パフォーマンス向上や疲労軽減と言った効果がある機能性ウェア「コンプレッションウェア」。
マラソンや登山、球技だけでなく、筋トレでも効果を発揮してくれるのです。
筋トレにおけるコンプレッションウェアのメリットや有効な使い方、選び方をご紹介します。
さっと読める目次
コンプレッションウェアの効果とは
コンプレッションウェアはさまざまなスポーツの練習や試合などで使用されています。
コンプレッションウェアが開発されたのは1990年代後半ですが、その後の20年でスポーツ界では使って当たり前、というくらいまで普及しました。
コンプレッションウェアの持つ効果を見ていきましょう。
疲労軽減と怪我の予防
運動時、体を動かす際には筋肉がブレることがあります。
そうすると力が運動の方向にうまく伝達できず、余計な体力を使うことになります。
コンプレッションウェアは筋肉に適度な圧力をかけて締め付けることで、筋肉のブレをなくし、疲労を軽減するのです。
筋肉の流れに沿って作られているため、常にテーピングをしているように関節や筋肉を守る働きもあります。
これが怪我の予防につながっています。
無駄な力が軽減されるため持久力とパワーが上がる
筋肉のブレを無くし、関節や筋肉の動きをサポートすることは体を守るだけではありません。
無駄な力をかける必要が無くなるため、疲れにくくなります。
持久力が上がるだけでなく、パワーを無駄なく伝えることが出来るため、パワフルな動きが出来るようになります。
パフォーマンスが向上するというのは多くのスポーツ選手も実感しているようです。
吸収速乾
コンプレッションウェアを着用しているスポーツ選手の中には、野球選手のように夏でも長袖のものを着ているという人がいます。
コンプレッションウェアの多くが汗を急速に吸い取って早く乾かす機能が備わっています。
特に夏場には吸い取った汗が乾くときの気化熱を利用して涼しさを保つようになっています。
汗をかいたままのウェアでは不快感も高く、パフォーマンスにも影響してしまいます。
筋トレ時のコンプレッション効果のメリット
コンプレッションウェアは筋トレでも効果を発揮してくれます。
具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。
パワーをストレートに伝えることが出来る
前述の通り、筋肉のブレを防ぎ筋肉や関節の動きをサポートしてくれるため、パワーをストレートに伝えることができます。
そのため、筋トレで掛かる負荷を効率よく筋肉に伝えることが出来るのです。
それによって筋トレの効果をアップさせることができます。
血中乳酸濃度の上昇を抑える
コンプレッションウェアを着用して運動をすると、血中の乳酸値の上昇が抑えられるという効果があることもわかっています。
それによって筋肉の疲労が低減され、より強度の高い運動を行うことができ、運動の持続時間も伸ばすことが可能になります。
回復を早める効果がある
コンプレッションウェアは無駄な力を浪費する必要がなくなるため、疲労が軽減される効果がありますが、それだけではありません。
筋肉に段階的に圧力をかけることで血行を促進することができます。
それによって酸素と二酸化炭素のガス交換がスムーズになりますし、血行が促進されることによって損傷した筋繊維の回復も早くなるのです。
コンプレッションウェアのデメリット
メリットの多いコンプレッションウェアですが、デメリットが無いわけではありません。
どのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。
筋肉のパンプアップ(筋肥大)を抑制する
コンプレッションウェアは筋肉に圧力をかけるという特性上、筋肉のパンプアップ(筋肥大)を抑制するという働きがあります。
筋肉は無酸素運動を繰り返すことで成長ホルモンの分泌を促し、筋繊維を肥大させることができます。
コンプレッションウェアは血中乳酸濃度の上昇を抑え、より長時間に渡って強度の高い有酸素運動を行うことができるようになりますが、無酸素運動に移行するまでに時間がかかってしまうのです。
ボディビルのようにパンプアップした筋肉を望む人には向かないと言って良いでしょう。
価格が高いと感じる場合がある
コンプレッションウェアは通常のウェアに比べて割高だと感じる人も少なくありません。
4,000円以上の価格帯のものが多いため、筋トレだけのために購入するのはためらわれてしまうかもしれません。
他のスポーツと筋トレを並行して行う場合には購入する価値が十分あると考えられます。
コンプレッションウェアの選び方
コンプレッションウェアはどのように選べばよいのでしょうか。
サイズや価格など、さまざまなポイントから見ていきましょう。
コンプレッションウエアは上下揃えた方がよいの?
コンプレッションウェアはシャツタイプとタイツタイプがあります。
もちろん上下両方とも揃えたほうがよいでしょう。
ですが、シャツとタイツのどちらかにしたいという場合にはどうすればよいでしょうか。
重点的に負荷をかける部位に着目し、腹筋や背筋、腕を鍛えたいという場合にはシャツを、下半身を重点的に鍛えたいという場合にはタイツを選ぶようにするとよいでしょう。
どの長さのものを選べば良い?
コンプレッションウェアの機能を最大限活かすのであれば、長袖シャツとレギンスのような長めのタイツを選ぶと良いでしょう。
コンプレッションウェアは吸収速乾性に優れているため、夏場でも快適に過ごすことができます。
ただし最低限Tシャツとハーフパンツタイプで良いと考える人もいますので、自分の好みによって選ぶとよいでしょう。
価格も重要なポイント
コンプレッションウェアは価格も重要なポイントです。
1着あたりが4,000円程度からと、決して安いウェアではないため、ネットショッピングで値下がりしているものを探したりポイントを活用したりするとよいでしょう。
また、お正月の福袋を狙うという人もいるようです。
信頼性の高いメーカーを
コンプレッションウェアはさまざまなスポーツメーカーから販売されています。
コンプレッションウェアを初めて開発した「アンダーアーマー」を始め、国内外のスポーツメーカーが独自のコンプレッションウェアを販売しているため、選ぶのに迷ってしまうかもしれません。
信頼性の高いメーカーのものを選び、ネットのレビューなども参考にしてみましょう。
サイズは体にフィットしたものを
コンプレッションウェアは体へのフィット感が非常によいスポーツウェアです。
そのため自分の体にあったサイズのものを選ぶことが大切です。
メーカーごとに細かく記載されたサイズ表がありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。
また、事前に肩幅・胸囲・ウェストなどのサイズを測っておくとより自分にあったサイズのものを選ぶことができます。
サイズに悩んでしまった場合は小さめのサイズを選んでおきましょう。
大きいサイズを選んだ場合、体にフィットせずにゆるくなってしまうことがあります。
ゆるいサイズではコンプレッションウェアの効果を十分に出すことができません。
筋トレ・筋肥大に効果絶大のおすすめコンプレッションウエア
現在では数多くのコンプレッションウエアが発売されています。
そのため、
どれが一番効果があるの?
自分に合うのがどれ?
いろいろあって選べない
と言う悩みも。
そこで筋トレ・筋肥大効果を考えてまずお試ししたいコンプレッションウエアの1つが「シックスチェンジ」です。
シックスチェンジは、通常のコンプレッションウエアに比べると着圧が高いのが特徴。
また、ただ単に加圧をするだけでなく、独自の加圧で体幹強制し、体全体、腹筋へ直接効果があります。
いつもの日常生活を送るだけで、勝手に筋トレ効果を得られます。
着圧効果の高いコンプレッションウエアを選ぶなら「シックスチェンジ」がおすすめです。
他にもおすすめのコンプレッションウェアを徹底比較!このページ(コンプレッションウェア徹底比較!効果とオススメブランド比較)でご紹介していますので是非参考にしてみてください。
筋トレの際にもコンプレッションウェアを着用しよう!
コンプレッションウェアは球技やランニングなどの有酸素運動、登山やトレイルランニングだけではなく、筋トレにも十分な効果を発揮してくれます。
筋トレのトレーニング効果を十分に引き出し、怪我をよぼうするためにもコンプレッションウェアを着用してトレーニングをするとよいでしょう。