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新型インフルエンザの特徴や症状について知っておこう!

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新型インフルエンザはいつ大流行する?

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季節性のインフルエンザは毎年冬場に流行しますが、新型インフルエンザは必ずしも冬場に流行するというわけではありません。変異を起こしてそれが人に伝わったタイミングで感染が拡がっていくことになります。

 

抗生物質に対する耐性菌の問題が取り上げられる機会も多くなってきていますが、ウィルスも年月を経て形を変えています。生き残るために適応していくということですね。おおよそ新型インフルエンザウィルスの発生は10~40年周期で起こっているとされています。

 

新しいものでは2009年に新型インフルエンザとして流行したものが記憶に残っている人が多いでしょう。今回は、そんな新型インフルエンザの病態やパンデミックについて紹介していきます。しっかり理解しておくことで、流行に備えましょう。

 

新型インフルエンザとは

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まずは、新型インフルエンザについてその病態を理解していきましょう。厚生労働省の新型インフルエンザについての定義では、

 

「季節性インフルエンザと抗原性が大きく異なるインフルエンザであって、一般に国民が免疫を獲得していないことから、全国的かつ急速なまん延により国民の生命および健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるもの」

 

とされています。病態と合わせて、インフルエンザの表記方法についても紹介していきます。

 

インフルエンザの表記

インフルエンザにはA型やB型、C型などの型があります。これは季節性のインフルエンザも同様です。毎年のように流行するものはA型もしくはB型のどちらかで、A型についてはさらに細かく分かれます。

 

A香港型と呼ばれるものがあるのをご存知の方も多いでしょう。以前は香港型とソ連型が多いと言われていましたが、上述した2009年のパンデミックが起こってからは香港型と2009年型が季節性のA型インフルエンザとして多いようです。

 

このA型は、H1N1などと表記されるのをご存知でしょうか。B型やC型はそのまま表記されますが、A型の場合は種類があるのでHとNでさらに表記されています。

 

Hはヘマグルチニンというタンパクの一種を指し、Nはノイラミダーゼという酵素の一種とされています。Hは16種類、Nは9種類あり、H1N1とはそれぞれHの1番目、Nの1番目ということを指します。この組み合わせによって分類が表記されるということです。H1N1は2009年にパンデミックを起こした型です。

 

ちなみにヘマグルチニンは吸着する作用をもち、鼻やのどの粘膜にくっついて増殖する足掛かりを作ります。そしてノイラミダーゼには細胞を分離する作用があるため、増殖したウィルスを分離して感染を拡げていくということです。

 

新型インフルエンザと鳥インフルエンザ

新型インフルエンザとは、上記のHとNの組み合わせでまだ流行が起こっていなかったものが変異を起こして流行するものと言えます。インフルエンザウィルスは、人や鳥、豚で感染が起こります。人に起こるものは人型インフルエンザ、鳥で起こるものが鳥インフルエンザで、豚は双方に感染するとされています。

 

これらのことから言われているのは、新型インフルエンザウィルスの流行には2つのパターンがあるということです。1つは人や鳥のインフルエンザが突然変異を起こして強毒性をもったパターンです。もう1つは豚の体内で人型のインフルエンザと鳥インフルエンザが混ざることで新型となるパターンとされています。

 

基本的には鳥から鳥に感染がみられる場合を鳥インフルエンザ、そして人での感染が拡がってくると新型インフルエンザと呼ばれるようです。近年でパンデミックが懸念されているのはH5N1型の鳥インフルエンザです。

 

ただし、新型はいつできてもおかしくなく、あっという間に感染が拡がる場合もあります。H5N1以外にも、突然パンデミックが起こる可能性は充分あるということです。

 

新型インフルエンザはなぜ怖いのか

季節性インフルエンザも新型インフルエンザも、症状としてはそこまで大きく変わらないとされています。強いて挙げると、下痢などの消化器症状は強くでやすいようです。

 

ただし、出る症状としては大きな違いがなくても、症状の重症度は上がりやすいとされています。あっという間に感染が拡がることもあると上述しましたが、新型というだけあって初期には誰も抗体をもっていないためです。抗体がある程度存在すれば不顕性感染などもありパンデミックということにはつながりにくくなりますが、誰ももっていないため感染しやすく、重症化しやすい、そしてさらに感染拡大しやすいということですね。

 

新型インフルエンザが警戒されているのはこの点が大きいとされています。重症化すれば、医療のあまり発達していない地域では死者も多く出ます。先進国でもかなりの数の死者が出る場合も想定されているということです。

 

 

パンデミックと対策

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新型インフルエンザについてはおおまかに理解してもらえたでしょうか。次はパンデミックとその対策についてみていきましょう。WHOでは流行の分類が定められ、対策も示されています。

 

パンデミックが起こると

新型インフルエンザなどの感染症が世界中で大流行することをパンデミックと呼びます。感染爆発とも言われます。パンデミックでよく取り上げられるものでは第一次世界大戦の頃のスペインインフルエンザがあります。

 

免疫が強いはずの青年層でも死者が多く出たことで知られ、これによって第一次世界大戦が早く終わったと言われてもいるようです。これ以降では香港インフルエンザやソ連インフルエンザなどが挙げられます。

 

2009年型と合わせて、一連の流れに気付いた方もいるかと思います。パンデミックを起こすと、その後季節性のものとなって流行を繰り返しているということです。上述したように近年では香港型と2009年型がA型では多く、2009年型はソ連型に変わって増えたものです。

 

誰も抗体をもっていなかった状態から抗体をもつ人が多くなり、ウィルスの型のマイナーチェンジや抗体の低下によって再び流行するということです。この繰り返しがパンデミック後には起こり、そして上述した10~40年周期で新型が出ているということですね。

 

WHOの流行分類と対策

新型インフルエンザに対しては、WHOで感染拡大の防止や被害の軽減のため様々な指診が示されています。流行の分類もその1つで、流行段階が6つの段階に分けられています。

 

第1段階は、動物の体内に人に感染する可能性のある新型ウィルスを検出している段階です。第2段階ではこの新型ウィルスの感染可能性が高まった状態とされています。ここまでは、人への感染は認められていない状態です。

 

第3段階では、人でも新型ウィルスへの感染が認められますが、人から人への感染拡大はないという状態です。そして第4段階では人から人への感染拡大が認められるとされています。しかしこの段階では感染拡大は小さいものに留まっているという状態です。

 

第5段階になると人から人への感染も増え、徐々に感染が拡がっていきパンデミックの危険性が高い状態とされています。そして第6段階はパンデミックの発生している状態で急速に拡がっている状態です。

 

対策の基本となるのは感染を封じ込めることで時間を稼ぎ、ワクチンを作ることとされています。ワクチンの開発は季節性インフルエンザへの対処の延長線上にあるということです。

 

上述したH5N1型は現在は第3段階とされていますが、第4段階に足を突っ込んでいるとも言われているようです。

 

 

普段から抵抗力をつけておくこと

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新型インフルエンザの病態やパンデミックについて紹介してきました。誰もかかったことがないということは、自身の免疫しか最初は頼るものがないということです。手洗いうがいはもとより、生活習慣を整えて抵抗力を高めておきましょう。

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編集部:ミモー

編集部:ミモー

美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

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