このページでは、オイルヒーターの事がよくわからない、新規に購入したいけどどれがいいか迷う…そんな人の為に詳しく解説をしています。
人気製品や信頼できる製品からランキング形式でオススメのオイルヒーターをご紹介します。
さっと読める目次
オイルヒーターの選び方
オイルヒーターを選ぶ際にはどのような点から見ていけばいいのでしょうか?
価格や安全性はもちろん大切ですが、その他にも選ぶときに必ずチェックしたいところをいくつか絞ってご紹介します。
使う部屋の大きさから選ぶ
1番大切なのは「使う部屋に合ったオイルヒーターを選ぶ」ということです。
部屋の広さとオイルヒーターの大きさが合っていないと部屋全体が温まらなかったり、逆に温まりすぎて無駄に電気代がかかってしまうということになります。
オイルヒーターの特徴は部屋全体をゆっくりと優しく温めることができるという点ですので、この特徴を活かせるベストなサイズを選ぶ必要があります。
殆どの部屋に対応出来るオイルヒーター
日本の家屋の部屋のサイズは6畳~8畳が最も多く、オイルヒーターもこのサイズをカバーしているものが多いです。
4畳~10畳に対応しているオイルヒーターを選べばだいたい失敗しませんが、部屋の広さだけではなく、住む場所が木造なのか鉄筋コンクリート造なのかも確認しておきましょう。
木造の方が室内の熱が外に逃げていきやすいという特徴があります。木造では約6畳、鉄筋コンクリート造では約15畳ほどを目安にして選ぶようにしましょう。
部屋の広さに合わせたオイルヒーターを購入しても、置いてある物が多くて部屋が狭くなっていたり、床暖房やこたつがある場合は部屋が暖まりやすくなっているので、思っていた以上に部屋の温度が上がってしまうこともあります。
そんなときは温まったらすぐにオイルヒーターの電源を切ったり、温度感知機能搭載のオイルヒーターを使って部屋の温めすぎを防止すると良いでしょう。
無駄な稼働を無くすことで電気の節約にもなります。脱衣所など1畳や3畳程の小さい部屋で使用したい時は、小型のオイルヒーターを選びましょう。
必要な機能で選ぶ
オイルヒーターにはタイマーや温度感知機能がついているものがあります。
使用する状況や部屋の様子などを考えながら、必要に応じた機能を搭載しているものを選ぶようにしましょう。
室内に人がいて、オイルヒーターの安全管理が出来ている状態でだけ使うのであればシンプルな機能のものでも十分です。
しかし、小さいお子様やペットだけになる時間が多かったり、部屋が狭くて温まりやすかったりする場合はタイマーと温度感知機能がついているものがオススメです。
特にタイマーは寝るときに掛けて数時間後に消したり、朝起きる時や帰宅時に合わせて部屋を温めることもできて便利です。
ヒーターのつけっぱなしの防止も出来るので、タイマーが付いている物のほうが長く便利に使えるでしょう。
持ち運びのしやすさで選ぶ
オイルヒーターはかなり重く、小型のものでも10kg以上あるものがほとんどです。
移動させるのが大変な暖房器具ですので、持ち運びの事を考慮してキャスター付きのオイルヒーターを選ぶと良いでしょう。
キャスター付きのオイルヒーターは足元が不安定になっているので、ぐらついたりしない安定した場所に設置するようにしてください。
安全性で選ぶ
火を使わないので安全性の高いオイルヒーターですが、小さい子供やペットの居る家庭ではより安全性の高いオイルヒーターを選ぶ必要があります。
子供のいたずらを防止するチャイルドロック機能が搭載されているかどうか、転倒時に自動で電源OFFになるかを確認しておきましょう。
うっかり触れてしまった時の火傷防止の為、表面温度が低温かどうかもチェックしておくと安心です。
口コミで人気の商品を選ぶ
電気店やネットでオイルヒーターを見てみると非常に種類が多く、どれもオススメのポイントが書かれていて目移りしてしまいます。
部屋のサイズと価格帯からしぼっても似たような製品ばかりで見分けがつかないということも多いと思います。
そんなときは口コミをチェックしてみて下さい。実際に使っている人の声はとても参考になりますし、製品の説明だけでは見えていない事が分かる場合もあります。
デロンギのオイルヒーターは口コミの評価も非常に高いのでオススメです。
オイルヒーターとはどんな暖房器具?
オイルヒーターは管の中の密閉されたオイルが電気によって温まることで、部屋全体をムラなく温められる暖房器具です。
温風を出すのではなく、放熱によって起こる自然対流によって部屋を温めます。
部屋全体を温めるまで時間はかかりますが、エアコンのせいで顔だけが熱い、ヒーターの周り以外は寒いといったことがなくなり、お部屋のどこでも同じ温度にできるという大きなメリットがあります。
効率よく部屋の温度を上げることができるので電気代の節約にもなり、オイルの交換も不要なのでお手入れの手間が少ないのも特徴です。
サイズもコンパクトなものが多いので、置き場所や収納に困らないという利点もあります。
稼働中も音が静かで、ストーブやファンヒーターの様に定期的に部屋の換気をする必要がありません。
オイルヒーターにかかる電気代
暖房器具を使うと気になるのはやはり電気代です。
オイルヒーターもなんとなく電気代が高いイメージを持たれていますが、実は思っているほど高くなく使い方しだいでは節約が出来ます。
8畳ほどの部屋で室温を17度に保ちたい場合、1時間あたりの電気代は8円~10円となります。1日9時間使用したとしても75円~90円ほどに収めることができるので、エアコンをガンガンに使うよりもずっと安く済みます。
更に電気代を安くするには、無駄な稼働を抑える温度センサー付きの自動にオン・オフ切り替えるタイプやエコ運転ができるタイプがオススメです。
どんな良い機能を持つオイルヒーターを使っても、断熱性の低い部屋で使っていてはなかなか部屋を温めることが出来ず電気代がかかってしまいます。
断熱カーテンや断熱シートを使って、部屋の熱を逃げにくくして外からの冷気を防ぐと断熱性が高くなって部屋が温まりやすくなります。
また、設置場所も大切です。窓際に置くことで窓から冷気が入りにくくなり、温度ムラ無く部屋を温めることができるようになります。
オイルヒーターの価格は意外と安い
オイルヒーター本体の価格は思っているよりも高くありません。
値段はピンからキリまでありますが平均して10,000円~15,000円程度です。
小型で足元だけ暖められるものであれば7,000円代からあります。
多機能であったり大型のものになると価格は上がりますが、一般家庭の1部屋に使えるサイズは10,000円だせば十分な性能のものが購入出来ます。
ガスや灯油を使う暖房器具よりも高めですが、一度購入してしまえば電気代以外はかからないので、長い目で見るとオイルヒーターはコスパの良い暖房器具と言えます。
オイルヒーターはこんな人にオススメ
暖房器具により部屋が極度に乾燥してしまうと、肌荒れや喉の痛みなどの不調の原因となることがあります。
オイルヒーターは空気を乾燥させないので、仕事で声を使う職業の人や、部屋の湿度を下げたくない人にはオイルヒーターがオススメです。
また、オイルヒーターはファンヒーターや石油ストーブと違って燃料を補給する必要がなく、燃焼による空気の汚れやホコリの舞い上がり、燃料の臭いを気にする必要もありません。
手間なく簡単に温まりたい人や、空気をキレイな状態でキープしたい人にもオイルヒーターはぴったりです。
また、何かを燃焼させずに部屋を温めるので、瞬間的に触れても火傷しにくいという特徴があります。
布団が触れても火事になりにくいので、ペットや小さい子供がいる家庭でも安心して使用することができます。
オイルヒーターランキングBEST5
ここからは使いやすさや価格、口コミ評価などからランキング形式でオススメのオイルヒーターを紹介していきます。
購入の際に迷ったらぜひ参考にして下さい。
電気代も節約できる! デロンギ オイルヒーター消費電力:1200W
サイズ:約幅260×奥行420×高さ640mm レビューデロンギのヒーターといえばこれと言われるスタンダードなモデルで、サーマルカットフィンを採用して熱伝導率をアップしています。 24時間のタイマーとサーモスタットがついているので、つけっぱなしや温めすぎが無く、必要な分だけ部屋を温めて電気代の節約も出来ます。 また、安全プラグを採用することでトラッキングの事故防止ができ、異常加熱が発生した際には自動的に電源が切れるので安全性も問題ありません。 |
リーズナブルで大人気! アイリスオーヤマ オイルヒーター消費電力:1200W/700W/500W
サイズ:幅約256×奥行約495×高さ約635 レビューヒーターの切り替えが3段階と温度調節機能がついてるので室温の調節がしやすく、キャスター付きなのでお部屋の中で好きな所に移動させやすいです。 最大で8畳までの部屋を均一に優しく温めてくれるので、多くの部屋で活躍出来る上に安全対策もされているので赤ちゃんがいても安心です。 タイマーやサーモスタットはついていませんが、リーズナブルで手軽に使えるヒーターとして非常に人気が高いです。 |
安全機能しっかり! 山善(YAMAZEN) オイルヒーター消費電力:1200W/700W/500W
サイズ:幅533×奥行242×高さ616cm レビューパワーを3段階で調節でき、キャスター付きで移動もしやすいコンパクトでシンプルなオイルヒーターです。 転倒時に電源が切れる「転倒OFFスイッチ」を採用しているので、お子様やペットだけになる時間があっても安心して付けて置けます。 最大で8畳までの部屋をカバー出来るのでほとんどの部屋に使うことが出来、見た目もシンプルでお部屋のインテリアの邪魔をしません。 |
3段階の温度調節 アイリスオーヤマ POH-1210KS-W商品サイズ(約):幅47.5×奥行25×高さ65cm
本体重量(kg) :8.2 適用床面積:和室5畳、洋室8畳 電源コード長:1.36m 材質:スチール、ABS レビュー火を使わず穏やかに部屋を温めるので、ポカポカと陽だまりのような暖かさで快適に過ごすことができます。 静かで温風や火が出ないので、寝室や子供の部屋にもオススメです。 ヒーターは500W、700W、1200Wに切り替えが可能で、高温から低温までの温度の微調整をすることができます。 持ちやすい取っ手とキャスター付きなので移動も楽々です。 |
小型で便利! デロンギ オイルヒーター サイズ:約幅175×奥行375×高さ385mm
本体重量:約5.5kg 素材・材質:放熱板/0.6mm鋼板、フロント・リアパネル/PA(ポリアミド(ナイロン))6 原産国:中国 電源:AC100V 50/60Hz 消費電力:500W レビュー小型のオイルヒーターなので、1畳~3畳程のお手洗いや脱衣場などのちょっとした部屋を温めるのに適しています。 表面低温化設計により、平均表面温度が70度で触れても火傷しにくく安全です。 約20%節電できるエコ運転で暖め過ぎを防ぐことができます。電源プラグ周辺が異常過熱した場合は電源をOFFする安全プラグを採用。 温度調節機能を設定すれば自動でオン・オフを繰り返し、部屋の温度を保ちます。 子供のイタズラを防止するチャイルドロック機能を搭載しているので、子供のいる家庭でも安心して使用できます。 |
まとめ
風が出ないので乾燥もしにくく、部屋全体を均一に温めてくれるのが魅力のオイルヒーター。
電気代も思ったよりもかからないので、新しい暖房器具を購入するときの候補にぜひ入れてみて下さい。
石油やガスストーブの臭いが苦手、でもエアコンは乾燥と電気代が気になるという方にもピッタリです。
どれが良いのか迷ってしまった時は、口コミで高評価の商品などを参考にしながら選んでみてください。
人気のオイルヒーターを手に入れて、寒い時期でも温かく快適に過ごしましょう。