このページでは、酔い止め薬を探している方向けにおすすめの人気商品や、作用などから考えた選び方を解説しています。
作用・年齢・症状、形状などのポイントから考えて、それぞれにあったおすすめの商品をランキング形式でご紹介します。
さっと読める目次
酔い止めの選び方
外出はしたいけど、そこに行くまでの移動手段が…なんて乗り物酔いに悩んでいる人も少なくありません。
乗り物酔いを考えると、不安で出かけるのが嫌になってしまいますが、そんな時は市販の酔い止め薬で解決することができます。
ここでは、作用、年齢、症状などから考える市販の酔い止め薬の選び方を紹介します。
移動にあった作用から選ぶ
乗り物酔いは眠ることで予防ができるため、酔い止め薬の多くには眠れる様に催眠効果のある抗ヒスタミン成分が配合されています。
薬を服用して乗車したら後は眠って移動すればOKです。酔う人の中には眠ってしまえば大丈夫と信じているので、あえて眠れる薬を選ぶ人もいます。
ただし、運転をしなくてはならない人、移動中にも周りの人や景色を起きて楽しみたい人もいるでしょう。そんな人には眠くなりにくいカフェインを含む酔い止め薬がおすすめです。
乗車する前に飲むタイプと乗車してからもしくは酔ってしまってから作用のある薬もあるので、移動時間や自分の体調に合わせて選ぶと良いでしょう。
年齢にあった薬を選ぶ
酔い止め薬は子供から大人まで飲めるものがありますが、年齢によって飲めない薬もあるので、必ず対象年齢を確認する様にしましょう。
基本的に子供の酔い止め薬を大人が飲んでも健康的な害はありませんが効果を得ることは難しいでしょう。
注意するべきことは大人用の酔い止め薬を子供が飲んでしまうことです。突然乗り物酔いをしてしまうと、周りの人から酔い止め薬をもらって飲むシチュエーションもありますが、普段飲んでいない薬であれば、なおさら用量用法をしっかり確認する必要があります。
小さな子供の酔い止め薬は、市販では三歳以上を対象にした薬のみなので、対象年齢が三歳未満であった場合は小児科で処方してもらう様にしましょう。
症状にあった有効成分で選ぶ
乗り物酔いは、吐き気や胃のムカムカ、頭痛、めまい、冷や汗などの様々な症状があります。
嘔吐すれば、体も辛いし、周りの人への気遣いなど心身ともにきつくなるので、早めに酔い止め薬で対処することをおすすめします。
乗り物に乗って、なんとなく気分がすぐれない、胃がムカつく、頭が痛い様な気がする様な時は抗ヒスタミン成分を含む酔い止め薬を服用すると効果的です。
すでに嘔吐して酔いがひどくなっている場合には、中枢性鎮静成分を含む酔い止め薬が有効的です。
一度酔ってしまうと回復するのは困難なので、できるだけ事前に服用しておきましょう。
飲みやすい形状で選ぶ
酔い止め薬には錠剤、カプセル、液体、チュアブル錠、ドロップなどがあります。
しっかり飲まないと効果も得られないので確実に飲める様に特にお子様にはチュアブル錠やドロップの酔い止め薬がおすすめです。
イチゴ味やレモン味などの飴をなめてしまえばそれでOKです。チュアブル錠やドロップタイプは酔ってからでも効果があるのでバッグに入れておくと安心です。
口コミで人気の商品を選ぶ
絶対に酔いたくないと思えば、酔い止め薬を選ぶのは慎重になってしまうでしょう。
種類もあるので、飲みやすく効果があるものを選ぶのは難しいことです。そんな時は口コミで評価の高い酔い止め薬を参考にしましょう。
大正製薬センパアトラベル1がグレープフルーツ味のチュアブル錠なので飲みやすく、一日一回飲めば良いのでとても便利で安心と評価が良いです。
睡眠作用のある酔い止め薬に注意しよう
市販の酔い止め薬はほぼ副作用で眠気が起きます。脳にある嘔吐を抑制できるスイッチをOFFにすることで眠気のスイッチがONになるからです。
酔い止め薬はこの副作用と味方にして乗り物酔いを予防します。
よって、車を運転する人はむやみには飲んではいけないこと、また風邪薬や睡眠薬など他の眠くなる作用のある薬を服用している場合は、睡眠作用のある薬の過剰摂取になってしまうので飲んではいけません。
運転する人や服用している薬がある人が酔い止め薬を購入する際には「眠くならない」種類の薬を選ばなくてはなりません。
酔い止め薬の主成分を知って正しく選ぼう
酔い止め薬を購入する際には選ぶポイントとして含まれる作用と成分について知って起きましょう。
①抗ヒスタミン作用(マレイン酸フェニラミン、塩酸メクリジン、ジフェンヒドラミンなど)
自律神経反射の抑制や嘔吐中枢への働きかけをして、吐き気やめまいを予防緩和します。
②神経機能正常保持作用(ビタミンB6)
神経機能を正常にキープさせて、吐き気を緩和します。
③副交感神経遮断作用(スコポラミン臭化水素酸塩水和物)
副交感神経の興奮を抑制、消化器官の緊張を緩和して吐き気を予防します。
酔い止め薬を服用している時はお酒NG!
旅行の移動時間に酔い止め薬を飲んだ場合、流れ的にお酒を飲んで盛り上がることもあります。
乗り物酔いもしていないので気分良くついついお酒を飲みたくなってしまうかもしれませんが、酔い止め薬を飲んでいる場合は絶対にお酒を飲んではいけません。
酔い止め薬に含まれる成分とアルコール成分が合わさることで、薬の作用が効き過ぎてしまったり、お酒の酔いが回り過ぎたり、最悪の場合は昏睡状態になるなどリスクがとても高いので、十分に注意する様にしましょう。
酔い止めランキングBEST3
ここからは、おすすめの酔い止めをランキング形式でご紹介します。
より効果的な酔い止めを選ぶ際に、ぜひご参考にしてください!
大正製薬 センパア トラベル1対象年齢:7歳以上
睡眠作用:有 タイプ:チュアブル錠 レビューグレープフルーツ風味のチュアブル錠タイプの酔い止め薬で、子供でも薬の苦手な大人でも飲みやすくなっています。 大人用の酔い止めですが、一錠を半分にでき7歳から飲めるので一種類あれば、親子で活用できます。 一日に一回飲めば効果が持続するので、途中で薬が切れたり、飲み忘れの心配がないので、遠出をするときにも安心です。 |
エスエス製薬 アネロン ニスキャップ対象年齢:15歳以上
睡眠作用:無 タイプ:カプセル錠 レビュー長時間効果の続く酔い止め薬で、特に吐き気を抑えたい人に効果の高い酔い止め薬です。 カプセルタイプなので胃までしっかり届き、内側から反射的な嘔吐を予防することができ、吐いてしまう不安のある人が乗り物の旅をするときにはおすすめです。 効果が出るまでに少々時間がかかるので、早めに服用する様にしましょう。 |
エーザイ トラベルミンR対象年齢:11歳以上
睡眠作用:無 タイプ:錠剤 レビュー眠くなりにくい抗ヒスタミン成分採用で、さらに無水カフェインが配合されているので眠くなっては困る人におすすめの酔い止め薬です。 自分自身が車を運転する人、移動中に仕事をしなくてはならない人など、酔いたくはないけど眠くなるのは困る人はこちらのトラベルミンRをお試しください。 トラベルミンには5歳から飲めるドロップタイプやラムネの様にすぐ溶けるタイプの酔い止めもあります。 |
まとめ
乗り物酔いする人にとって移動時間はとても辛いものですが、自分にあった酔い止め薬を持っておけばそれだけで安心することができます。
こちらで紹介した酔い止め薬も参考にして、症状や飲みやすさなど最適な酔い止め薬を見つけてください。