失恋をしてしまって、さらにその恋を続けられないとわかった場合。失恋から立ち直ることが必要となりますが、今まで思い続けてきた恋は簡単に終わらせることは出来ませんし、簡単に立ち直れるほど軽い気持ちで恋愛をしてきたわけでもありませんよね。
しかしいつまでも後ろ向きではいけないのは事実で、少しでも早く立ち直って前向きにならないと、いつまで経っても新しい恋愛をすることも出来なければ、どんどんネガティブな自分が出来上がってしまいます。
今回はそんな失恋から立ち直れない人へ、失恋から立ち直るために必要な気持ちを9つ紹介。失恋から立ち直るためにはどうすればいいのか、迷い悩んでいる人は是非参考にしてみてくださいね。
失恋を認める気持ち
失恋をしたということは、わかっていてもなかなか認められないものかもしれません。失恋から立ち直るためには、そもそもそんな認めたくない失恋の事実をしっかりと自分の中で認めなくてはいけないのです。
失恋を認める気持ちというのは、今までの恋と決別をするということ、今まで頑張った気持ちを諦めること、そして相手に気持ちを認めてもらえなかったということ、そんな認めたくない様々な気持ちを、失恋という形で認めなくてはいけません。
立ち直れないという理由には、失恋をどこかで否定をしているからであり、まだどこかで期待をしてしまっているからなのです。失恋をしたことを認めることが、失恋から立ち直るためには最も大切なことだと言えます。
好きだったという気持ち
好きだったという気持ちを認めるというのは、少し難しいかもしれません。失恋から立ち直れないということは、つまり未だに好きだということであり、今更好きだった気持ちを認めたり確認をするということは、とても不思議に思うことでしょう。
では、自分がどれだけ好きだったか、好きだったからこそどんなアピールをしたのか、振り返ってみましょう。好きだった人のどんなところに惹かれたのか、どんなところが好きだったのか。どれだけの好きを背負ってぶつかったかったのか。恋に終止符を打つためにも、自分が思ってきた気持ちを再度振り返ることにより、気持ちにも踏ん切りがつきやすくなるのです。
叶わないと諦める気持ち
叶わないと諦める気持ちを持つのは、失恋を認める気持ちを持つ以上に難しく切なく辛いことかもしれません。どんなに頑張ってもこの恋が叶わないと諦める気持ちは、簡単に出来れば苦労しないからこそ、多くの人が悩んでいることだと思います。
しかし失恋を認める気持ちや今まで頑張ってきたという気持ちを認めた上で、叶わないと改めて思うことが失恋から立ち直る秘訣なのです。
現実をしっかりと受け止めることによって、人はやっと前を向くことができます。未練が少しでもあれば後ろを振り返ってしまうこともあるため、立ち直るために、そして立ち直った後のためにも叶わないと諦める気持ちを持ち、認めることが大切なのです。
悲しい気持ち
失恋をしたら当然悲しい気持ちになることでしょう。そんな悲しみは、立ち直るためには必要ない!と無理して元気を出そうとする人もいますが、悲しい気持ちを無理やり押さえつけたところで気持よく前を向くことなんて出来ませんし、無理をした分だけ悲しい気持ちは長引いてしまうものです。
失恋をしたら悲しく切ない気持ちになるのは当然のことです。そんな当然のことを無理して見えないふりをしたところで、立ち直ることなんて出来ません。立ち直るためには素直な気持ちを持つことが大切なので、失恋によって出来た悲しい気持ちをしっかりと認めてあげることが大切なのです。
失恋をしたことは悪いことでもなければ、情けないことでもありません。悲しい気持ちは当然のことなので、隠さずに認めていきましょう。
ネガティブな気持ち
失恋をすればネガティブな気持ちも生まれてくるでしょう。悲しい気持ち以上にネガティブな気持ちはとても厄介なもので、時には自分のことを自分で貶してしまったり、もう恋愛なんて出来ないなんて後ろ向きな考えをしてしまうこともあるかもしれません。
しかしネガティブな気持ちは、自分のことを強くするってご存知でしたか?変に明るく気持ちを抑えつけるよりも、自分のネガティブな感情に素直になって、何を自分が考えているかということを知ることが大切です。
ネガティブな内容によっては、自分の容姿や性格のことを考えるかもしれません。しかしそれはヒントとなりますし、そのヒントは次なる目標へと繋がるのです。
失恋をした後のネガティブな思考は、自分を変える大きなヒントとなるので、気持ちを落ち着かせた後に自分がどんなネガティブな思考を持っていたか振り返ってみましょう。
頑張った自分を認める気持ち
失恋をして立ち直れないということは、それだけ自分はその恋に対して体当たりで頑張ったということになります。頑張った結果、その気持ちが報われなければ、なかなか失恋に対して前向きになれませんし、頑張ったからこそ失恋を認めたくないかもしれません。
しかし頑張った自分を認める気持ちというのは、自分の自信にも繋がります。自信が湧いてくれば、新しい恋を探していけそう、好きな人が出来た時に頑張れそうと前向きになることが出来て、失恋から自然に立ち直ることが出来るようにもなるのです。
自分が頑張ったというのは、確かな証拠であり、それが好きな人に届かなかったとしても自分だけは頑張ったことを知っています。頑張った自分を認めてあげることによって、自分の気持ちも報われていくので、失恋から立ち直れない場合には頑張った気持ちを素直に認めてあげましょう。
新たな出会いを期待する気持ち
失恋から立ち直る特効薬として、新たな出会いや異性との交流がいいということは言われていますよね。実際新しい出会いや異性と触れ合うことによって、新鮮な気持ちにもなれますし、好きな人がいる間には他の異性に対して興味を持つことが出来なかったと思うので、新たな出会いや異性との交流によって、新たに興味を持ち、新しい価値観に触れることが出来るのです。
失恋をしたばかりの頃というのは、自分に自信がなかったり、恋愛は当分良い…と思いがちですが、そこは少し無理やりにでも新たな出会いを期待する気持ちを持つのが◎。
新たな出会いに視線を向けることは、今までの恋愛から目を離して、新たな恋に視線を向けることにも繋がるので、自然と失恋から立ち直ることも出来るのです。
前を向く気持ち
失恋から立ち直るには、最終的に前を向く気持ちが大切です。前を向く気持ちというよりかは、前を向いて歩く覚悟というほうが正しいかもしれません。
失恋をして立ち直れない時というのは、心身ともにボロボロの場合が多く、本能的にこれ以上傷を広げないためにも、もう歩み出さずにこのままじっとしていたい、新しい恋愛で傷つきたくないと思ってしまうものです。
しかし殻にこもってばかりは、いつまでたっても立ち直ることが出来ませんし、もしかしたら長い間ずっと失恋をしたことを引きずり続ける可能性も考えられます。
前を向いて歩き出すということは、当然その先には困難や今以上に傷つくことが待ち受けているかもしれませんが、前を向いて歩き出しただけ、それは経験となって自分を支えてくれることに繋がるので、覚悟を持って前を向いていきましょう。
まとめ
失恋から立ち直るためには、たくさんの気持ちが必要になります。だからこそ失恋から立ち直るのは難しいものですし、複雑な気持ちを整理しなくてはいけないというのも、失恋直後では難しいことでもあります。
何より失恋を認めるということはかなりハードルの高いことで、失恋を心から認めることというのも難しいことです。しかし、今回紹介した気持ちを一つずつ確認し、認めることによって、すんなりと失恋をしたことを受け入れられるようになります。
失恋をしたことをすっかりと受け入れることが出来れば、いつの間にか失恋の傷は癒えて立ち直れているので、自分の気持ちを整理するためにも、そして失恋から立ち直るためにも、気持ちを振り返って確かめていきましょう。