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腰痛の診断に使われる徒手でのテストを覚えてやってみよう!

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腰痛で病院や接骨院に行った際に、身体をあれこれ動かして検査を行ったという経験がある人はどのくらいいるでしょうか。休めば楽になるという場合は心配にはならないと思いますが、長引いていたり繰り返し痛くなるような場合にはヘルニアなど腰痛関連の疾患なのかもと心配になることもあると思いますし、それでも、なかなか時間がとれないときには通院も難しいでしょう。

 

そんな時に自身でも検査してみると判断材料の1つにできます。もちろん確定診断はドクターにしてもらわなければなりませんが、徒手でのテストを覚えることで受診するかどうかの材料にしましょう。徒手テストの方法について紹介していきます。

腰痛における疾患は様々な情報をもとに判断される

腰痛の徒手テストについてみていく前に、整形外科などでの診断の流れについてみていきましょう。後述する徒手テストでは、腰椎椎間板ヘルニアが疑われる場合や腰部脊柱管狭窄症が疑われる場合などに行ってその結果で判断するものもありますが、そのテスト単独で診断されることはありません。

 

まずは問診などで症状など身体の情報を集め、次いで視診や触診、テストなどによって所見をとっていきます。神経の圧迫が疑われる場合には筋力の検査や知覚の検査、反射の検査も行い、どの部位で圧迫を受けているかの推測も立てられます。

 

そして必要であればレントゲンやMRIなどの画像検査も行い、これらの結果をもとに診断が下されるということです。徒手テストだけで診断されるわけではないということを覚えておきましょう。

腰痛の徒手テスト①SLRテスト

腰痛の徒手テストでまず挙げられるのは、SLRテストと呼ばれるものです。Straight leg raisingの頭文字をとったもので、下肢伸展挙上テストとも呼ばれます。他にはラセーグ徴候という場合もあります。

神経への影響をみるテスト

SLRテストは、仰向けに寝て膝を伸ばしたまま脚を挙げていくテストです。自身で行うこともできますが、他の人に挙げてもらって力を抜いている方がより正確でしょう。この肢位をとることで、脊髄から坐骨神経にかけて伸張される力、簡単に言うと神経に引っ張られる力がはたらきます。

 

神経に引っ張られる力がはたらくことによって、腰椎椎間板ヘルニアで神経に圧迫がある場合や坐骨神経痛などで神経の通り道に障害が起こっている場合には症状が出るということです。個人の柔軟性にもよりますが、70度以下で痛みが出る場合や左右差が著明な場合には陽性とされます。

 

腰部からもも裏などにかけて筋肉の柔軟性が失われていると70度までいかない場合も多いので、普段の症状が再現されるかどうかという点が重要です。普段の症状でない痛みの場合は単純に筋肉が伸ばされ過ぎて痛いということが考えられますし、SLRテストで陰性の場合は神経の関与している可能性は低い腰痛ということになります。

バリエーションがある

SLRテストにはバリエーションがあります。痛みが出た角度から少し下げたところもしくは、痛みなく70度まで上がった場合にはその角度でつま先を甲に近づけるように足首を曲げます。この方法はより力が入るので、自身でも症状が再現される場合もありますが他の人にやってもらう方が良いでしょう。

 

足首を曲げて症状が再現されれば陽性となり、これはブラガードテストと呼ばれます。足首を曲げることでより神経が伸張されるということですね。

 

もう1つ、ブラガードテストを行う肢位で脚を反対にもっていきつま先も反対に向けてひねるようにして行う方法もあります。ボンネットテストと呼ばれ、坐骨神経痛でもお尻の部分の梨状筋に問題があるかどうかが主にみられます。

 

この肢位をとることで梨状筋によって神経に影響が出ている場合には症状が再現されるということです。膝を曲げて行う方法もあり、1人で行う場合には反対の床に膝を付けるイメージで行うと良いでしょう。

腰痛の徒手テスト②ケンプテスト

腰痛の徒手テストで次に挙げられるのは、ケンプテストと呼ばれるものです。神経への影響をみるテストとしては同様ですが、より細かく推測することができるテストでもあります。

荷重状態でのテスト

SLRテストは寝た状態で行うこともあって、腰椎などには荷重がかかっていない状態での検査です。一方ケンプテストは立った状態もしくは座った状態で行うので、腰椎などには荷重がかかった状態での検査となります。

 

立位もしくは座位で身体を側方に傾け、傾けた方の斜め後ろを見るようにさらに身体をひねるようにしてみましょう。少し身体を反らせるようにひねることがポイントで、このとき腰椎には側屈と伸展という動きが起こっています。反対も同様に行いましょう。

 

ケンプテストの場合も単純に痛いかということでなく、症状が再現されるかどうかやしびれが出るかどうかといったことが重要です。いつもと違う痛みで、その痛みのみの場合は陰性となります。

ヘルニアにも種類がある

一口にヘルニアと言っても、ヘルニアを起こしている部位にも違いがあります。ケンプテストを行って、曲げた方と同じ側に症状が再現されたりしびれが起きた場合には外側のヘルニアが、曲げた方と反対側に症状が再現されたりしびれが起きた場合には内側のヘルニアが考えられるということです。

 

外側のヘルニアとはヘルニアが脊髄から枝分かれした神経根の部分で身体の外側に出ているものを指し、内側のヘルニアとは神経根の部分より内側、つまり身体の中心よりに出ているものを指します。内側ヘルニアの場合には手術となることが多いようです。

 

また、ケンプテストの肢位で腰椎にピンポイントに痛みが出る場合には、椎間板の損傷や腰部脊柱管狭窄症が疑われるとされています。

腰痛の徒手テスト③パトリックテスト

腰痛の徒手テストでは、パトリックテストが行われることもあります。腰痛に関連する疾患をみるものではありませんが、腰痛の原因がどこにあるのかをみていくときに使われます。

股関節の状態をみるテスト

パトリックテストでは、仰向けに寝て片膝を立て、そのまま外に倒していきます。股関節に問題がある場合は痛みが出たり、自然に倒していくことができません。足首を反対の膝に乗せて行う方法もありますが、どちらも同様に判断していきます。

 

このテストでは、腰椎に影響は及ぼさないとされているので腰の問題の場合は症状を呈しません。つまり陰性の場合は股関節などが関与していないということになり、腰の問題が疑われるということですね。

バリエーション

パトリックテストの股関節の動きは屈曲・外転・外旋・伸展というパターンのため、それぞれの英語であるflexion・abduction・external rotation・extensionの頭文字をとってファベレ(Fabere)とも呼ばれます。その反対に、内転と内旋方向に動かすファダーフ(Fadirf)と呼ばれるテストもあります。

 

どちらの場合も股関節に痛みが出る場合には股関節の問題が疑われますが、股関節というよりは後ろ側であるお尻に痛みなどの症状が出る場合もあります。この場合には仙腸関節という骨盤の関節が問題になっていることも疑われるということです。腰痛の原因も、腰そのものにある場合や股関節にある場合、骨盤にある場合など様々ということですね。

まとめ

腰痛の診断に使われる徒手でのテスト方法について紹介してきましたがいかがでしたか?挙げてきたものをやってみることで受診した方が良いかどうかの材料にできます。ただし、冒頭でも述べたように確定診断はドクターにしてもらわなければなりません。すべて陰性だったとしても、長引く場合は一度は受診してみるべきでしょう。

 

テストの精度などもやはり経験が重要なので、自身で行ったテストで陽性や陰性といった結果を真に受けすぎないようにしましょう。あくまで参考というスタンスで、疑わしい場合には早期に受診してしっかりと検査してもらうことが大切です。

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編集部:ミモー

編集部:ミモー

美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

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