私たちにとって入浴は、生活の中で欠かせないものです。そして毎日使うものだからこそ、バスグッズにはこだわりたいですよね。
シャンプー、ボディソープなど様々なバスグッズがありますが、今回はその中でもボディタオルに焦点を当て、素材や選び方のポイント、おすすめ商品を紹介していきたいと思います。
さっと読める目次
毎日使うものだからこそ、こだわりたいボディタオル
同じように毎日使うシャンプーやボディソープ、またお風呂の後のケア用品などと比べ、ボディタオルは意識して選んでいる…という人は少ないのではないでしょうか。
ボディタオルはとりあえず泡立てばいい、安い物でいい…入浴の時に一番肌へ触れることになるのがボディタオルということを意識すると、そう思える人は少なくなるのではないでしょうか。
ボディタオルにはたくさんの種類が存在します。毎日の入浴で、適当なボディタオルを使っているのは非常にもったいないです。ボディタオルの種類や素材、選び方を知って、自分にぴったりのボディタオルを探してみましょう。
自分にピッタリなボディタオルの選び方
ここまでで、色々な素材のボディタオルがあることをわかっていただけたかと思います。では実際に、自分や人にボディタオルを購入するときどうやって決めたらいいのか、選び方のポイントを紹介します。
肌質で選ぶ
まずは自分や、ボディタオルをあげる人の肌質を考えてみましょう。敏感肌の人には、自然派由来の素材でできたものを選ぶのが無難です。アトピーなどで悩んでいる人には、そこにプラスアルファで柔らかめの泡が作れるタイプをあげるといいかと思います。
乾きやすさで選ぶ
折角買ったボディタオルに、早い段階でぽつぽつと黒いカビが…なんてことになったら、がっかりしてしまいますよね。素材によっては乾きにくいものがあるため、注意が必要です。
お風呂場は非常に湿気が多い場所、想像以上に物が乾きにくいです。乾きにくい素材のものを使うときは風通しのいい場所に干すか、そういった手間を惜しむのであれば湿気が多い場所でも乾きやすい素材のボディタオルを使うことをおすすめします。
泡立ちで選ぶ
肌に優しいからと言って泡立ちが良くない素材のボディタオルだと、人によっては結局タオルでゴシゴシと洗ってしまう形となり、その性能が無駄になってしまいます。
きちんと別で泡立てるなど、手間がかかる工程が嫌いな人や、ささっとお風呂は済ませたい方は、楽に泡立つものを選ぶのが無難でしょう。
デザインで選ぶ
毎日使うものですから、折角だったらかわいい物や自分のセンスにピタッと合致するものを使いたいですよね。全体的にモノトーンな雰囲気で揃えているのに、ボディタオルだけピンク…というのもちょっと違和感がありますし。
タオルのデザイン自体も、よくあるタオル型や手にすっぽり被せて洗えるミトン型、背中まで洗いやすいロングタイプなど、様々なものがあります。使いやすそうなものを選んでください。
意外とたくさん!色々なボディタオルの素材
一口にボディタオルと言っても、実は様々な素材の物が存在します。ここではボディタオルによく使われる素材と、その特徴を紹介します。
ポリエステル
ポリエステルは合成繊維の一つであり、一般的に出回っているボディタオルの多くに使われている素材でもあります。泡立ちが良く安価で、また丈夫でもあります。
後述する同じ合繊繊維であるナイロンに比べると、少し固めの素材であり肌への摩擦を心配する人もいます。
ナイロン
合成繊維であるナイロンを使ったボディタオル。こちらも非常に安価であり、よくみかけるボディタオルに使われている素材の一つです。値段は安いですが軽くて丈夫、また泡立ちが良く乾きやすいです。
ただし摩擦力は強めの繊維であり、丈夫なこともあってついゴシゴシと身体を洗いがちになってしまう特徴があります。たくさんの泡で優しく洗うか、肌が荒れがちな人は別の種類を使うといいでしょう。
コットン
天然繊維であるコットンのボディタオルは、合成繊維の物に比べると肌に優しいといわれています。ただし吸水性に優れるという特徴があるため、ボディタオル自体の肌触りは柔らかいものの、合成繊維のタオルに比べると泡が立ちにくいと言われています。
たっぷり泡だてるためには、別の泡立てネットなどで行うなどの工夫が必要で、手間がかかるところがデメリットでしょうか。また吸水性が優れているため、使用後はきちんと絞って乾燥をさせないとカビが生えやすいという特徴もあります。
リネン
リネンもコットンと同様、吸水性に優れる素材になります。ただこちらはコットンと比べると乾きやすいため、使用後バスルームなどに干しておいても大丈夫でしょう。
吸水性に優れますが泡立ちも良好。ただし素材が少し硬めになるため、敏感肌の人は少し注意をした方がいいかもしれません。ボディタオルの中では、全体的なバランスに優れた繊維といえます。
シルク
高級素材というイメージで有名なシルク。非常に柔らかな肌触りが特徴ですが、生地がつるつると滑るような感触の物が多いため、泡立ちはあまりよくありません。
また滑らかな肌触りに反して、意外とシルクは繊維自体に強度があるところが特徴です。長持ちしやすいですが、柔らかい使い心地だからと言って強く身体を擦ると肌を痛める原因となるので、その点はご注意ください。
ポリ乳酸
ポリ乳酸は、トウモロコシやさつまいもなどの植物を原料としたバイオマス素材の繊維です。エコフレンドリー繊維とも呼ばれ、エコ志向の人に人気があります。
そして実はこのポリ乳酸、泡立ちがいい、乾きやすい、そして弱酸性であるため、非常にボディタオルの素材としては優れていると言われています。扱っているお店がやや少ないことと、ちょっと割高になる点が玉に傷でしょうか。
泡立ち重視の方におすすすめのボディタオルBest3
ここからは実際に、ボディタオルのおすすめ商品を紹介したいと思います。まずは泡立ち重視の方におすすめのボディタオルBest3から。
3位 天然綿のボディタオル
綿は泡立ちにくいという概念を打ち破った天然綿のボディタオル。その秘密は、タオルの生地が4層構造になっており、表面には天然素材の綿が、間にはポリエステルメッシュ生地の泡立てネットが挟まっているからなんです。
肌に触れる部分は優しい天然素材で、内側にはたくさん泡が立つポリエステルを挟んである、素材のいいところをミックスしたタイプのボディタオルになります。
2位 ルーネシモ アワスター泡る
極細ナイロン素材で濃密な泡がたっぷりと作れるルーネシモ アワスター泡る。ナイロン素材ですが泡が十分すぎるくらいに作れるので、優しく洗い上げることができます。好みに合わせてタオルの固さが選べる点も嬉しいですね。
1位 なめらかホイップボディタオル
ポリ乳酸を使用した、肌に優しく、なおかつ泡立ちも抜群のボディタオルです。天然素材のものは泡立ちがよくない、だけど肌へのダメージも極力軽減したい…そんな願望を叶えてくれる商品となっています。
肌触りにこだわりたい方におすすすめのボディタオルBest3
次にタオル自体の肌触りにこだわりたい人におすすめの、ボディタオルBest3を紹介します。
3位 魔法のボディタオル
コットン、リネン、シルクそれぞれの生地をベースに、ポリ乳酸も加えて作られている魔法のボディタオル。自分の肌質によって好みのものが選べるようになっています。コットンとリネンは泡立ちも良好で、するする洗いやすいです。
2位 綿あわだちボディタオルFuwari
天然素材なのに泡立つボディタオルとして有名なFuwari。コットンのタオルなので、とにかくふんわりとした質感となっています。優しい肌触りともこもこの泡立ちで、柔らかくもしっかりと身体を洗っている感触が実感できます。
1位 絹 ボディータオル
群馬県産シルクを使用したシルク ボディタオル。シルク特有の優しい肌触りはもちろん、保湿成分で洗い上がりもしっとりとなめらかにしあがります。泡立ちはあまりよくありませんが、その洗い上がりと肌触りには感動を覚えるはずです。
ボディタオルの洗い方
石鹸をつけているのだから、ボディタオルを洗う必要があるの?と言っている方をよくみかけます。確かにその気持ちもわかりますが、ボディタオルは身体の汚れを落とすために使うものです。
なのでいくらソープを着けていても、洗わずにいると徐々に皮脂や汚れ、石鹸の残りカスなどが蓄積していきます。毎日とはいかなくても、定期的に洗っておくことをおすすめします。
ボディタオルはどうやって洗う?
洗濯機などで他の洗濯物とまとめて洗ってしまう方もいるかと思いますが、洗濯機ではかなりの力が生地にかかるので、ボディタオルが早くだめになってしまいます。
なので一番おすすめの洗い方は、やはり手洗いです。適量の洗剤を溶かしたお湯で、揉むように洗いましょう。すすぎまで済ませたら、風通しのいい場所に干しておきます。生地によっては直射日光に当てると品質が損なわれる場合があるので、その点はご注意を。
まとめ
ボディタオルについて、種類別の生地の特徴やおすすめ商品をまとめて紹介いたしました。自分にぴったりのボディタオルは、みつかりましたでしょうか。
毎日使うものだからこそ、ボディタオルの品質にはこだわりたいところです。タオルごときでそんなに変わらないだろうと思っている人でも、ボディタオルの種類を変えるだけで、驚くくらい肌の調子が良くなるかもしれませんよ。