このページではタイヤ交換時などに使われるトルクレンチについて、オススメの商品や選び方をまとめています。
ランキング形式で人気商品の紹介もしていますので、新しくトルクレンチを購入する際の参考にしてみて下さい。
さっと読める目次
トルクレンチの選び方
トルクレンチで検索をしたり、工具売り場に言ってみるとたくさんのメーカーの商品が並んでいます。
サイズや価格帯もまちまちなので、どれが適しているか悩むことも多いと思いますが、以下のポイントに注意すると失敗せずに選べます。
シングル式と直読式から選ぶ
トルクレンチには「シングル式トルクレンチ」と「直読式トルクレンチ」の2種類があります。
細かく分けると更に複数の種類に分かれますが、専門的な作業を行わない限りはこの2つのどちらにするかを決めれば問題ありません。
シングル式トルクレンチとは
最もよく見るタイプのトルクレンチで、予め締め付けたいトルクを設定しておいて使うタイプです。
締め付けていくとカチっという音がして締め付けトルクに達したことが分かるようになっています。
右回り専用のものや左右のどちらにも使えるものなど、機能に多少の差があるものの総じてシンプルな使い勝手で簡単です。
直読式トルクレンチとは
メモリを見ながら締め付けを行うタイプのトルクレンチで、プレート型・ダイヤル型・デジタル型に分かれます。
プレート式がもっともポピュラーで、構造が単純なため壊れにくくリーズナブルなモデルが多いのが特徴です。
機能やよく行う作業から選ぶ
トルクレンチはほとんどの製品が多くの作業に対応できますが、その中でも得意とする物があります。
単純なタイヤ交換の際に使うだけであればシングル式のトルクレンチで問題ありませんが、締め付けの結果確認や測定精度を求める場合は使いにくいです。
また、雨天の中で使う可能性が高ければ防水性が必要であったり、壊れにくいプレート式を選ぶ必要などがあります。
どんな場所でどれくらいの時間連続して使うのか、細かい作業や測定が必要な業務はあるかなど、使う予定の作業を再度確認して見てください。
口コミで人気の商品を選ぶ
トルクレンチは何よりも使い勝手が重要ですので、実際に使っている人の評判がとても役に立ちます。
通販サイトを見れば口コミが多く掲載されているので、購入前にチェックしてみて下さい。
KTCや東日のトルクレンチは凡庸性が高く、口コミを見ても初心者でも使いやすいことがわかるのでオススメです。
誰でも使える東日製作所のトルクレンチ
ドライバやトルクレンチなどの工具で有名な東日製作所の製品はは品質や強度の面において、非常に信頼のできるものばかりです。
トーニチやTOHNICHIと表記されているものも同じ東日製作所製品ですので、ネットショップ等で選ぶときは候補に入れておいて大丈夫です。
初心者でも使いやすく、WEBサイトでも丁寧な解説やサポートがされているので、あまり慣れていない方は東日のトルクレンチをオススメします。
種類も非常に豊富なので、プロも使っている事があるメジャーなメーカーです。
トルクレンチは定期的な校正が必要
トルクレンチは屋外で使うことが多く、管理状態が悪かったり思わぬ形でダメージを受けていることが多いです。
その為、いつの間にかトルクレンチの精度が狂ってしまって正常に締め付けが出来なかったり、正しい数値を測定できなくなっている事があります。
こうした自体を回避するためには定期的にトルクレンチの校正と点検を行う必要があり、破損や事故防止のためにもこの作業は必要になります。
校正は購入したメーカーで行ってもらえるので、長く使っているトルクレンチがあれば一度校正を依頼してみて下さい。
タイヤ交換に最適なKTCのトルクレンチ
KTC(京都機械工具)のトルクレンチにはホイルナット用のトルクレンチがあり、これは初心者でも簡単に扱える製品です。
タイヤ交換に特化しており、トヨタ・ダイハツ車であればほとんどの車種がこれ一本でタイヤ交換が出来ます。
ホイルナットに特化した単能型なので数値の設定が必要なく、女性や不慣れな方でも締め付け過ぎたり合わないという心配がありません。
右回転の締め付けにのみ対応ですが、タイヤ交換だけであれば問題なく行えます。
トルクレンチランキングBEST3
ここからは使いやすさや価格、口コミ評価などからランキング形式でオススメのトルクレンチを紹介していきます。
購入の際に迷ったらぜひ参考にして下さい。
KTC(ケーテーシー) ホイルナット用トルクレンチサイズ:トヨタ・ダイハツ車向け
設定トルク:103N・m。 レビュートヨタ・ダイハツ車のタイヤの交換やホイールの交換ならこれがあれば誰でも簡単に行える初心者にもぴったりなトルクレンチです。 右回転のみの締め付けに対応しており、逆ネジには非対応ですが殆どの車種のタイヤ交換に使うことが出来ます。 KTCらしい高品質と高い耐久度を持っているので、屋外で頻繁に使っても劣化せずに長持ちします。 |
メルテック トルクレンチ(設定目盛付き)サイズ:ソケット21mm/ソケット19mm
設定トルク:【最低値】28N・m (2.9kg) 【最高値】210N・m (21.4kg) レビューリーズナブルで多機能さが大人気の製品で、締め付けトルクも28N・m~210N・mと幅広く調節出来る凡庸性の高いトルクレンチです。 設定したトルクでホイールナットやボルトの締め付けすぎや締め付け不足を確認し、確実で安全な作業を行うことが出来ます。 ケース付きなので収納もしやすく、一本あればご家庭での様々な作業に対応が出来ます。 |
トーニチ トルクレンチ 10~50N・m QL50NMHサイズ:調整範囲:50N・m
設定トルク:10~50(N・m) レビューシングル式のトルクレンチとしては高価な部類ですが、精度と強度が非常に高く屋外の連続した作業にも対応出来る製品です。 設定したトルクに達するとシグナル音で締め付けの完了を知らせてくれるので、締め付けすぎやゆるすぎるといった事故につながる心配がありません。 トルクの変更も目盛りによって簡単に行えるので初心者でも扱いやすいモデルです。 |
まとめ
色々なトルクレンチを紹介してきましたが、どのようなものが良さそうか少し見えてきたでしょうか?
まずは用途を絞り、必要な機能を定めてから価格帯や機能面、口コミの評価などを見てベストな製品を選んでみて下さい。