つらい腰痛対策には、マットレス選びが大切!何も考えずにマットレスを買うのと、しっかりと腰に良いマットレスを買うのでは、毎日の痛みや腰の重さがずいぶん変わってきます。マットレスと腰痛の関係やマットレスの種類、そして腰痛に良いマットレスの選び方などをしっかりチェックしましょう。

マットレスと腰痛には関係があるの?

腰痛とマットレスにはどのような関係があるのでしょうか?テレビや雑誌、ネットなどでも「腰痛に良い!」と言われるマットレスは数多くあります。腰痛の原因や寝起きに腰が痛くなる原因などを考えると、マットレスと腰痛の関係が見えてきますよ。

腰痛になる原因は

腰痛になる原因は非常にさまざまです。特に最近多いのは猫背などの姿勢の悪さと、脂肪が多く筋力が弱くなってしまうこと、そして仕事中に長時間同じ体勢でいるということが原因としてあげられます。また立ち仕事や歩くことが多い仕事、力仕事など、腰に負担のかかるような仕事をする人も多いでしょう。

血液の循環が悪くなっても腰が痛くなる

腰周辺には太い血管が集まっています。特に骨盤周辺の血行が悪くなることでも腰痛は起こります。血行が悪くなることで筋肉がこわばり、疲労物質がたまってくることで腰痛が起きてしまうのです。

寝起きに腰が痛くなるのはなぜ?

寝起きに腰が痛くなるという人も多いと思います。これは長時間同じ体勢を取っていたこと、ベッドや敷き布団が体をうまく支えられずに腰に負担がかかっていることが理由として挙げられます。

寝返りがうまく打てていない

寝返りは寝ている間に多く打ちすぎても疲れが取れませんが、全く打たなくてもよくありません。合わない寝具で寝ていると何度も寝返りを打つことになってしまい、熟睡できず疲れが取れないのです。また寝具との相性が悪く寝返りを打ちにくいということもあります。その場合にはずっと同じ体勢で眠ることになり、体の特定の部位に集中的に体重がかかってしまいます

寝具の体圧分散性が良くない

仰向けで寝ている際には、頭・肩甲骨周辺・尻・かかとの4点に集中的に体重がかかっています。そのため、この4点の圧力をうまく分散させないと首や腰に負担がかかってきます。そのため朝起きたときに腰が痛いと感じてしまうのです。寝具が寝ているときの体にかかる圧力(体圧)を分散させる性能を「体圧分散性」といいますが、最近では耐圧分散性が高く、前述の4点にかかる圧力をうまく逃してくれる寝具があります。

腰痛対策にマットレスが重要な理由

それでは、腰痛対策にはマットレスが重要だと言われるのはどうしてなのでしょうか。その理由を見ていきましょう。

1日の3分の1近くは睡眠時間

成人の理想的な睡眠時間は7時間から8時間と言われています。つまり1日のうち約3分の1は眠っている時間なのです。男性の平均寿命は80歳程度ですが、80年のうち26年間は眠っているということになるのです。そう考えるとよりよい睡眠環境を整えることは起きて活動しているときと同じように大切なのです。昼間起きているときに腰のケアをするのと同様に眠っているときのケアをするためには、睡眠中に体を支えるマットレスの選び方が大切なのは当然ですね。

理想的な睡眠時の姿勢・体勢は

立っているときや座っているときに「良い姿勢」があるのと同じく、眠っているときにも理想的な姿勢があります。首と背骨がS字のカーブを描いている姿勢が最も理想的な睡眠姿勢であるとされています。首と腰が前に、背中が後ろにカーブを描いているのがこの姿勢です。簡単に言うと「立っている姿のまま横になって眠る」というのが睡眠姿勢の理想形です。ですが、マットレスの耐圧分散性が悪かったり、硬すぎたり柔らかすぎたりするマットレスを使ったりすると、理想的な睡眠姿勢になっていないこともあります。

柔らかすぎるマットレス

肩甲骨とお尻が沈み込みすぎるため、背骨がきれいなS字カーブを描くことが出来ず、歪んだ睡眠姿勢になってしまいます。

固すぎるマットレス

肩甲骨とお尻に集中的に体重がかかってしまうため、寝返りの回数が増えたり、腰や首の筋肉が緊張するために筋肉が休まらないという事が起こります。

マットレスの種類とは

近年の寝具の発達により、マットレスの種類も多様化しています。あまりに種類が多いため、どのようなマットレスを選べば良いのか悩んでしまいますね。マットレスの種類を整理しておくことで、それぞれのメリット・デメリットもチェックしておきましょう。

スプリングタイプマットレス

いわゆる通常のマットレスは中にスプリングが入っています。スプリングタイプのマットレスにも「ボンネルコイルマットレス」「ポケットコイルマットレス」「高密度連続スプリングマットレス」があります。

ボンネルコイルマットレス

ボンネルコイルマットレスは最も安価に購入できるマットレスです。固めの寝心地で、通気性も良いというメリットがありますが、コイルが連結しているため、揺れるのが気になる人もいるかもしれません。

ポケットコイルマットレス

コイルを一つずつ小さなポケットに入れて並べているのがポケットコイルマットレスです。それぞれのコイルが独立しているため、体の沈み方がピンポイントで、体にフィットした寝心地です。価格がボンネルコイルマットレスより割高です。また、体重が重い人は沈み込みすぎる感覚を受けるかもしれません。

高密度連続スプリングマットレス

ホテル等で採用されているのが高密度連続マットレスです。体重が重くても沈み込みすぎることが無く、耐久性も高いというのがメリットです。ただしかなり固いことがデメリットでもあります。

ウレタンマットレス

最近ではウレタン素材のマットレスが非常に人気です。高反発マットレス低反発マットレスがありますが、それぞれにメリット、デメリットがあるために注意が必要です。

低反発マットレス

体重をかけると沈み込み、放すとゆっくりと戻るのが低反発マットレスの特徴です。体圧分散性は非常に高く、沈みこんで包み込むような寝心地のため、寝心地重視の方にはおすすめです。ただし沈み込みすぎるために寝返りが打ちにくいというデメリットがあります。体重が重い方はオススメできません。また、スプリングタイプのマットレスよりも通気性が悪いというのもデメリットです。

高反発マットレス

体重をかけると低反発マットレスのように沈みますが、沈み込みすぎることがなく、適度な反発力で体を支えてくれるのが高反発マットレスの特徴です。寝心地では低反発マットレスには劣りますが、体圧分散性は高く、理想的な睡眠姿勢を保つことが出来ます

腰痛対策出来るマットレスの選び方は

腰痛対策ができるマットレスはどのように選べば良いのでしょうか。

腰痛に良いマットレスの固さは

腰痛に良いマットレスは柔らかめよりは固めの方が良いと言われます。ただし固すぎるだけでもよくありません。体圧分散性が高く、適度な固さを持つマットレスがおすすめです。

腰痛に良いマットレスの素材は

スプリングマットレスでもウレタンマットレスでもそれぞれに腰痛対策が出来る物があります。スプリングの場合はポケットコイルマットレスならば体圧分散性が高いです。ウレタンマットレスの場合は高反発マットレスが良いでしょう。体圧分散性と腰痛対策という点においては、高反発マットレスがダントツです。ただし通気性のことを考える場合はポケットコイルマットレスに軍配が上がるでしょう。高反発マットレスの場合はベッドパッドのように今使っているマットレスに敷くことが出来るタイプもありますので、手軽に導入できるのが魅力的です。

マットレスは腰痛対策の基本!体に合ったマットレスで気持ちのよい朝を迎えよう

マットレスを選ぶことで腰痛の症状を改善することができ、快眠することで疲労もしっかり取ることが出来ます。体に接するものですから、マットレス選びは慎重にしたいものですね。しっかりと体にあったマットレスを選び、寝ている間も腰痛対策をしてしまいましょう。

The following two tabs change content below.
編集部:ピンク娘

編集部:ピンク娘

学生時代は自分の容姿に自信が持てなく、人前に出るのが苦手でした。でも今は色々な美容を学び、逆に「自分を見て♪」と思えるようになった26歳のライターです。