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プール熱は出席停止になる疾患!プール熱の症状や治療とは

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 プール熱とは

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夏風邪の1つとも言われるプール熱。夏場に子どもがかかることで知られていますが、正確には咽頭結膜熱と言います。この咽頭結膜熱はどのような原因で起こるのでしょうか。そしてどのような症状が現れるのでしょうか。

また咽頭結膜熱は症状のあるうちは学校を休まなければならない疾患に指定されています。咽頭結膜熱の治療とその後の経過はどのようになっていくのでしょうか。

 

咽頭結膜熱、いわゆるプール熱についてその病態や治療を紹介していきます。加えて、咽頭結膜熱は子どもの疾患というイメージが強いですが、大人もかからないわけではありません。大人の場合の咽頭結膜熱も紹介していきます。

 

 プール熱の原因と症状

まずはプール熱の原因や症状などの病態についてみていきましょう。

 

プール熱の原因となるのは、アデノウィルスというウィルスです。一般的な風邪を引き起こすウィルスとしても知られていますが、アデノウィルスの感染で起こった風邪は重くなりやすいようです。アデノウィルスは51種類もの型があるとされ、そのうちで症状を引き起こすものは3分の2ほどとされています。

 

プール熱を引き起こすのはアデノウィルスの2型・3型・4型が多く、7型・11型・14型でも起こるようです。特に7型の場合には重い症状になりやすく、呼吸器疾患に注意が必要とされています。

 

プール熱の他には流行性角結膜炎といういわゆるはやり目や、肺炎、上気道炎、気管支炎、扁桃炎、胃腸炎、膀胱炎などが挙げられています。

これだけ種類が多いため、1つの型のアデノウィルスに感染しても他の型のアデノウィルスに感染することがあり、免疫がつきにくいことも特徴とされているようです。

 

アデノウィルスの感染経路としては、飛沫感染や接触感染が挙げられています。また、タオルや食器の共有などで間接的に接触することでも感染するようです。

プール熱と言われる所以はプールの水を介して感染したり、プールに入る時期に流行することから呼ばれるようになったとされています。

 

アデノウィルスの潜伏期間は5~7日とされており、少し長いことから症状がなくても周囲にうつす可能性があります。不顕性感染の場合もあり、感染の拡大を完全に防ぐことは難しいとされています。

 

潜伏期間を経てから起こる症状としては、発熱咽頭痛結膜炎の3つが主なもののようです。最初に起こるのは発熱とされ、高熱が出るとされています。38~40℃近くまでの発熱が起こって、のどの痛みや眼の痛み・かゆみが起こるようです。この3つのうちすべてが起こる場合もあれば、1つだけの場合もあるようです。

その他には咳や腹痛、下痢を伴う場合もあるとされています。これらの症状が3~5日程度続くようです。

 

では次は、プール熱の治療などについてみていきましょう。

 

プール熱の治療と出席停止措置

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プール熱は、多くは臨床症状とその地域の流行状況によって判断されるようです。

 

それらに加えて迅速検査といってのどの粘膜からアデノウィルスを検出する検査や血液検査などが行われるとされています。迅速検査は綿棒でのどの粘膜をこすってアデノウィルスを検出するもので、30分程度で結果が出ることから用いられることも多いようです。

血液検査の場合は時間がかかることから、肺炎などの合併症が疑われる場合に行われるとされています。

 

上記の流れでプール熱であると判断された場合には治療にうつりますが、アデノウィルスに対する特異的な薬はないということです。熱や痛みなど、それぞれの症状に合わせた対症療法がメインになります。のどなどの痛みには鎮痛剤が、熱が高すぎる場合には解熱剤が処方されます。眼の症状の場合は眼科の受診が必要なこともあるようですが、多くは自然に軽快していくとされています。

 

のどの痛みがあると食欲も落ちやすいですが、栄養をしっかりと摂ることと水分摂取をまめにすることで回復を促すようにしましょう。

 

上述したようにプール熱は出席停止になる疾患です。感染症法では5類感染症に指定されており、全国の小児科で定点観測がされています。また学校保健法では第2種の学校伝染病に指定されています。

飛沫感染しやすいことから学校内で流行の恐れがある疾患ということです。第2種には他に、おたふく風邪はしか、水ぼうそうなどが指定されています。

 

プール熱の場合には症状消失後2日が経過するまで出席停止と規定されています。診断後は学校に連絡し、登校するには症状消失後にもう一度受診してドクターの許可を得る必要があります。

 

発症の1週間以内にプールに入った場合には学校やその施設に連絡することが求められています。感染拡大が認められた場合にはプールを一時閉鎖することも必要になるようです。

また症状消失後も2週間~1ヶ月程度は涙や便などからウィルスが排出されることがあるので、最低2週間はプールを控えた方が良いとされています。

 

では次は、大人の場合のプール熱をみていきましょう。

 

 大人もかかるプール熱

プール熱の発症は子どもが多いですが、上述のように大人も感染する場合があります。アデノウィルスは感染力が強いため、疲労やストレスなどで抵抗力が落ちていると発症するということです。

 

感染経路は子どもの場合と同様で飛沫感染や接触感染が挙げられ、大人の場合はプールというよりは子どもからの2次感染が主なものとされています。

 

アデノウィルスに感染した子どもからの咳やくしゃみによる飛沫感染や便や嘔吐物からの感染などです。そしてタオルや食器の共用による接触感染も挙げられます。特に子どもの看病をするときには感染しやすいので、嘔吐物などを処理するときには気を付けましょう。

 

大人がプール熱にかかったときの症状も子どもの場合と同様で、38~40℃の高熱とのどの痛みや眼の痛み・かゆみです。3つすべて出ることもあれば1つのみのこともあるということは上述しました。子どもに多く大人がかかることはまれな疾患のイメージとしては、大人がかかると重症化しやすいということが挙げられると思いますが、プール熱の場合は大人の場合ほとんどが軽い症状で済むようです。長引いた場合でも1週間もあれば回復するとされています。この点は水ぼうそうやおたふく風邪などとは違う点ですね。

 

同じ夏風邪の1つである手足口病も大人がなると重症化しやすいとされている疾患です。

ただし重症化しないわけではないので覚えておきましょう。子どもの場合と同様に、流行性角結膜炎や胃腸炎、膀胱炎などを起こす場合があります。

 

 感染予防は基本的なことが重要

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プール熱についてその病態や治療、そして大人がかかった場合について紹介してきましたがいかがでしたか?一般的な風邪のウィルスであるアデノウィルスに対しては、その予防も基本とされていることで十分できるようです。感染経路からの予防として手洗い・うがいを徹底して行うことでウィルスを遠ざけるとともに、食器やタオルの共用を避けるなどしてウィルスに接触することを防ぎましょう。

 

また自己の抵抗力や免疫力を高めておくことも重要です。特に大人の場合には抵抗力が落ちているときに発症しやすく、疲労やストレスを溜めすぎないように注意しましょう。食事や睡眠、運動などの生活習慣を整えることで防衛体力を高めておくことが重要とされています。普段からこれらを意識しておくことで、アデノウィルスに限らず感染などから身を守りたいものですね。

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編集部:ミモー

編集部:ミモー

美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

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