ちょっと敷居が高いファッションアイテムとして見られがちな香水。活用することが出来ればなかなか難しいですよね。
そんな方のためにこの記事では香水の使い方やおすすめの香水を丁寧にご紹介します。最近香水をつけ始めたという方も、香水に興味があるという方も是非参考にしてみて下さいね。
さっと読める目次
そもそも香水をつけるのってどんなタイミング?
香水に興味はあるけれど、いつどんなタイミングで付ければ良いのか分からないという方は多いのではないでしょうか。
上手く香水を活用することが出来れば自分の魅力を最大限引き出すことが出来るのですが、香水を使った経験が無いとイマイチタイミングの判断が付きませんよね。
香水を付けるタイミングは厳密に決まっているわけではありませんが、基本的に日本ではフォーマルな場所で付けることはありません。例外としては会社主催のパーティなどで、比較的カジュアル寄りの催しであれば付けても問題ないでしょう。
良くあるシチュエーションとしては、デートなど異性と二人で会うようなタイミングであれば、付けて行っても問題ありません。しかし、香りがキツ過ぎる香水は控えるべきです。
香水には匂いの強い順にパルファン、トワレ、コロンと有り、パルファンとトワレは体臭の強い欧米人向けの製品が多いため、日本人が付ける香水としては少し匂いが強すぎます。
人により好みがあるため一括りには出来ませんが、最近は男女問わずキツめの香水を敬遠する風潮があるため、失礼のないようコロン程度の香水に留めておくのがベストです。
付けすぎはマナー違反!ダメな香水の使い方を知っておこう!
コロンやパルファンなど、元々の香水の強さに関わらず、あまりにも香水を付け過ぎるのは良くありません。付け過ぎは香水が意図する香りを作り出すことが出来なくなりますし、何より周囲の方に対してマナー違反になってしまうのです。
香水を付ける場合はコロンであればうなじに1~2プッシュ、後はお好みで手首やひじ、ひざなどに適量付けると良いでしょう。トワレ・パルファンを使う場合はほんの数滴ほど匂いを付けたい部位に馴染ませるだけで充分です。
気に入った香水を周りに気付いてもらいたいという気持ちは分かりますが、付け過ぎて不快感を与えてしまっては逆効果となるので気を付けてくださいね。
付け過ぎにも注意しなければなりませんが、タイミングによってはそもそも香水を付けるだけでマナー違反になる場合があります。
例えば食事の時などは香水を付けないことが推奨されます。ちょっとしたファミリーレストラン等での食事ならそこまで過敏になる必要はありませんが、和食やフレンチなど香りを含めて楽しむことを目的とする食事をとる場合はNGです。
まさか!と思われるかもしれませんが、たまにキャンプやピクニックなどで山に行く際香水を付けてくる方がいらっしゃいます。これは絶対に止めましょう。
マナーの問題ではなく、香水の香りが虫や動物を引き寄せかねないからです。特にハチなどは香水の原料によっては大群で押し寄せてくる場合があるため気を付けてください。
香水が薄くなってきたら付け直しするのはアリ?
香水の付け直しって難しいですよね。常に自分から発せられる匂いというのは自分では気付き難いため、香水の効果が切れてしまったのか判断が付かないということは多いかと思います。
香水を付け直すときは目安として持続時間を知っておけば、匂いを重ねることなく付け直すことが出来ます。
あくまで平均ですが、パルファンであれば5~10時間、トワレであれば2~5時間、コロンであれば1~2時間効果が続くとされています。
パルファンなどは特に持続時間の幅が広く難しいですが、大抵の場合は多めに時間を見積もって付け直しをすればキツい匂いにはなりにくいです。
裏ワザ的な方法として、長い時間香水の匂いを持続させたいときは服の裏側につけるというものがあります。香水は肌に付けるより衣類に付けた方が匂いを持続させやすく、自分の体臭と香水の匂いが混ざりにくいため香りが薄れてきたかどうか分かり易いです。
しかし、使用している香水に着色料の表記がある場合、明らかに色がついている場合はおすすめしません。着色料や色がついている場合はシミを作ってしまう場合があるからです。また、白い服の場合も控えるべきでしょう。
今更聞けない!香水の保管方法って?
ついつい香水を適当なところにほったらかしにしてしまっているという方はいらっしゃいませんか?香水は非常に変質しやすく、デリケートな製品です。
お気に入りの香水がダメになったら悲しいですよね。そうならないためにも香水はキチンと保管するようにしましょう。
香水は熱や光の影響を強く受けます。例えば夏に直射日光が当たる場所に保管した場合などは一発でダメになります。また、香水は酸化しやすいという性質をもっているため、使った後蓋を閉めずに放置していても劣化してしまいます。
香水はしっかりと蓋を閉めて、熱を持ちにくく光が当たりにくい場所に保管するようにしましょう。
保管方法と共に使い終わった香水の瓶を捨てる方法についてもご紹介しておきます。使い終わった香水はそのまま捨ててしまいがちですが、実はとても危険なのです。
というのも、香水は揮発性が高く火災の原因になりやすいためです。思わぬ原因で火事が発生してしまいかねませんので、香水をゴミに出す時はアルコールでしっかり中を洗ってから捨てるようにしましょう。
ユニセックスで人気の高い香水をチェック!
一昔前まで香水はメンズとウィメンズの製品が明確に分かれているものが多かったのですが、現在流行している香水を見るとユニセックスのものが増えているようです。最近人気のある香水の中でも特に評判が良いものを調べてみましたので、是非参考にしてみて下さいね。
クリーンウォームコットン
洗い立ての衣服の柔らかな匂いを再現した『クリーンウォームコットン』は男女ともに人気が高いようです。
何と言ってもこの香水の特徴は「香水なのに香水らしくない」という点にあるでしょう。柔軟剤のような香りは万人受けしますし、どこへでも付けていくことが出来ます。
無難な香水が欲しい、という方にはうってつけの製品と言えます。
サンタールエボーテ・ホワイトティー
サンタールエボーテ・ホワイトティーは紅茶のようなエレガントな匂いが特徴の香水です。
紅茶と聞いて甘めな匂いを想像した方もいらっしゃるかもしれませんが、柑橘類のようなさっぱりとした匂いがうっすらとするため、非常に万人受けする香水に仕上がっています。
カルバンクラインCK-one
どちらかと言うとメンズ寄りの爽やかな香りですが、カルバンクラインCK-oneもユニセックスの香水として人気があります。
柑橘類を使用した香水が欲しいけど、あまり匂いが独特なものはイヤ、という方におすすめです。
シャネル エゴイスト・プラチナム
男性用香水の定番として有名なシャネル エゴイスト・プラチナム。しかし、最近は女性でも好んで付けている方が多いようです。やはり王道の香水なだけあって、他とは一線を画す独特の香りを持っています。
元々がメンズの定番アイテムということもあり女性の方は付けづらいかもしれませんが、オンリーワンの雰囲気を演出したいのであれば、試してみると良いかもしれませんね。
まとめ
香水の世界は奥が深く、またコアなファンが多いため少し近寄りがたい雰囲気があるかもしれません。しかし、香水を一度味方に付ければあなたの魅力を何倍にも高めてくれます。
また、香水は趣味として収集している方も多いため、少しずつ集めていって様々な香水を試してみるというのも面白いでしょう。
今回ご紹介した香水の付け方やマナーを参考に、是非香水の世界を楽しんでくださいね。