美容業界・・・例えば美容師やネイリスト、エステティシャンなど・・・。なんとなく華やかなイメージで憧れていた方、憧れている方も多いであろう職業ですよね。
 
実際にお店に行ってサービスを受ける側としても、働いている人たちのやる気が伝わってくることも多く、やりがいのある仕事なんだろうなぁと感じることも少なくありません。良いお店に出会うとついつい頻度を上げて通いたくなってしまったりもしますね。
 
しかしそんな美容業界も今転機を迎えようとしていると言われています。確かに、今から美容業界を目指す・・・というのは相当な覚悟がいるのではなかろうか、と外から見ていて思うことも多いです。
 
今回はそんな憧れる人も多い美容業界の現状を調査しながら、客観的にみて今後どうなっていくのか、ということを考えてみたいと思います。

人気のある美容業界、その華やかな世界

美容業界はとても人気のある業界です。筆者が高校生のころにも、それなりの進学校でしたがクラスに3~4人は美容系の専門学校に進む人がいたことを覚えています。
 
華やかな世界のイメージも強く、成功するにはアーティスティックな感性が問われる部分もあるでしょうから、自己表現できる職業として憧れるのも分かる気がしますよね。言われてみると筆者も美容師に憧れていた時期がありましたしね。

実際に美容業界で働いている人を見て美容業界を目指す人も少なくないことでしょう。それくらい活き活きと仕事をしているように見えるのも美容業界の特徴なのかもしれません。

美容業界の現状・・・人気が故に増えすぎた美容関連店

一方で憧れて美容業界に飛び込んだものの、志半ばで業界から去っていく人も少なくないと聞きます。

やはり新人さんが想像以上にきつい仕事に耐えられずにやめたいと思うこと少なくないようです。これはどんな業界でも言えることですが、外からているイメージと実際の仕事には大きな隔たりがあります。
 
美容業界のような一見仕事のイメージがしやすい職業ほどその傾向は強い気もしますね。はじめは当然お客さんにサービスすることはなく、何年も下積み、練習・・・拘束時間も結果的に長くなったり休みが友達や恋人とあわない・・・ということも多いでしょう。
 
いきなりイメージしていた仕事が出来るわけはありませんから、考えてみればこれは当然のことです。今現場で華やかに活動されている皆さんにも例外なく下積みの時代があったわけですからね。もちろん働くお店や会社の先輩方にも左右される部分ではあるのでしょうが、このギッャプが美容業界に続かない人が多い原因の一つかもしれませんね。

増え続ける美容店

しかしこういった下積みを乗り越えて現場でサービスを任されるようになってからも美容業界にはまだ問題がたくさんあります。そんな中で美容業界の現状として特に懸念されているのが重要と供給のアンバランス。
 
これは特に美容師について囁かれていることですが、2000年前後に美容師ブームが起こったことをきっかけに美容師の数がうなぎのぼりで得ていったと言われており、ここ10年ほどはブームによって生まれた当時の美容師の卵が次々と独立開業、美容院が乱立されている傾向にあると言われています。
 
確かに筆者の住んでいる地域でも空きテナントに片っ端から美容院が入って、気づいたら一年そこそこで半径500m程度の圏内に4つの美容院が出来ていたことがあって驚いたことがありました。
 
美容師さんは特に独立しないと将来的にはやっていけないという定説があるというのは美容師さんからもよく聞く話ですが、そんな事情も手伝ってますます美容院自体が増えていくことになるわけです。

 
しかし人口の減少や激安カット店の登場などによって美容院の在り方も多様化。そもそもの店舗数、美容師数の増加に対して人口は今後減少していくという現状において、一概に独立したからといって事業として成り立つものではなくなっていくことが予想されています。

 
実際に美容院のオーバーストアに対して懸念している人はちょっと調べただけでもとても多いようで、今後の業界のことを真剣に考えなければならない転換期にきていることは多くの人が感じているのかもしれません。

美容業界、今後どうなる?

美容院に限らず、美容業界全体が今後需要と供給のバランスに悩まされていくのかもしれません。客観的に見ているだけでもそう感じるわけですから、実際に内部で仕事に携わっている方々はより強くその不安感を抱いているのではないでしょうか?

今後は独立ありきの考えだけではなく、各自が業界全体の今後のことを考えていくことが大切になっていくのかもしれません。
 
また客観的に美容店を見ていると、今後はますます大手資本の系列店と個人店との境が大きくなっていくのではないかなとも思います。独立志向の人は個人規模で回せるような小規模店舗を地に足つけた形で、自らをウリとして展開していくのが基本になるのに対して、大手資本のお店はさまざまなプランの展開やコンセプト店の出店などで効率的に数を捌いていくというのが基本になるような気がします。
 
安売りやプラン価格などを中心に展開する大手チェーンと実直な品物提供と店や人のキャラクターで勝負する個人店という図は飲食業界でも起こっていることで、今後美容業界にもこのような流れがますます強く出てくるのかもしれませんね。

美容業界の現状と今後に注目

いずれにせよ美容業界は今後ますます変化を求められる時代に入っていくのかもしれません。これから美容業界に入りたいという方はそのあたりも理解した上で、自分はどういう方向に進みたいのかということを考えてみましょう。それによってやるべきこと、働くべき場所も変わってくるはずです。
 
筆者は美容業界の関係者ではありませんが、いち利用者としてはたから見ているだけでも美容業界に転機がやってきているのが感じられます。今後も美容業界の動向に注目していきたいですね。

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ランクラボ編集部

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