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前立腺がんについて知っておこう!病期や予後について

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前立腺がんは罹患率が増加している?

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前立腺がんは高齢の男性に多いというイメージがあると思います。実際に男性のがんの中では1割強を占め、年齢とともに罹患率も上がっていくようです。65歳以上から特に高くなるとされています。

年齢によって調整しても罹患率は上がっていて近年ようやく下がってきたとされていますが、その背景には診断技術の向上があるようです。自覚症状のない段階でも早期に発見できることが増えたため、罹患率も上昇しているということです。潜在的な患者数が多かったが今までは発見できていなかったということですね。

前立腺がんは家族など身近な人がかかったという方も多い疾患だと思います。そんな前立腺がんについてその病態や診断と病期、そして治療や予後について紹介していきます。

 

前立腺がんの病態

前立腺とは精液をつくっている臓器で、男性にのみ存在します。恥骨という骨盤の骨の後ろ側に位置し、栗の実のような形です。この前立腺の細胞が異常に、また無秩序に増殖してしまうことを前立腺がんと言います。正常細胞がなぜがん化してしまうのはいまだに明らかにされていないようです。一部では遺伝子の関与も指摘されています。前立腺がんは他のがんと比較してゆっくり進行するとされ、かなり進行してしまった場合で発見されても通常の生活を続けられる期間が長いようです。早期に発見されれば治癒も可能とされています。

 

前立腺がんは、早期には特徴的な症状がないとされています。ただし前立腺がんと高率で併発している前立腺肥大症の症状は出るようです。尿が出にくかったり切れが悪かったり、残尿感や夜間の頻尿、尿失禁などが挙げられます。

前立腺がんの進行によってこのような症状に加えて血尿が出たり、骨に転移があれば腰痛も出るようです。進行している場合は肺などの転移先の症状でみつかることもあるとされています。

では次は、前立腺がんの診断や治療についてみていきましょう。

 

前立腺がんの診断と病期

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前立腺がんの検査として近年最も注目を集めているのが腫瘍マーカーです。PSAという前立腺に特異的な抗原を血液検査で調べることで診断の材料とします。

腫瘍マーカーは消化管など他の臓器のがんでもそれぞれ数値が上昇するものがありますが、早期から有効とされているのはこの前立腺のPSAのみとも言われています。他のがんでは腫瘍マーカーの数値が上昇する頃には進行していることが多く、早期発見の助けにはなりにくいということです。もちろん腫瘍マーカーをもって診断の助けとする場合は多いです。またPSAは前立腺がんの再発の指標としても有用性が高いとされています。

 

しかし前立腺がんにはラテントガンというものも存在します。前立腺がんは上述のように加齢によって増えていきますが、進行が緩やかで寿命に影響しないものもあります。生前には検査で前立腺がんが発見されなくても、死後になって前立腺にもがんがあったというケースもあるようで、このようながんをラテントガンと言うようです。PSAはこのラテントガンを発見する頻度が高くなることも指摘され、無用な治療が行われる可能性が高くなることが危惧されています。

PSAは有用な検査であることは間違いないですが、このような側面もあることを知っておくと良いでしょう。

 

PSAの数値に異常が認められた場合には、直腸診や超音波を使った検査が行われます。医師の触診による前立腺の状態の確認や、超音波によって前立腺の状態を確認します。

 

これらの検査を踏まえて、確定診断のために前立腺の生検を行います。超音波で前立腺を観察しながら前立腺に針を刺して組織を採取し、調べます。10ヶ所ほど針を刺して採取することで、診断率を高めるということです。

 

上記の検査で前立腺がんと診断された場合にはCTやMRIなどによる画像検査が行われます。造影を用いることでがんの拡がりや、リンパ節や他の臓器への転移がないかなどの進行の度合いが判断されます。

 

前立腺がんにも進行の度合いを示す病期の分類があります。ステージとも言います。

がんの拡がりをT、リンパ節への転移をN、遠隔臓器への転移をMで表記しています。分類を挙げていきます。

 

T1a  直聴診や画像検査でがんが明らかになっていないが、前立腺肥大症の手術などで切り取った組織の5%以下にがんが見つかった場合

T1b  直聴診や画像検査でがんが明らかになっていないが、前立腺肥大症の手術などで切り取った組織の5%以上にがんが見つかった場合

T1c  PSAの上昇によって行った生検によりがん細胞が確認された場合

T2a  前立腺内にがんが留まっており、左右どちらかの2分の1以下の場合

T2b  前立腺内にがんが留まっており、左右どちらかの2分の1以上の場合

T2c  前立腺内にがんが留まっているが、左右両側にがんがある場合

T3a  前立腺を覆う被膜を越えてがんが拡がり、顕微鏡的に膀胱にがんが確認できる場合

T3b  前立腺を覆う被膜を越えてがんが拡がり、精嚢にまで及んでいる場合

T4   膀胱や直腸、骨盤などにがんが拡がっている場合

 

N0   所属リンパ節への転移なし

N1   所属リンパ節への転移あり

 

M0   遠隔転移なし

M1   遠隔転移あり

 

これらの分類を合わせてT2aN0M0などと表記するようです。

 

では次は、前立腺がんの治療と予後についてみていきましょう。

 

前立腺がんの治療と予後

前立腺がんの治療としては、外科手術による方法や放射線療法、ホルモン療法などが挙げられます。また特別な治療をせず、PSAの数値を計測することで経過観察を行う場合もあるようです。

 

外科手術では前立腺と精嚢を摘出し、膀胱と尿道をつなぐ処置をするようです。このときに周囲のリンパ節も一緒に除去することが多いとされています。がんが前立腺内に留まっており、余命が10年以上見込める場合には最も高い生存率が保証される処置とされています。手術には開腹手術や腹腔鏡による手術がありますが、概ね1週間前後で退院できるようです。

 

前立腺がんに対する放射線療法では、外から放射線を照射する方法と内側から照射する方法の2つがあるようです。外から照射する方法は外照射療法と言われ、一般的な放射線療法を同じく身体の外から患部に放射線を照射します。内側から照射する方法は組織内照射療法と言われ、前立腺の中に線源という放射線を出す小さな物質を挿入することで行われます。線源は一時的に前立腺の中に入れる場合と永久的に埋め込む場合とがあるようです。

外照射療法と組織内照射療法を組み合わせて行う場合もあるとされています。

 

前立腺内に留まるがんでT2aまでであればPSAの監視による経過観察がメインとなり、T2b以降では外科手術や放射線療法、ホルモン療法が併用されるようです。ただし精嚢にまでがんが拡がっているT3b以降では手術は行われず、放射線療法や抗がん剤による化学療法の併用が行われるとされています。

 

上述したように前立腺がんは進行が比較的ゆっくりで、進行した状態で見つかっても生存率はかなり高い疾患です。前立腺がんの5年生存率は、T3期までで100%とされています。T4期では60%程度のようです。この数値は何らかの治療を受けた場合の数値とされています。

 

腫瘍マーカー検査を受けよう!

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前立腺がんについてその病態や診断と病期、そして治療や予後について紹介してきましたがいかがでしたか?前立腺がんは比較的予後の良いがんですが、それでも早期に発見して治療をするに越したことはありません。腫瘍マーカー検査は他の検査と比べても簡便なので、年齢によるリスクが高くなってきた場合には一度受けてみると良いでしょう。

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編集部:ミモー

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美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

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