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病気

白血病は不治の病ではない!早期受診でしっかり治療を受けよう!

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白血病とは

白血病は血液のがんだとよく言われます。白血病とは正常な白血球が作られなくなってしまう状態で、白血球のもととなる芽球のときにがん化がおこり白血球に似ているが白血球の機能は十分果たせないという未熟な白血球が異常に増えてしまう疾患です。このことから白血病と呼ばれています。白血病のどこが問題かというと正常な白血球が減ることで免疫などの機能が落ちるのはもちろんですが、異常な白血球が増えすぎることで血液中に赤血球や血小板など他の血液成分の存在するスペースを奪ってしまうことです。このことが原因で赤血球が不足した症状である貧血などや血小板が不足した症状である出血しやすいなどが起こってしまいます。白血球の問題が血液全体の問題に発展してしまうのです。

この白血病の原因ははっきりとはわかっていないようです。日本では原爆投下後に増え始めたことから放射線の影響が考えられています。また有機化合物や抗がん剤が誘因となって起こる場合もあるようです。有機溶剤のトルエンやベンゼンなどを聞いたことがある方もいると思います。

この白血病は不治の病というイメージで、発症したら遅かれ早かれ命を落とすというイメージをもっている人が多いのではないでしょうか。しかし白血病もしっかりと治療の効果が出せれば決して治らない疾患ではなく、治癒や寛解に至ることができます。もちろんがんの1種ですので発見が早い方が良いというのは当然のことです。早期に治療を開始することで治癒や寛解に至ることができるように、白血病について病態や治療などを理解しておきましょう。

 

白血病の種類

白血病はその経過や機序から大きく4つに分けられます。発症からどんどん症状が進行していく急性と、徐々に進行していき自覚症状がないことも多い慢性の白血病で、機序としては骨髄由来かリンパ球由来かによって分けられています。急性骨髄性白血病・急性リンパ性白血病・慢性骨髄性白血病・慢性リンパ性白血病の4つです。

このうち慢性のものには他のがんと同様にステージがあり、慢性骨髄性白血病では上述したように血液中にどの程度未成熟の白血球があるかによって慢性期・移行期・急性転化期に分けられています。慢性期では血液中の10%以下とされて、症状に乏しいとされています。移行期には10~19%、急性転化期には20%以上となって、占める割合が増えれば増えるほど症状も強くなるとされています。急性転化とは慢性に経過していたものが突然急性の経過をたどることで、どんどん進行していくことから生存率が極端に下がり10%程度とされています。慢性リンパ性白血病では血液中の割合に加えてリンパ節などの腫脹により病期が決定されるようです。ステージ0からステージⅣまでありステージⅠではリンパ節の腫脹が、ステージⅡでは肝臓や脾臓の腫脹が基準のようです。ステージⅢとⅣでは血液中が未成熟な白血球で占められることによって赤血球や血小板の減少による症状が出ます。

急性の白血病は治療をしないと2~3ヶ月で死に至るとされています。治療を始めてもそのくらいで亡くなる方も多く、少しでも早期のうちに治療が開始されることが重要です。また慢性の白血病は症状に乏しいだけでなく、進行が緩徐な場合は治療適応とならずに経過観察のこともあるようです。ただし慢性骨髄性白血病の急性転化には常に注意が必要とされています。

余談ですが癌とがんは正確には区別されており、癌という漢字の場合は胃癌や肺癌といった粘膜などの上皮細胞の悪性腫瘍です。ひらがなのがんはすべてを含めた表記とされています。国立がんセンターや地方のがんセンターはすべてに対応しているのでひらがなということです。

 

こんな症状に注意!

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白血病の症状で気をつけなければならないのは3大症状と言われる出血傾向・貧血・発熱です。あざができやすくなったり鼻血が増えたり、歯磨きをしていて出血することが増えてきたら要注意です。血小板の減少によって止血作用がうまくはたらいていないことが挙げられます。また貧血は赤血球の減少による影響です。赤血球が酸素の運搬をになっているため数が減少すると酸欠状態になってしまい症状が出ます。めまいや耳鳴り、動悸・息切れなどが特徴的ですね。発熱は白血球の減少によるものです。普段の生活でも人間はウィルスや細菌に常に接触しています。それでも健康でいられるのは白血球をはじめとした免疫機構がはたらいているためです。しかし白血球の減少により免疫の機能がうまくはたらきにくくなり、少しのことで疲れやすくなったり風邪を引きやすくなったりします。皮膚の荒れや痒みが出やすくなったり、口内炎ができやすくなるようです。この他には全身の倦怠感や体重減少、関節や骨の痛みなどが起こるとされています。

ここに挙げた症状は1つ1つをみれば他の疾患でも起こる症状で白血病に特異的に起こる症状ではありません。しかし3大症状がそろっているなど当てはまるものが多ければ早期に受診した方が良いでしょう。何もないことがわかればそれで良いですし、もしくは他の疾患がみつかるかもしれません。また上述のように白血病であれば少しでも早く治療が開始できた方が良いのです。慢性の白血病では自覚症状がない場合もありますが、少しでも心配になったら医療機関を受診してはっきりさせると良いでしょう。

 

白血病の検査と治療

上記の所見がみられたり、血液検査などで白血病が疑われた場合は骨髄検査を行います。骨髄液や骨髄細胞を検査することで白血病のタイプや病期を判断します。治療としては抗がん剤による化学療法がメインとなるようです。まずは白血病細胞が血液中にほとんどみられなくなる寛解状態を目指します。抗がん剤による副作用を抑える支持療法と併用しながら、白血病細胞を減らしていくということです。リンパの腫脹などがある場合には放射線療法も行われるようです。

また骨髄移植という方法もあります。白血病では正常な白血球をつくることができなくなっているので、その機能を骨髄移植によって取り戻すという考え方です。以前は骨髄移植のために白血病細胞は言うまでもなく、正常な細胞までもすべて死滅させた状態で移植することによって生着させやすくしていました。しかしすべてを死滅させてしまうことから身体に負担も大きく、心臓や肝臓、腎臓に基礎疾患のある人や高齢者では受けられないといった面もありました。しかし現在ではミニ移植という方法がとられることが主流になっているようです。ミニ移植とは患者の骨髄を破壊せずに、そこにそのままドナーの骨髄を移植する方法です。ドナーのリンパ球などによる免疫力によって患者の白血病細胞を抑えることができるとわかってきたため、身体に負担も少なく効果的な方法として用いられるようになったということです。以前のような大きな制限もないとされています。

以上のような治療によって寛解もしくは完全寛解、治癒を目指します。

 

症状に気付いたら即受診を

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白血病についてその病態や気を付けるべき症状、そして治療をみてきましたがいかがでしたか?白血病には絶望的な疾患というイメージがつきまといますが、決して治らない疾患ではないとされています。手遅れになる前に治療が開始されることが重要です。

特異的な初期症状がないのでわかりにくい面もありますが、上述した3大症状など気になったら早期に受診しましょう。白血病に限らず、すべてのがんで早期発見・早期治療は重要です。

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編集部:ミモー

編集部:ミモー

美容関連の専門学校で学んできた豊富な知識を記事にしています。私自身も使用しているコスメやサプリなどもご紹介していますので、お役立て出来ればと思います。

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