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病気

喫煙する人もそうでない人も!知っておきたい肺がんのこと

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肺がんはがんによる死亡原因の部位で1位

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肺がんとは、肺の細胞の一部が何らかの原因によってがん化したものです。肺から酸素を取り入れて全身に送っているという特性があることから、肺がんは全身に転移しやすく、また全身から転移してきます。また、肺がんと言えば切っても切り離せないことの1つとして喫煙が挙がるでしょう。

肺がんは罹患率と死亡率ともに40代以降で増え始め、歳を重ねるごとに増えていきます。がんによる死亡で部位別にすると肺がんは第1位となっています。男性が女性の2~3倍多いようです。

そんな肺がんとはどのようなものなのでしょうか。病態や治療などと併せて、リスクやステージ分類、予後などを紹介していきます。

 

肺がんの病態とリスク

肺は胸にあって酸素や二酸化炭素などのガス交換を行っているということはみなさんご存知でしょう。肋骨に収まっている形で左右にあり、右は上葉・中葉・下葉の3葉から構成され、左は心臓の左心室が大きいことから上葉・下葉の2葉で構成されています。右肺と左肺の間は縦隔と呼ばれ、心臓や食道、大動脈や気管が中にあります。

口から吸った空気は咽頭や喉頭を経て気管に入り、左右の肺に分かれている気管支を通って肺に届きます。肺の中では細気管支というさらに枝分かれした細い管を通って最終的には肺胞という小さな部屋に行きつきます。ここで酸素や二酸化炭素のガス交換が行われます。気管支から肺に入る部位を肺門、細気管支や肺胞が存在する部位を肺野と言います。

肺がんはこれらの気管や気管支、肺胞のどこかで細胞ががん化してしまうことを指します。

 

肺がんは小細胞がんと非小細胞がんという分類があり、小細胞がんは肺門部に起こりやすく喫煙との関連が大きいとされています。非小細胞がんには大細胞がんや腺がん、扁平上皮がんが含まれます。大細胞がんは肺野に多く、進行が早いため見つかったときにはかなり大きいということもあるようです。腺がんは女性に多く、これも肺野に起こりやすいとされています。症状が出にくいことも特徴のようです。扁平上皮がんは肺門部に多く、喫煙との関連が大きいとされています。

これらの分類や後述するステージによって治療方法が変わってくるということです。

 

肺がんのリスクとして挙げられるのが喫煙ですが、上述のように喫煙が関連するがんは肺門部に起こりやすいという特徴があります。扁平上皮ではその他の分類に比べて10倍以上ものリスクになるようです。受動喫煙の場合でも、たばこの煙に触れない人に比べて30~40%リスクが上昇するとされています。欧米ではたばこが原因による肺がんが90%とも言われており、日本でも男性の70%程度、女性の20%程度がたばこが原因で肺がんになっていると言われています。

 

肺がんの症状としては、咳が長く続いていたり呼吸に伴ってぜいぜいといった音がする、息切れや声の掠れである嗄声などが挙げられています。痰に血が絡むこともあるようです。

しかしこれらの症状は他の呼吸器の疾患でも起こるためわかりにくいとされています。

肺門付近にがんがある場合にはこれらの症状も出やすく、肺野の部分にがんがある場合には症状が出にくいようです。

では次は、肺がんの検査とステージについてみていきましょう。

 

肺がんの検査とステージ

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肺がんが疑われた場合にはレントゲンやCTなどの画像検査が行われ、異常な所見がないかどうかやリンパ節の腫れ、胸水の有無などが確認されます。さらに精査が必要な場合には気管支鏡や胸腔鏡などを用いて視覚的に観察します。細胞や組織を採取して生検することもあります。また、胸水や血痰などを調べることもあるようです。

他の臓器への転移が疑われる場合にはMRIや超音波検査、シンチグラフィーなども行われるとされています。

 

肺がんも大きさや拡がり、そしてリンパ節や遠隔への転移の有無によってステージ分類がされています。順に挙げていきます。

 

ⅠA期  腫瘍の最大径が3cm以下で、リンパ節への転移がない

ⅠB期  腫瘍の最大径が3~5cmもしくは3cm以下で臓側の胸膜に拡がっているが、リンパ節への転移はない

 

ⅡA期  腫瘍の最大径が5~7cmでリンパ節への転移がない、あるいは腫瘍の最大径が3~5cmもしくは3cm以下で臓側の胸膜に拡がっており気管支周囲や肺門リンパ節に転移がある

ⅡB期  腫瘍の最大径が7cm以上で胸壁や胸膜・横隔膜・心膜などに拡がっているもしくは主気管支への拡がりが気管分岐部から2cm未満でリンパ節への転移なし、あるいは腫瘍の最大径が5~7cmで気管支周囲や肺門リンパ節に転移がある

 

ⅢA期  縦隔の組織にまで拡がっていて気管支周囲や肺門リンパ節に転移がある、あるいは腫瘍の最大径が7cm以上で胸壁や胸膜・横隔膜・心膜などに拡がっているもしくは主気管支への拡がりが気管分岐部から2cm未満で縦隔のリンパ節に転移がある

ⅢB期  縦隔の組織にまで拡がっており、縦隔のリンパ節に転移があるもしくは反対側の肺のリンパ節や首のリンパ節に転移がある

 

Ⅳ期   肺の中の別の場所や脳、肝臓、骨などに転移があり、胸膜播種や悪性胸水がみられる

 

胸膜播種とはがんが胸膜の中でばらまかれるように拡がっていることを指し、悪性胸水とは胸水の中にがん細胞がみられることを指します。

 

これに加えて、小細胞がんではがんが片側の肺と周囲のリンパ節に留まっている場合を限局型、それ以上進行したものを進展型と分類しています。

では次は、肺がんの治療と予後についてみていきましょう。

 

肺がんの治療と予後

肺がんの分類は種類とステージ分類によって決定されます。基本的には他のがんと同様に外科手術や放射線療法、抗がん剤などを用いた化学療法が併用されます。

 

ⅠA期~ⅡB期まででは外科手術と放射線療法による治療が選択されるようです。ⅢA期ではそれに加えて化学療法も行われます。ⅢB期では手術は行われず、放射線療法と化学療法の併用、そして緩和ケアも行われるようです。Ⅳ期まで進むと化学療法と緩和ケアのみしか選択肢がないことが多いとされています。

がんが小さいうちは手術で切除し、がんの拡がりが大きくなると手術ではとり切れず放射線療法がメインになっていくということですね。ⅢB期以降では全身に拡がっているケースもあり、症状や薬の副作用に対する緩和ケアが行われるということです。

 

上述したように肺がんは全身に転移しやすく、また全身から転移してきます。

肺がんの場合はリンパ節に転移があるかどうかが予後に大きく影響するようです。5年生存率はⅠ期で83%程度とされていますが、Ⅱ期に入ると半分を下回り49%程度とされています。

Ⅲ期では23%程度、Ⅳ期にいたっては5%程度です。リンパ節や血流を介して全身に転移していくと手のつけようがないということですね。

 

受動喫煙に要注意!

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肺がんとはどのようなものなのか、病態や治療などと併せて、リスクやステージ分類、予後などを紹介してきましたがいかがでしたか?肺がんの発症には喫煙が非常に深く関わっています。喫煙している人だけでなく、その周りで受動喫煙という形で身体に取り込んでいる場合も肺がんの発症のリスクになるので注意しましょう。たばこの副流煙は直接煙に気を付けるだけでなく、衣服などにも残っているとされているので注意が必要です。

分煙化が進んでいますが、吸わない人にとってはできる限り避けたいものですね、自分の近くで吸っている人がいたら衣服を払うと良いようです。また、喫煙者の人も吸った後には自分の衣服を払うなどして対処すると良いでしょう。

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編集部:ミモー

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美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

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