おしゃれアイテムとしては欠かせないサングラスには、実は大きなメリットがあるのです。
サングラスはファッションだけではなく、美容にも健康にも役に立つ重要な役割があるというのを知ってしましたか?
サングラスをするメリットを知れば、明日からサングラスが手放せなくなりますよ。
サングラスの歴史とは
サングラスがいつごろから使われ始めたか知っていますか?
実は長い歴史があるのです!これを知れば明日の話題には困りませんよ!
1世紀から使われ始めた説がある
サングラスの起源にはさまざまな説があるのですが、何と1世紀から使われていたという説が有力です。
古代ローマ帝国の第5代皇帝であるネロが、エメラルドを使ったレンズのメガネをかけていたという逸話が残っているそうです。
しかも円形闘技場での戦いを観戦するために使われたということです。
エスキモーが照り返しを防ぐために使っていた
アラスカにエスキモーの人々が、雪や氷の照り返しから目を守るため、木製で細いスリットの入ったゴーグルを使っていました。
アザラシの皮で作られたこともあるといいます。
スキーやスノーボードに行くと雪からの照り返しで目を傷めないようにゴーグルを使いますが、このゴーグルの原型になったものであると考えられますね。
有名メーカー「レイバン」の出現
1937年に「レイバン」という会社が設立されました。
「光学的に目を守れなければ、サングラスとは呼べない」というコンセプトのもと、紫外線を100%カットするサングラスを考案したのです。
それまでのサングラスはレンズに色を入れることで眩しさを紛らわせるというものが多かったので、機能性に優れたサングラスの原型を作り上げたのはレイバンだと言って良いでしょう。
ファッション性の進化
レイバンのサングラスは、西部警察などでおなじみの「ティアドロップ型」と言われる、外側下部が張り出したようなデザインでした。
1970年代になると、重要なファッションアイテムとして位置づけられ、ファッションデザイナーによりデザイン性の高いサングラスが作られるようにいなります。
これが1990年代台にはクラシックなデザインに回帰するメーカーも現れ、現在に至ります。
機能性の進化
1980年代にはスポーツサングラスが誕生し、ナイロンフレームやカーボンフレームなどの軽くて丈夫な素材が使用されるようになりました。
さらに1990年代以降はよりファッション製の高いデザインを取り入れ、視認性の高いものや保護性能の高いものが次々に登場しています。
サングラスはオシャレだけではない
サングラスはファッションアイテムとしてはもちろんのこと、起源や歴史を考えると機能性が非常に大切であることがわかります。
サングラスの機能や種類はどのようなものがあるのかをまとめてみていきましょう。
サングラスの機能の主眼はまぶしさのカット
サングラスに求められる機能の第1は「まぶしさをカットする」ということです。
日本の雑貨工業品品質表示規定で屈折力や平行度などが細かく定められており、その規格を満たすかどうかで「サングラス」「ファッション用グラス」に分けられます。
かつては濃い色を入れた色付きレンズを使って太陽光のまぶしさを和らげるということをしていたようです。
紫外線のカットも重要な機能
紫外線をカットするというのもサングラスの重要な機能の一つです。
ただし濃い色であるほど紫外線をカットできるということではありません。
透明なレンズでも紫外線をカットできるものはありますし、濃い色のサングラスでも紫外線をカットできないというものもあります。
必ず紫外線をカットする機能があるかどうかを確認しましょう。
調光サングラス
光の強さによってレンズの色の濃さが変わるというサングラスです。
日がさして明る時は色が濃くなり、暗くなるとレンズの色がほぼ透明になります。
いちいち掛け替える手間がないというのがメリットです。
デメリットとしては、2年ほどで調光性能が劣化してしまうという点です。
偏光サングラス
偏光レンズを使用して、乱反射した光をカットすることが出来るサングラスを「偏光サングラス」と言います。
主にスポーツや釣りなどをする人に愛用者が多いサングラスです。
サングラスをかけていてもまぶしさを感じるということはよくあります。
これは乱反射した光をカットすることが出来ないためなのです。
偏光サングラスによって水面に反射した光などを取り除くことができ、非常に視界が良くなります。
ただし、偏光レンズも寿命が1?2年程度しかないというところがデメリットです。
目からも日焼けするってホント?
日焼け防止で日焼け止めを塗ったり、日傘をさしたりと言った対策をする人は多いことでしょう。
夏でも長袖という人もいると思います。
実は、日焼けは肌を守るだけでは不十分!目から入ってくる紫外線も日焼け予防には大切なんです。
目から入る紫外線によって日焼けする?
紫外線は肌だけでなく、目からも入ってきます。
一日の中でかなりの時間を屋外で過ごすなど、直射日光を浴びる時間が長い人は、目が痛くなる、目が充血すると言ったことが起こります。
これは紫外線が原因です。
紫外線によって目にダメージを受けているのです。
この時、目の表面の角膜にダメージを受けたことを感じ取り、脳下垂体に刺激が送られます。
刺激を受けた脳下垂体は日焼けの原因であるメラニン色素を作るように指令を出すのです。
マウスを使った実験ででも実証済み
2001年に大阪市大に発表された実験結果によると、紫外線を皮膚にあてたマウスと、目だけにあてたマウスでは、体内に同量のメラニン色素が出来ていたということです。
つまり、日焼け止めや上着などで皮膚表面の日焼けを防ぐだけでは不十分だということがわかりますね。
紫外線は夏だけではない!
一年の中で最も紫外線の量が多くなるのは6月から8月です。
ですが、一年間の紫外線量の約8割近くが4月から9月の間に降り注ぐと言われています。
また、2月の紫外線量でも8月の紫外線量の約8割程度もありますので、冬であっても紫外線対策は必要だと言われています。
紫外線によって目の病気が起こることもある
紫外線による角膜の炎症により、以下のような症状が出てきます。
このような症状が出てきたら目が日焼けしていると考えましょう。
- 目が充血する
- 目が痛い
- 目に異物感がある
- 目が乾燥していると感じる
- 涙が止まらない
- まぶしい
- 目が開けられない
眼病リスクが高まる
長期間に渡って強い紫外線を浴びることによって、白内障や翼状片、瞼裂斑などといった眼病のリスクが高まると言われています。
美容のためだけでなく、目の健康のためにもサングラスで紫外線から目を守ると良いでしょう。
サングラスの選び方は
紫外線から目を守るために、どのようにサングラスを選べばよいのでしょうか。
「色が濃いものを選べば良い」ということではないのです。
ポイントをしっかり抑えて選びましょう。
色は重要ではない
サングラスといえば色がついているのが通常です。
ですが、紫外線対策には色は重要ではありません。
サングラスの中には、色が濃くても紫外線を通してしまうものがあります。
逆にほとんど色がついていない透明なものでも、しっかりと紫外線をカットしてくれるものもあるのです。
紫外線透過率が重要
サングラスを選ぶ際には「紫外線透過率」が重要になります。
紫外線透過率とはレンズが紫外線を通してしまう率のことです。
表記によっては「紫外線カット率」「UVカット率」と書かれている商品もあります。
表記例 | 性能 |
紫外線カット率99% | 紫外線を99%カットできる |
紫外線透過率1.0% | 紫外線を1%しか通さない |
UV400 | 紫外線の波長が最も強い400以下の紫外線はカット出来る |
大きめのフレームがおすすめ
小さいレンズのフレームだと、隙間が多くなります。
そのため、隙間から紫外線が入ってきてしまいます。
より紫外線から目を守るためには、なるべく大きめのフレームで隙間が少ないものがおすすめです。
レイバンのサングラスがティアドロップ型なのも、出来る限り紫外線が目に入ってくる隙間を小さくするためだと言われています。
夏はサングラス・冬は透明レンズで
夏は陽射しも強く、紫外線も多いことからサングラスを使用すると良いでしょう。
しっかりと紫外線をカット出来るものを選びましょう。
冬は陽射しが弱く感じられますが紫外線はカットしておきたいところです。
そのため、透明なレンズの伊達メガネをかけてみるとよいでしょう。
もちろん、紫外線カット出来るものを選びまそう。
紫外線から目を守るために素敵なサングラスを選ぼう!
目の健康のために、そして美容のために、紫外線をしっかりカットしてくれるサングラスを選びましょう。
もちろんサングラスは重要なファッションアイテムですから、自分の服装や雰囲気などに合ったフレームやレンズの色をしっかりと選ぶといいですね。
機能と見た目が両立したメガネを選ぶことは大変かもしれませんが、楽しんで試着して、素敵なサングラスを選びましょう。
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