このページでははじめてハンドミキサーを買う方や、買い替えを検討している方向けに選び方や製品の特徴を解説していきます。
特に人気のある商品からランキング形式で紹介もしていますので、ぜひ参考にしてみて下さい。
さっと読める目次
ハンドミキサーの選び方
ハンドミキサーを選ぶときにどんな点に注目すると失敗がないのでしょうか?
ここでは3つのハンドミキサー選びのポイントを解説し、ニーズに合った製品を見つけられるお手伝いをします。
重さとサイズで選ぶ
ハンドミキサーは名前の通り「手に持って泡だてたり混ぜたりする」という使い方をするものです。
生クリームや卵白の泡立てなどによく使われ、手で混ぜるよりもずっと早く理想の硬さまで仕上げることが出来ます。
しかし、手より早いとは言えしっかりとした硬さにするまではそれなりに時間がかかります。硬めの生クリームであれば10分程はハンドミキサーを握って混ぜ続ける必要があるので、あまりにも重いと手への負担が気になります。
性能が良くても重すぎると使い勝手が悪く、だんだん使わなくなって安くて軽いものを別に買ってしまうということも少なくありません。
サイズも同じで、大きすぎると重さもありますし収納に困ってしまうこともあります。ハンドミキサーの一番の利点は「手軽に使えて楽に泡立てができる」という点なので、コンパクトで軽めの物を選ぶと失敗しません。
目安としては重さは1kg以下、サイズは1番長いところで20cm以下くらいが使いやすいです。
回転速度や切り替えで選ぶ
多くのハンドミキサーには回転速度を調節する機能がついています。
製品によって弱・中・強程度のものもあれば、10段階から細かく選べるものまで色々な回転速度の段階設定があります。
混ぜたりほぐす程度であれば3段階調節で十分ですが、キメ細かいスポンジやクリームを作りたいなどこだわりがある場合は調節が細かく出来るものを選ぶと良いです。
段階に加えて、回転速度を切り替えるスイッチがついている場所にも注目してみて下さい。できればハンドミキサーを握っている手だけで切り替えが出来るものを選ぶようにしましょう。
片手でさっと切り替えれるかどうかはかなり使い勝手に関係してきます。
自立できるかどうかで選ぶ
ハンドミキサーが自立できるかどうかはとても大事なチェックポイントです。
ハンドミキサーをちょっと止めて食材を追加したり味見をしたりする時、ハンドミキサーが自立してくれないとどこに置いたら良いのか迷ってしまいます。
一時的にお皿の上に置くにしても、泡立てていた生クリームなどが垂れたりして机が汚れてしまうこともあります。
ストレス無く調理するためにも、しっかりと自立してくれるハンドミキサーを選ぶようにしましょう。
手で持つかスタンド式かで選ぶ
ハンドミキサーは手でもって固定するタイプと、スタンド式といって台座に固定されたハンドミキサーの2種類があります。
スタンド式はハンドミキサーが稼働している間に手で支える必要が無いので、同時に別の作業を進めることができます。
また、スタンド式は業務用の商品であることが多く、家庭用のハンドミキサーよりも高速で撹拌できるのもメリットの1つです。
一般的なハンドミキサーよりも大きいので収納場所を取ってしまうというデメリットがありますが、大容量の食材を一気に撹拌したい人やできるだけ短時間で作業を勧めたい人はスタンド式がおすすめです。
コードの有無で選ぶ
ハンドミキサーを使用したい場所とコンセントの位置が離れている場合、ハンドミキサーのコードが短いととても不便です。
充電式ハンドミキサーなら、コードレスで使用できるのでコンセントの位置を気にせずに使用することができて便利です。
机の上をスッキリさせながら作業したい人、コンセントが近くに無い場所でハンドミキサーを使用したい人はコードを使用しなくても良い充電式のハンドミキサーを選んでみましょう。
収納しやすいかどうかで選ぶ
収納場所が無いのに大きいハンドミキサーを買ってしまうと大変です。
家のキッチンの空きスペースを良く考えてからハンドミキサーを選ぶようにしましょう。
パワフルでもコンパクトなハンドミキサーもあるので、家の収納場所に合う大きさのハンドミキサーを購入するようにしてください。
商品によっては保管している間の汚れを防ぐ収納ケースが付いているものもありますので、より良い状態で保管したい人はケース付きのハンドミキサーを選ぶと良いでしょう。
口コミで人気の商品を選ぶ
必要なタイプのハンドミキサーを決めたら、他の購入者の感想や口コミも見てみて下さい。
本当に使えるものがわかったり、良さそうに見えても実は思わぬ欠点があったりと、生の声ならではの情報を仕入れられます。
口コミでも評価が高いドリテックのハンドミキサーは軽さや段階調節の面でもオススメできる製品です。
ハンドミキサーで人気があるのはどんなタイプ?
特に売れているハンドミキサーを見てみると軽くてコンパクト・段階調節が出来る・コスパが良いの3つが揃っているものが目立ちます。
価格帯で言えば2,000円~3,000円前後のものが選ばれることが多く、性能とコスパの面での満足度が高いようです。
料理に深いこだわりがあったりケーキを頻繁に作る人には、プロ仕様のハンドミキサーやブレンダーも人気があります。
使うシーンや頻度によって選ばれるものがことなりますので、ご自宅での使いみちと合ったものから人気の製品をチェックしてみると良いでしょう。
ブラウンのハンドミキサーがオススメ
日本のハンドミキサーやハンドブレンダーで人気が高いのはパナソニックとブラウンです。
この中でもブラウンのハンドミキサーは非常に使い勝手が良く、1台で何役もこなせるのでブレンダーとミキサーを切り替えたり、複数用意する必要がありません。
厳密に言うとブラウンのものはハンドブレンダーと言われるものですが、切り替えによってミキサーとしてももちろん使えます。
加えてコーヒー豆を挽いたり氷を砕くなど、ハンドミキサーでは出来ないことも可能です。
ハンドミキサーよりも少し価格帯は高いですが、多機能で使いやすさを考えれば決して高い買い物ではありません。
安いハンドミキサーは本当に使える?
ハンドミキサーを色々と調べてみると1,000円程度のものがあったり、超小形のものであれば100円ショップで売っていたりもします。
安さに思わず手が伸びてしまいそうですが、安いものはすぐに壊れてしまったり、回転速度が低くてなかなか混ざらないといった弊害がある場合が多いです。
きちんと動作していても、安いからにはどこかでコストを下げているのでビーターの質が悪かったり、コードがすぐに断線することもあります。
それを踏まえた上で価格を検討し、買ったけどすぐに使えなくなったというようなことが無いようにしましょう。
ハンドミキサーランキングBEST5
ここからはコスパ・性能・使い勝手の良いハンドミキサーをランキング形式で紹介していきます。
どの製品も長く様々な料理で使えるものばかりですので、価格やサイズなどからベストなものを是非選んでみて下さい。
ドリテック ハンドミキサー速度調整:5段階
サイズ:W180×D88×H128mm 本体重量:約740g レビューシンプルなデザインでコンパクト、そして軽量化がされているので女性でも長時間使える優秀なハンドミキサーです。 スピードも5段階から調節出来るのでお菓子作りも含めて、多くの場面で活躍できます。 ビーターは洗いやすいワイヤータイプなので衛生に保つことが出来、収納時もケース付きなのでそのまますっきりとしまうことが出来ます。 |
パール金属 グッドアーティ 電動 ハンドミキサー速度調整:5段階
サイズ:W180×D75×H265mm 本体重量:約650g レビュープラスチック製のビーターを採用しており、軽量化と嫌な金属音の軽減がされている機能的なハンドミキサーです。 120Wのハイパワーで泡立ちが非常に早く、段階調節も5段階と豊富なのでクッキー生地やスポンジ生地作りも理想通りに出来ます。 ワンタッチでビーターを外せて洗いやすいので、洗う手間もかからず衛生的に保てます。 |
貝印 ターボ ボール付 ハンドミキサー速度調整:5段階
サイズ:W230×D185×H310mm 本体重量:約1.7kg レビューターボ機能を搭載し、回転数が500~1200回/分(ターボ時は10%UP)とかなりの性能を持ったやや大型のハンドミキサーです。 ビーターも泡立ちやすいねじり形状になっているので空気を含んで混ぜやすく、従来の製品よりも完成までの時間を半減することに成功しました。 手に持って使うことはもちろん、台座に載せたままでも使えるので様々な用途に用いることが出来ます。 |
コンパクト! パナソニック ハンドミキサー MK-H4-Wメーカー型番:MK-H4-W
サイズ:(幅×奥行×高さ)約8.5×20.5×18.5cm(収納時) 本体重量:約1.1kg 素材・材質:ABS樹脂、PP樹脂、ステンレス コード長:約1.9m 消費電力:80W(定格時間15分) 原産国:中国 レビュー3段階速度切り替えで、用途に応じて回転速度を調整することができます。 卵をほぐしたり生クリームの大きな泡を消すには低速、卵を混ぜたり生クリームを泡立てるのは中速、卵を泡立てるのは高速が適しています。 ビーターとコードを本体と一緒にケースにコンパクトに収納することができるので場所を取りません。1.9mの便利なロングコードです。 |
安くても有能! IZUMI ハンドミキサー HM-410Pサイズ:幅78×奥行183×高さ122mm
本体質量:約0.9kg(ビーター含む) 素材:ABS 電源:AC100V 50/60Hz 消費電力:85W 生産国:中国 電源コード:1.8m 定格時間:15分 回転数:800~1250回/分(無負荷時) レビュー4段階のスピード調節で泡立ても楽ちんです。 専用の収納ケース付きで使わない時もスッキリと収納することができます。 お菓子作りのボールの中の物の移し替えや、生地の切り分けなどに便利なデコレーションヘラが付いています。 |
ハンドミキサーがあれば料理の幅が広がる!
ハンドミキサーと聞くと、生クリームやメレンゲの泡立てなどお菓子作りにしか使用できないというイメージを持つ人がほとんどだと思います。
しかし、実はハンドミキサーが使えるのはお菓子作りだけではないのです。
例えば、食材を潰してスープを作る時にハンドミキサーを使うと、あっという間に調理が終了します。果物を潰してフレッシュジュースを作ったり、暑い日はスムージーを作ったりするのにもハンドミキサーは便利です。
離乳食や介護食など食材を潰して調理しなければならない場合にも、ハンドミキサーがあれば素早く食事を作ることができます。
離乳食や介護食など普通に作ると時間がかかるものでも、予めハンドミキサーを使って多めに作って冷凍しておけば、必要な時に解凍して食べることもできてとても便利です。
また、マヨネーズやタルタルソース、ドレッシングを作る時もハンドミキサーで一気に混ぜれば均一で美味しく仕上げることができます。
ハンドミキサーの種類によっては、器具を取り替えることでみじん切りができたり、ハンバーグなどの生地をこねることができるものもあります。
まとめ
ハンドミキサーはお菓子作りには無くてはならない存在で、性能はお菓子の出来にそのまま直結します。
使いやすさや段階調節機能に注目して、ご自分に合ったものを選んでより一層料理を楽しみましょう!