ランクラボ

美容・健康・ライフスタイルに関するさまざまな話題・口コミ・ランキングをわかりやすくご紹介いたします。

病気

周期だからと諦めていませんか?PMSやPMDDについて理解しよう!

更新日:

PMSやPMDDについて知っていますか

生理の前になると肌の調子が良くないという人や精神的に不安定な状態になるという人など、月経周期ごとにやってくる不調に悩まされている女性は少なくないと思います。PMS、いわゆる月経前症候群が認知され始めていることからご存知の方も増えてきているかと思いますが、まだまだその内実をしっかり理解しているという人は女性ですら少ないでしょう。生理前だからと諦めている人も多いのではないでしょうか。

またPMSだけでなくPMDD、月経前不快気分障害という疾患も近年加えられました。

PMSやPMDDとはどのようなものなのか、そしてこれらの違いやPMSの緩和方法を紹介していきます。

 

PMSとは

まずはPMSについてです。PMSとはpremenstrual syndromeの略で、日本語では上述のように月経前症候群です。生理がくる10~3日ほど前から身体的もしくは精神的な不調が出ます。そして生理がくると自然に消えていくというものです。

この不調はかなり多岐にわたり、200種類以上とも言われています。イライラするようになったり気分が落ち込んで何もする気になれないといったケースや、にきびや吹き出物ができる、お腹や腰が痛くなる、頭が痛くなったり寝ても寝ても眠いなどが挙げられています。

 

これらの症状が引き起こされる原因についてはいまだ詳しくわかってはいないということです。原因として挙げられているものでは、ホルモンバランスの崩れが指摘されています。

 

またPMSの症状は多岐にわたりますが、その他の疾患との鑑別も重要とされています。

日常生活を送るのに大きな支障が出るほどの不調が起こる場合には月経困難症との鑑別が重要なようです。40代後半から60手前くらいまでの女性では更年期障害と間違えられる場合もあるとされています。精神的な症状が重く自制が難しい場合には、後述するPMDD、月経前不快気分障害が疑われます。

 

PMDDとは

AdobeStock_13978374

PMDDとは、繰り返しになりますが日本語で月経前不快気分障害と言います。精神的な症状が重く、自制が効かないというところがポイントのようです。怒りや悲しみ、不安や孤独などが募っていき、あるとき許容量を越えて自制が効かなくなり破壊行為などに及ぶとされています。物を壊したり人に対して暴言を吐いたり、暴力をふるうこともあるようです。進行すると自殺願望が出てくるなどもPMSとの違いとされています。アメリカではPMDDの女性が自分をコントロールできなくなって殺人を犯したというケースもあるようです。

 

生理前に性格や行動に大きな変化が起こるということですが、周囲には理解されず自分でも何故なのかわからないといったことから自己卑下につながり、自殺願望となっていくとされています。

この状態でもまだまだ認知度が低くドクターでも存在を知らない人がいるとも言われている疾患なので、病院に行ってもうつ病の薬やピルなどが処方されて終わりというケースも多いようです。

 

このPMDDも原因は明らかになっていませんが、ホルモンバランスの崩れが指摘されています。また自律神経のはたらきが乱れている、ホルモンに対する過敏性があるなどの条件の他に遺伝的な要素があるなども発病に関係しているようです。

 

近年新たに疾患として考えられるようになったことから、ドクターでも存在を知らないということはある意味ではしょうがないということであり治療方法も確立されていないのが現状です。しかし、PMDDの症状を改善した人の経験談の多くは上記の条件がカギとなっているようです。つまり、自律神経のバランスやホルモンのバランスです。これらの要素は互いに密接に関係していますので、生活習慣の改善を行い、身体を根本から変えていくことが大切ということです。

 

東洋医学では病気になる前の状態を未病と言い、冷えなどもそこに含まれています。表立って症状は出ていなくても、いつ症状が出てもおかしくない状態にあるとされています。この未病の状態にも向き合って、身体を根本から変えていければ症状が改善するという結語が多いようです。また、過去の何らかのトラウマも発症に関わっているのでPMDDかもしれないという方は一度振り返ってみると良いのかもしれません。

 

PMDDの定義から作られたチェックリストがあるので参考にして下さい。

・うつ状態や絶望感、自己卑下のいずれかが激しい

・不安や緊張が高く、緊張感や苛立ちを感じる

・情緒不安定の状態が著しい

・激しい怒りが続いたり少しのことで怒りを覚える

・日常の活動に対して無関心になる

・物事への集中力が続かない

・倦怠感を強く感じたり疲労感や気力の減退を感じやすい

・過食や偏食が激しくなる

・過眠もしくは不眠が続く

・自制が効かないということを感じる

・乳房の痛みや張り、頭痛や関節と筋肉の痛み、体重の増加がみられる

 

上記の項目の5つ以上に当てはまり、特に最初の4つのうち1つでも当てはまればPMDDの疑いがあるとされています。

 

 

PMSの緩和のために

PMSの症状を緩和するための方法として、まずは食事が挙げられます。

血糖値の増減によって精神状態は変動されやすくなります。血糖値の低下によって気分が落ちる、イライラするなどの状態になりますが、ここで血糖値の急激な上昇が起こるとその分急降下しやすくなりさらに気分が落ちるという悪循環に陥ってしまうようです。

 

近年では糖質制限などが取り上げられていますが、糖質制限では血糖値の急激な変動を抑えるというのが本質でもあります。

チョコレートなど砂糖を多く含むものは血糖値の急激な上昇を起こすので注意しましょう。食物繊維はゆっくり消化され糖質の吸収を抑えるはたらきがあることから血糖値の上昇を抑えるとされています。食事の始めに食物繊維を摂るようにしたり、食物繊維の摂取量を増やしましょう。

食事としては刺激物を避けるということも挙げられます。香辛料は控え、カフェインやアルコールなどもできれば避けた方が良いとされています。カルシウムやビタミンを摂取すると精神的な不安定さに効果的とされています。また大豆に含まれるイソフラボンも効果があるようです。

 

PMSの症状を緩和するための方法としては、軽い運動も有効なようです。そもそも気分が優れないのに運動なんかできないという声も聞かれそうですが、無理のない範囲で動かしてみると意外とスッキリするとも言われています。運動することで代謝を促進することにもつながるほか、気分転換にも良いとされています。

 

これらの他に勧められているのがPMSについての記録を残すことです。症状の出始めや消退などのほか、増幅因子や軽減因子などがみつかったり考えられた場合に記しておくことで後で参考にすることができます。こうした記録を続けるうちに自分の身体の反応なども傾向がつかめるようになり、自分に合った対処法が導き出せるとされています。

 

 

知ることで楽になることもある

AdobeStock_102873838

PMSやPMDDについてその病態をみてきた後で、PMSの症状を緩和する方法を紹介してきました。PMSやPMDDという疾患があること、そしてもし当てはまる場合には自分が病気になっているということを知るだけでも精神的には良いと思います。

 

何かわからずに不安を抱えていたり、自分が普通ではないからいけないなどと思い込んでいるような状態では一向に良くなる兆しは見えないでしょう。PMSやPMDDなどの疾患についてきちんと理解し、治療を受けたり自分でできることをすることで少しでも症状を改善させましょう。周期的に身体の調子が悪くなるというのは億劫だと思うので、しっかり改善したいものですね。

The following two tabs change content below.
編集部:ミモー

編集部:ミモー

美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

-病気
-,

Copyright© ランクラボ , 2017 All Rights Reserved.