遠撮影に優れ、広角側の数値が小さいほど広角での撮影に優れています。
なお広角側の数値は、ほとんどの機種で20mm代となっておりあまり差はありません。
ネオ一眼のレンズF値は小さいほど明るい
レンズのF値は「F2.8~F6.5」のように表記され、小さい数値のF2.8は広角側を示し、大きい数値のF6.5は望遠側を示しています。
基本的にどちらの数値も小さいほど明るく撮影することができます。
高感度の画質を求めるには、撮像素子(イメージセンサー)のサイズとのバランスによって左右されますが、レンズのF値が小さい機種を選んでおくことが無難です。
ネオ一眼の撮像素子のサイズが大きいほど高感度
カメラ全体での「撮像素子(イメージセンサー)のサイズ」には、大きい順からフルサイズ、APS-C、フォーサーズ(4/3型)、1型、1/1.7型、1/1.8型、1/2.3型などとなっています。
一眼レフやミラーレスには、サイズの大きいフルサイズ、APS-C、フォーサーズ(4/3型)が採用され、ネオ一眼には、1型~1/2.3型が採用されていますが、ほとんどのネオ一眼には1/2.3型が採用されています。
撮像素子(イメージセンサー)のサイズは、大きいほど高感度に強く高画質で綺麗な画像が撮影しやすくなるので、1型~1/2.3型の範囲で、できるだけ大きい機種を選ぶことも大切です。
ネオ一眼の望遠撮影には三脚が必須
ネオ一眼のほとんどの機種には「手ブレ補正機能」が搭載されているので、手で持って撮影する範囲では問題ありません。
しかし遠距離の望遠で撮影する場合には、わずかなブレであっても画像に大きく影響してしまいます。
望遠撮影の時には「三脚」を立てて、ネオ一眼をしっかりと固定することが必須です。
ネオ一眼ランキングBEST3
ここからは特に人気も評判も良く、高性能で高画質が撮影でき、価格も5万円以下でコスパメリットもあるネオ一眼をランキング形式で紹介致します。
どのようなタイプのネオ一眼を買うのか迷ったら、ぜひ参考にして下さい。
Nikon・デジタルカメラ COOLPIX P900焦点距離:24mm(広角側)~2000mm(望遠側)
ズーム倍率(光学):83倍 レンズF値:F2.8(広角側)~F6.5(望遠側) 撮像素子:1/2.3型 シャッタースピード:1/4000 秒 連写速度:最高約120枚/秒(画像サイズに制限あり) 本体重量:862g レビューこのNikon・COOLPIX P900の秀でた特長は、望遠側2000mmと光学ズーム83倍というケタ外れの超望遠機能が搭載されていることです。 カメラを通していつも見ている景色が、このカメラでみると別世界を見ているように異なり、野鳥はもちろん月や星の世界まで撮影することが可能になります。 シャッタースピードや連写速度の速さも魅力です。 |
Panasonic・コンパクトデジタルカメラ ルミックスDMC-TZ85焦点距離:24mm(広角側)~720mm(望遠側)
ズーム倍率(光学):30倍 レンズF値:F3.3(広角側)~F6.4(望遠側) 撮像素子:1/2.3型 シャッタースピード:1/16000秒 連写速度:約30枚/秒 本体重量:281g レビューこのPanasonic・DMC-TZ85の最大の特長は、重量わずか281gの持ち運びに便利なポケットサイズのコンパクト性と3万円以下で購入できるコスパに優れている点です。 ネオ一眼というよりも、望遠側焦点距離720mmでズーム倍率30倍の十分な望遠機能を備えたコンパクトデジカメといった感じのカメラです。 携帯性を優先するなら断トツのオススメ商品です。 |
Canon・デジタルカメラ PowerShot SX60 HS焦点距離:21mm(広角側)~1365mm(望遠側)
ズーム倍率(光学):65倍 レンズF値:F3.4(広角側)~F6.5(望遠側) 撮像素子:1/2.3型 シャッタースピード:1/2000秒 連写速度:約6.4枚/秒 本体重量:998g レビューこのCanon・SX60 HSの最大の特長は、望遠側1365mmの焦点距離と65倍のズーム倍率による望遠機能がありながらも広角側焦点距離が21mmというワイド撮影が可能なレンズを採用している点です。 多人数での集合写真や遠くの広大な風景写真を撮影する時にもワイドな画像で撮影することができます。 |
まとめ
ネオ一眼は、レンズ一体式のデジカメのカテゴリーにありながら、一眼レフ並みの望遠機能を備えたカメラです。
ネオ一眼を選ぶ時の重要なポイントは、望遠機能と高画質機能の精度の高さにあります。
この記事を参考にして自分の目的や狙いに最適な1台をゲットして下さい。