このページではベイトリールを探している方に向けておすすめのベイトリールやベイトリール選びのポイントについて紹介していきます。
釣具の世界は奥深く、釣りのスタイルや熟練度に応じてさまざまな道具を使い分けていくことが理想とされています。
リールはなかでも釣りの精度に直結する部分ですので、今の自分に必要なリールがどのようなものかを理解する上でも、ベイトリールについて知っておいて損はないでしょう。
さっと読める目次
ベイトリールの選び方
ベイトリールは決して初心者向けのリールではありません。
そのためベイトリールを買おうと考えている方の中にはある程度釣り経験のある方も多いと思いますが、それでもベイトリールをはじめて購入しようとする方にとってはどのようにベイトリールを選ぶべきなのか迷うこともあることでしょう。
そこでここではまずベイトリールの基本的な選び方について考えていきましょう。
左右どちらの手でリールをまくかで選ぶ
ベイトリールはスピニングリールと呼ばれるもうひとつのリールと比べて何が違うのでしょうか?
もっとも違う点はリールの付け替えが行えない点です。つまりベイトリールを使用する場合は、リールを購入する時点で右巻きに使用するか左巻きに使用するかを決めておく必要があります。
いろいろと試してやりやすい方法を選ぶということが出来ないので、ある程度自分のクセを把握していないと購入してから使いづらいと感じることになりかねないのがベイトリールの特徴です。
まずはどちらで巻くのかをしっかりと決めておきましょう。
メーカーで選ぶ
釣具にもいろいろなメーカーが進出していますが、やはり大手メーカーのアイテムの信頼性はピカイチです。
特に経験の浅い方は手に入りやすさや使いやすさ、ケアのしやすさを考慮して大手メーカーから選択するのがよいのではないでしょうか。
釣具メーカーの代表としてはシマノとダイワの二社があげられます。
どちらのベイトリールも初心者でも使いやすいようなさまざまな工夫がなされているため、はじめてベイトリールを扱うという方はコンパクトなサイズ感が魅力のダイワ、デジタルブレーキに力をいれるシマノから選んでみましょう。
遠投するかどうかで選ぶ
ベイトリールはバッククラッシュという糸の絡まりが仕様上発生してしまいます。
そのためバッククラッシュが発生しないスピニングリールと比べて遠投に向いていないという特徴があります。
しかし最近ではシマノのデジタルブレーキに代表されるような、ベイトリールにおける遠投を可能にさせる機能も見られるようになりました。
いずれにせよベイトリールでの遠投は熟練を必要とするのですが、もしも遠投をする可能性があるなかでベイトリールを選択するのであれば、遠投向きのアイテムを選びたいですね。
口コミで人気の商品を選ぶ
釣りの先輩の声を聞いてリールを選ぶのもひとつの手段です。
大手通販サイト・アマゾンでの口コミではダイワのスーパーコロネットが高い評価を得ています。
何世代にもわたってマイナーチェンジしてきたダイワのスタンダードラインのひとつ。
性能と値段とのバランスがよく、耐久性にも優れたコスパのいい商品です。
「比較的安いのにとっても使いやすい」「落としても壊れなくて安心」など、高い評価を得ています。
ベイトリールとスピニングリールの違いとは?
ベイトリールと対になるのがスピニングリールです。
初心者の方はスピニングリールを推奨されるように、その使い勝手のよさではベイトリールに分があります。
もちろん初めての方でもベイトリールからスタートする方もいますので、特徴を確認した上で使いやすいものを選択すると良いでしょう。
ベイトリールは定期的にメンテナンスをしよう
ベイトリールは定期的なメンテナンスをしたいリールです。
スピニングリールももちろんメンテナンスが重要ですが、ベイトリールはリールにゴミやオイル汚れが発生しやすいためさらに気を使ったメンテナンスが重要になります。
メンテナンスにはリール用のグリスやオイルを使用します。
このメンテナンスを怠るとリールの精度が低下してしまいますので、ベイトリールを購入した際はぜひメンテナンスアイテムも同時に購入するようにしましょう。
ブレーキを駆使してベイトリールの使い方をマスターしよう
ベイトリールにはバッククラッシュをおこりづらくするためのブレーキが付いています。
ブレーキにも種類がありますが、このブレーキをうまく調節することでベイトリールをより精密に扱うことが出来るようになります。
端的に行ってしまうとブレーキを強めることでバッククラッシュのリスクを低下させ、ブレーキを緩めることで遠投を可能にします。
ブレーキを使いこなしてベイトリールの使い方をマスターしましょう。
おすすめのベイトリールBEST3
ここからはオススメのベイトリールをランキング形式でご紹介してまいります。
釣り具は自分に合ったものを使うのが一番ですが、自分に合ったものを見つけるには人気の高い商品を一通り使ってみるのが近道です。
ぜひ気になるものを使ってみてください。
コスパ重視の「ダイワ・ベイトリール スーパーコロネット」ギア比:4.1:1
自重:102g 実用耐力:3kg ナイロン糸巻量:1.5-100/2-75/3-50 スプールワンタッチ脱着機構 スプールフリー調整ダイヤル 糸噛み防止機構 レビューダイワのベイトリール。 スプールワンタッチ脱着機構、スプールフリー調整ダイヤル糸噛み防止機構を搭載し、ベイトリールながら使い勝手の良さを実現しています。 実際に使用している方からの口コミも非常に高く、はじめて使うベイトリールとしてもオススメです。 |
バランスの良い性能「シマノ ベイトリール17 バスワンXT 150」ギア比:7.2
RIGHT(右) スプール寸法(径mm/幅mm):34/22 ナイロン糸巻量(lb-m):12-130、14-110、16-100 最大巻上長(cm/ハンドル1回転):77 ハンドル長(mm):42 ・SVS ベアリング数S A-RB/ローラー:4/1 最大ドラグ力(kg):210 レビューダイワと人気を二分するシマノのベイトリール。 一位でご紹介したアイテムより値段帯は上ですが、中級者以上の方でも満足できるスペックのベイトリールで、特にある程度釣り経験のある方からの評価が高いアイテムです。 本格的に釣りをしたい方には初期投資としては十分に価値のあるアイテムでしょう。 |
「アブガルシア ベイトリール XROSSFIELD7」自重(g):209
ギア比:7.1:1 最大ライン巻取(cm):74 最大ドラグ力(Kg):7 ラインキャパシティ:0.31mm/14lb:130m 0.33mm/16lb:115m 0.37mm/20lb:90m ボール/ローラーベアリング:3/1 レビュースウェーデンの老舗メーカーであるアブガルシアはダイワ・シマノに並んで人気のある釣り具メーカーのベイトリール。 同ランクのベイトリールの中では特に高い性能を誇るため非常に人気のあるモデルです。 さまざまな魚種に対応できるためこれ一台で幅広いシチュエーションで楽しめます。 |
まとめ
ベイトリールは初心者には向かないリールと言われていましたが、最近ではブレーキの性能の向上をはじめとした技術の進歩で、初心者にも使いやすいベイトリールも登場してきています。
初心者の方も、スピニングリールから持ち替えたい方も、これを機にぜひベイトリールに挑戦してみましょう。